そんな目で「いくら久々のXmas回だからって写真多すぎじゃないの……?」と言わないでくれ


もの凄く久々のクリスマス回です。なんと2012年以来ですよ。ワオ☆
そんなに前にやった気がしない……。9年前とかそんな前でもない自分の
感覚に歳を感じた今日このごろです。そりゃ一年が早いわな(笑)

2012年のMSM DOLLの頃より家具や小物も随分増えたな〜と。
人形の顔も今よりだいぶ下手だし。工作面でも成長が感じられて
今回も首や手など関節の継ぎ目はクリスタで補正。
なんとなく嬉しくなりました。また何か作りたくなりましたわ。

首の継ぎ目やTVの画面等々、補正・追加修正・加工を頑張りました☆
ではでは、男夫婦ののんびりクリスマスを楽しんで下さいv


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆



仙道の両親が旅行にいくため、牧&仙道家では猫のてまりを二日前から預かっています。
知らない家で見知った顔は仙道だけなので、てまりは仙道にべったりです。
牧が来ると人見知りのてまりは、すぐにソファの下に隠れてしまいます。
てまりに遠慮して、牧は帰宅しても居間には長くいないようになってしまいました。

そうして迎えた二人と一匹のクリスマス。
キッチンでいつもより華やかな食事を終えると、また牧は自室に籠もってしまいました。
仙道は居間に料理の残りとお酒を用意してから、牧を居間へ誘いました。
牧は「俺がいるとてまりがのびのび過ごせないだろ」と難色を示しましたが、
「もういい加減てまりにも慣れてもらわないと。あと三日も預かるのに。俺が限界だよ〜」と
仙道は強引に牧をソファに座らせると、自分の膝にてまりを乗せました。


「……怖がってはいないみたいだな」
「うん。ゴロゴロいってる。ね、もう牧さんいても平気なんだよ」
「お前の膝の上だから安心なのかもな」
「実家じゃ俺がいてもこんなに甘えてこないんだけどね」




「知らない場所だから当然だろ。あ、よじ登りだした。全然じっとしてないな」
「まだ一歳半……人間にすると20歳くらいだから元気いっぱいだよね」
「20歳か。もっと子供な感じに思えるが、立派に成人なんだなてまりは」
「あはは、立派かどーかはわかんねーけど」




「確か生後七ヶ月で避妊手術したって言ってた」
「生後七ヶ月でか! それって人間にしたら何歳くらいなんだ?」
「10歳くらいだったかな? あ、落ちるぞおまえ」
「やっぱり立派な成人だ。今日からてまりさんって呼ぶかな」
「牧さんの方が年上なんだし、呼び捨てでいーって」(笑)




「なんか俺がいても普通に活発で良かったよ」
「うん。だからもう牧さんも居間でくつろいでね。俺、寂しくてさぁ」
「わかった」
「あ、そうだ。ちょっと待ってて」





(寂しかったか……お前にはてまりがいたくせに。俺は一人だったんだぞ)





「デザートご用意しました〜。お歳暮でもらった牧場アイスだから絶品間違いなしだよ」
「ん? 何だかでかくないか? もっと小さいカップだったような」
「2カップ分をどんぶりに入れて形成したから。小さいのチマチマ2個食うよりいいでしょ」
「ああ、食いでがあっていい。随分綺麗に盛ったな」
「うまいもんでしょ。牧さんにはチョコバニラ。俺はマカダミアナッツ味。はい、どーぞ」




「サンキュ。いただきま……あれ? またいない……」



少しして仙道がてまりと戻ってきました。


「ほれ、てまりにもおやつ。寝る前だから少しだけな」
「あー……俺たちばっか飲み食いしてるもんな。お前は気が利くなぁ」
「デザートの間くらいはてまりに静かにしてて欲しいだけだよ」



別の角度からとった写真が見れますよん。
「あれ? もうアイス食い終わっちゃったんだ。牧さんアイス食うの早いもんね」
「あ、うん。美味かったよ。流石名のあるところのアイスだな。後味が全然違った」
「うんうん。後味で上質かどうかわかるよね〜。はい、あーんして」
「え。いや、いいよ。俺は自分の分、全部食っちまったし」
「チョコバニラなんて珍しくねーもん、いらないよ。
 マカダミア味はちょっと珍しくない? はい、あーん」
「あ、おい。てまりがお前のデイバッグに入ったぞ。いいのか?」




「いーよ別に猫の毛だらけになるくらい。はい、あーんして?」
「カコカコいってるぞ。吐くんじゃねぇのか? 晩飯の時に猫草食べてたし」
「うわー、待った待った! そこでゲロしないでくれー!」




牧はマカダミアナッツアイスを一匙食べると、残りを冷凍庫へ戻してきました。
ついでにお酒も持ってきて手酌酒をはじめます。

「……これであいつも使ったものはすぐ片付けるようになるだろう」




「いや〜まいった〜。でもほとんど毛玉だったし、急いで洗い落としたからシミにはなんねーと思う」
「良かったな。あ、お前のアイスは冷凍庫に入れておいた。持ってこようか?」
「喉乾いたし小腹減ったからサンドイッチでも食うかな。しまってくれてありがと、アイスは後で食うよ」
「お疲れさん。……毛づくろいしてる。てまりはお前の苦労もどこ吹く風だな」
「出すもん出してすっきりしやがってと思うけど、憎めないのが猫だよね〜」




(……あれ? なんか牧さん、ひとりで随分飲んでないか? ……悪いことしたなぁ)




