そんな目で「なんだか掃除機の縮尺おかしくない……?」と言わないでくれ


以前ここのあとがき(?)でDollのネタ(寝室・トイレ・風呂などが特に)がなくて
困ってると申したところ。優しいくろすけさんが掃除などどうかとご提案下さりましてねv
大喜びで飛びつかせてもらいました♪ くろすけさん、こんな場ですがありがとうございましたv
おかげさまで楽しくて写真沢山撮っちゃいました。ホントにありがたやなのですv

では早速、二人のラブラブ生活@お掃除回をお楽しみ下さい。
今回も首や手など関節の継ぎ目はクリスタで補正。
首まわりや手首など補正・追加修正頑張りました。


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆



牧と仙道のGW初日は、日頃はなかなかできない念入りな掃除となりました。


「……よし。これでこの部屋は……あ。そういえば捨て忘れていたな」



「廊下終わったよ〜。もう寝室に掃除機かけてもいい? え?! 牧さん何してんの?!」
「空のペットボトル落としちまったら、ベッド下に転がっていっちまったんだ」
「あらら。ベッドずらそうか?」



「いや……もうちょいで届くから、いい」
「そう?」
(これはまたいい眺めだね〜 でももうちょいご開帳〜
「ん。もうすぐ取れそうだ」
「頑張れ牧さーん
「おう。あ、取れた! ……ん?」

仙道は牧が体を起こす前に素早く掃除機をひっこめました。

「……お前、今なにかしてなかったか?」
「んーん? 何もしてないけど?」
「ホントかあ?」
「ホントホント。だってさ」


仙道は掃除機を放り投げると、訝しがる牧に飛びついて押し倒しました。

「今からちょっかい出すんだから
「突然飛びついてくるな、びっくりしただろ! 何だ急に!」
「だって〜魅力的なお尻をプリップリふって誘われたんだもん
「誘ってねえ! 気持ち悪い表現すんな!」




「ねえ、このままちょっと休憩しようよ。きゅ・う・け・い
「バカ言ってんな。避けろ。重い!」
「うわ、暴力反対!」



「脇腹グリッて押されてじんわり痛い〜アイタタタ」
「大げさに痛いフリすんのやめろ。腹を蹴られなかっただけありがたく思いやがれ」
「牧さんってばすぐ暴力で解決しようとする〜。良くないよそれ〜」
「人聞き悪いこと言うな。お前にしかしないっての」
「それって俺にだけ気を許してるってこと? バイオレンスな愛情表現は困っちゃうなぁ」
「俺を襲ってくるバカはお前だけだからだ。このうぬぼれ野郎が」



「ふざけてないで掃除の続きするぞ。ほら、さっさと起きろ」
「牧さんつれないにもほどがあるよ〜。ちょっとくらいソノ気になってくれてもいいのにさぁ」
「掃除で汗かいてるし、手も汚れてる。こんなんでヤル気になれるわけないだろ」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「じゃあさ、掃除終わってシャワー浴びたら問題ないよね?」
「だからなんで突然そんなに盛ってんだよ」
「突然じゃないよ。エプロン姿のあんたとヤりてえってけっこう前から言ってんじゃん俺」
「冗談じゃなかったのか……」
「けどなかなか機会がなくてさ。今日は掃除以外予定ないよね?」
「ないけど……。掃除に使ったエプロンでなんて」


別の角度からとった写真が見れますよん。

「大丈夫、そこは心配ご無用! ちょっと待って」
「ベッド下に物つっこむなって言ってんだろが」
「昨日入れたから大丈夫。食い物じゃないし」
「いや、そういう問題じゃなくて」
「そういや食い物で思い出した。たいやき買っておいたから、あとで食お?」
「お、いいな。ありがとう、楽しみだ」
「もちろん牧さんの好きなあの店のたいやきだよ〜」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「はい、これプレゼント! 色違いのエプロン! 洗い替え用に買っておいたんだよ」
「お前が使えよ。俺はめったに使わないから一枚で十分だって、前に言ったよな」
「聞いたけど、そのわりにけっこう使ってくれてるじゃん?」
「そうでもないと思うが……」
(うっ……このキラキラ満面のドヤ顔には弱いんだよ……チクショウ、可愛いなおい)
「実際今日! まさに洗い替えがあって大助かり!」
「お前のヨコシマな欲望だけだろ、助かるのは」
「そうでーす 俺の煩悩たっぷりつまったプレゼント、受け取ってね
「自分で言うか……。あとでもらうから、そこ置いといてくれ」
「はーい さあ、さっさと掃除終わらせちゃいましょー♪」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「牧さん綺麗好きだから念入りに寝室綺麗にしとこーっと。
 ……でもこの掃除機小さくて、腰が痛くなんだよな。中腰キッツイぜ」


ようやく掃除が終わって手も洗い、おやつタイムです。

別の角度からとった写真が見れますよん。
「お疲れ様。掃除のご褒美に、牧さんは二個食べていいからね」
「なんで四個買ってこなかったんだ? お前は一個でいいのか?」
「粒あん三個でラストだったんだ。俺はいいの。ご褒美はあとでたっぷりもらうから♪」
「……いただきます」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「労働のあとの甘いものはしみるね〜」
「あのな、たいやき代とエプロン代を俺が払うから、いつも通りでやるのはどうだろう」
「こういうのはお金の問題じゃないんだよ牧さん。野暮だねぇ」
「まるでお前が粋なこと提案してるみたいに言うんじゃねぇ」






掃除は大変だけど、スッキリした綺麗な部屋は気持ちがいいですよね。
おやつがすんだら、違う気持ちよさをたっぷり楽しまれることでしょう(≧v≦)