「こんなとこに来て毛づくろいの続きか?」
「すっかり慣れた感じだね。もう触っても大丈夫じゃない?」
「それはまだいいよ……せっかく警戒心を持たれなくなったのに」




「あ、膝にのった。おい……急にどうした」
「手、舐めてるね。しっかりなついたから、もう俺がいなくても大丈夫だよきっと」
「……動物に避けられるとか、てまりが初めてだったからさ……なんかホッとした」
「あーそうだよね。牧さんって犬猫鳥、なんでも向こうからぐいぐい寄ってこられてるもんね」
「うん。人見知りの動物って今まで出会ったことがないから、正直困ってたよ」




「なんだ、ぐいぐい来るな。腕の隙間になんて何もないぞ?」
「猫ってなんでこんなに隙間とか狭い場所が好きなんだろうね」
「まったくだ」
「あーあ、ゴロゴロいっちゃってご満悦かよ。お前のせいで俺たちは大変だったんだぞ」
「主にお前がな」
「牧さんだって居間でくつろげなかったでしょ。このワガママお姫様にちょっと説教してやってよ」




「説教……教育は大事だな。てまり、よく聞きなさい。お前はこの家では居候なんだぞ?」
(ちょ、マジで猫に説教しだしたよ! 可笑しすぎる〜牧さんかなり酔ってんな〜)
「居候はもう少し遠慮をしないと。いくら可愛いからって傍若無人に振る舞ってはいかん」
(可愛いからってってどんな理由!? すげー可笑しいけど笑うとやめちゃうから耐えれ俺〜)
「可愛いは正義という言葉もあるようだが。我が家で可愛いのはお前だけじゃないんだぞ?
 可愛い仙道はこの家の住人なのに謙虚で……おい、てまり。起きて聞いてるか?
 えーと……可愛い男のバッグ……いや、床に落ちてるバッグにゲロはよしなさい……」
(ぐだぐだだよ! ひー、可笑しい! 録音したいけど席を立ったらやめちゃうよね。惜しい!)



仙道は笑いをこらえてプルプル聞いていましたが、牧は急に黙ってしまいました。


「……牧さん?」
「───」
「!? え、寝てんの!? マジで??」
「───」
「なんなのもう〜牧さんもてまりもいきなりガチで寝てる〜」(笑)




「お姫様抱っこしてあげたいけど、流石に同じウェイトはムリなんで。ごめんね」
「……んぅ?」
「引っ張ってあげるから起きて、牧さん。ベッド行こ?」
「……ここで寝る」
「ダメ、風邪ひきたくないでしょ。頑張って立って」




「うん、偉い偉い。じゃこのまま寝室まで一緒に歩こ? そんで今夜は俺のベッドで一緒に寝ようよ」
「……猫、来るだろ」
「大丈夫、ソファでぐっすり寝てるから。居間のエアコンかけっぱにしとけば、しばらくは寝室には来ないよ」
「……ホントか?」




「うん。ほら、猫を起こさないようにもう行こ? 一緒ならすぐ布団も暖まるから」
「うん……」
「結局今夜も寂しい思いさせてごめんね。お詫びに牧さん寝るまでぎゅってしててあげる」
「ん」








お猫様には誰も勝てません。てまりが来る前に二人とも熟睡できるといいですね。
Merry Christmas and Best Wishes for a happy new year.(*´▽`*)



☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


昔のクリスマス回の時は犬(今見ると下手すぎて大爆笑☆)を預かってましたが、
今回は猫です。ガチャガチャで猫フィギュアでいいサイズのがたまったので。
この調子でいくと次のクリスマス回に預かるのは鳥ですかね。←嘘(笑)

仙道がアイスはあとで食べると言ってる写真やその後の写真で
デーブルに仙道のアイス皿がテーブルにありますね……;
牧がアイスだけをゴロンとスプーンにのせて冷凍庫へ運……ぶわけもなく。
すみませんが、不自然ですけど気にしないで下さい。修正できない;

今回自作の新作はないですが、初お披露目は猫の別ポーズと
テーブルにあるキッシュ等の食べ物やお酒などです。
そうそう、仙道の左手を変えてます。接続がゆるくてポトポト落ちるんで、
急遽ジョーカーの左手をひっこぬいて仙道にぶっさしました。←やること雑!
色が全然違うのでフォトショで色変更しました。大変だった〜。
次の時まではどうにかしないといけません。困ったな〜;

なんでも来年秋くらいにメンズ素体がオビツから数年ぶりに発売されるみたいなんですよ。
1/6新男性ボディ『OBITSU30(仮)』というそうな。これは期待大です。
もし発売されたら2体買って、いよいよ二人のボディを新しくできちゃうかも?

今年は玄関という大物ができたけど、小物はあまり作れなかったなー。
最近のガチャやリーメントは梅園の財布ではなかなか買えないのもあるけど、
なによりサイズが1/12用が多くて、1/6愛用者には辛い。
それなら粘土でまた自作すればいいんだけど、老眼が……☆
もともとド近眼にド乱視(数年前からは緑内障も)とめちゃくちゃなんで、眼鏡愛用者。
その上からハ○キルーペをかけると、私の低い鼻が悲鳴をあげるんですわ。やーねーもー。
でも来年はなんとかしたいなあとぼんやり考えております。

こんなとこまで頑張って読んで下さった貴女へ、ささやかですけどオマケをご用意しました。
一枚写真が多い台詞違いバージョンです。(一番最後の写真をクリックしてね)
軽いエロ台詞ですがこの後の熱い二人を想像して、ほんのり温まってもらえると嬉しいですv

まあそんなこんなではありますが。来年も楽しく続けたいと思っております。
よければ来年も引き続き、一緒に楽しんでいただければ幸いです(*´人`*)