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すごく久しぶりに寝室を箱から引っ張り出したら、設置の仕方を忘れてました(苦笑)
小物もちょっと壊れていて修復してみたり。しまいっぱなしはホントよくないですね。

掃除アイテムに雑巾と掃除機を作成。掃除機はストローや発泡スチロール板とマステで本体を。
ゴミが入るカップはボールペンのキャップと、薬の錠剤が入ってるPTPシートを
薬を出してから切って、底に使いました。透明でサイズの合う素材探しは地味に大変でした。
サイズが仙道にはかなり小さいのはわざとです。最初はもっと掃除機大きかったの。
でも190cmが楽な姿勢で掃除かけれるのは変かな〜と、パイプ部分を短くカットしたのでした。



湯呑は陶器オーブン粘土で作成。戯言コーナーで制作過程をちょっと報告してました。

ザラザラとした陶器粘土で形成し、オーブンで焼いて、削って磨いたのがこの写真↑。
白いのは試しで薄く白絵の具を塗ったもの。けっこう陶器らしいですよね。
この写真の中央の2つに色とニスを塗って湯呑にしました。
同じ大きさにしたくて、大きかった紫の湯呑を更に削って小さくしてから撮影に使用。
けっこう苦労したけど……色をぬると石膏粘土で作ったものとあまり変わらない出来かも。
それなら今後は、扱いやすい石膏粘土で作ろうかななんて思っちゃいました。

今回の初お披露目の市販品はたいやきとザル。かなり昔にジャンク品として安く購入したの。
とても良い造形で、あんこ少な目(笑)だけど立派なたいやきで可愛いくてお気に入りv

そうそう。目立たせられなかったけど、トロフィーも今回初お披露目です。

この二人ならきっとバスケ関係は沢山トロフィーや賞状など沢山もらってそうですよね。
でも多すぎてかえって飾らないかもしれないから、これは滅多にもらうことのない競技で
もらったとか、二人共同でもらったとかかなぁ。一個だけというのが妄想がふくらみますな。
なんて、実際は私が一個しか持ってないから沢山飾れないだけなんだけど。わはは〜☆

くろすけさんのおかげで大変楽しく妄想がはかどりましてね。今回は鍵をお持ちのお嬢さんズには
前半の内容は同じだけど、途中から全く違う会話&写真の回をご用意できちゃいました。
しかもその後の……おっとこれ以上は見てのお楽しみv
ドールのネタは引き続き募集してますので、浮かんだ方はメルフォか拍手コメ宜しくですv

先日部屋片付けで工作の材料を整理してみたら、けっこうたっぷりありました。
なにかまた、ちょっと大きい物でも……なんて思ってみたりみなかったり。←オイ;
これからも遊んでいきますので、気軽に感想もらえると嬉しいでーすv(*^v^*)




< 追 記 >

一個しかないトロフィー。これは何のトロフィーなのかは、上記の通り私は深くは
考えてなかったんですよ。それをなんとありがたいことに、くろすけさんが考えて下さりまして。
しかもそれがすっごい萌え設定&仙牧会話で素晴らしいんですよ!
ええ、梅園の性格上、これほどの萌えを独り占めなんてできやしませんぜ。掲載許可強奪成功!

まずはくろすけさんが下さった萌え設定をご紹介しますv
このトロフィーは仙道が個人的に獲った賞であり、牧は仙道が獲ったことがとても嬉しく誇らしいものなの。
それって二人の愛の結晶ですよね……萌えトロフィー///←設定だけでメロメロキューな梅園///
そんな激萌え設定を念頭に置いてから、以下の
くろすけさんの設定&仙牧会話を梅園がSS仕立てにしたコラボSSをお楽しみ下さいv
(これは今回の掃除回よりもっと前のおはなしです)

 寝室のドアが僅かに開いて、廊下に光の筋が引かれていた。
 何気なくドアを開くと、また牧がトロフィーのホコリを拭きとっているのが見えた。
 その表情までは伺えないが、頬のほんのりとした曲線や丁寧な手の仕草から、仙道の脳裏には牧の柔らかな表情が浮かぶ。
 驚かさないように存在をしらせるべく、少し足音をさせながら牧の横に並んだ。
「掃除ありがと。拭くのメンドイでしょ、それ」
「いや、別に」
 想像以上に優しい瞳でトロフィーを磨く彼の口元は、ふわりと柔らかく上がっている。磨くことでトロフィーをもらった経緯を、よりくっきり思い出しては心の中でも輝かせてくれているようだ。
 もらった本人の何倍も喜んでくれるのは、面映ゆいながらも嬉しくはるけれど。牧さんだって多くの、仕舞ったままにしておくには惜しい賞状やトロフィーなどが沢山あるというのに。
「これ置くなら牧さんが獲ったのも並べとこうよ」
「俺のはいらん」
「え〜。お互いのひとつづつとか良くないすか?」
「二つもくどいからいらん」
 棚の上に戻す牧の満足そうな横顔は、ピカピカなトロフィーにも負けないほど誇らしげだ。
 腰に手をあてて眺める様子からも、これがいいんだと思っているのがストレートに伝わってくる。
「まぁ……いいすけど……」
 少し熱を感じる頬を見られないように、仙道は早々に寝室から立ち去ることしかできなかった。


こちらをクリックすると、くろすけさんが下さったセリフがわかりますよv

くろすけさんの素敵な妄想のおかげで、たった一個のトロフィーが、
仙道が獲ったことが何より嬉しい牧と、牧が喜ぶことが何より嬉しい仙道を表していると知れました。
お互いへの深い愛がこのトロフィーなのだと、思わず熱い涙が……尊い!!
くろすけさん、掲載許可&コラボ許可をありがとうございましたv