そんな目で「そんなに作ってたのならもっと更新できたんじゃない……?(2回目)」と言わないでくれ


最近は新作小物などあまり作ってなかったなーと思い立ち。
久々に服を二枚作りました。それ以外にも今回は新作沢山です!
あと、妙なオマケページも作りました。

では早速、二人のラブラブ生活をお楽しみ下さい♪
枠線がついている写真はクリックすると別角度の写真が見れますよん。


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外出していた牧が帰宅しました。


「ただいま。美味そうな匂いだな。何作ってんだ?」
「おかえりなさーい。遅かったすね。お歳暮でもらった冷凍中華セットの肉まんや焼売を蒸してんだよ」
「今夜は中華か。寒いしピッタリだ」
「でしょ。それにいい加減食っちまわねーと、賞味期限ヤバイしさ」



「それよか随分な大荷物だけど、何か買ってきたの?」
「レジに並んでたら安売りワゴンに見つけてさ。見てるうちに欲しくなって……」
(照れてる牧さん可愛いな〜♪)
「珍しいこともあるもんだね。なんだろ?」
「ガキっぽいもんなんだけどさ……一緒に使おうぜ」



「おお〜! でっけえガチャ! これ、まじで使えるやつじゃない?
「うん。飾りじゃなくて実用なんだ。それで欲しくなっちまってさ」
「ん? 回んない。あ、金入れないと出てこないのか。本格的〜」
「遊べて、ついでに小銭貯金もできていいだろ。 ガキの頃、欲しいのが出るまで
 回させてくれって親にせがんでも、絶対三回以上やらせてくれなくてなぁ」
「欲しいの出るまで回すと、逆にすっげー高くついたりするしねぇ」



「今日から回し放題だね……お〜、出た。しっかりした作りだなー。何だろこれ、チョコ?」
「ガム。賞味期限は来月まで。考えたんだけどさ、この中に晩飯のメニューを書いた紙を入れるのはどうだ?」
「牧さんメニュー考えんの嫌いだもんね。まあ俺も得意じゃねーけど。でも材料が家になかったらどーすんの?」
「あー…そっか。いいアイデアだと思ったんだけどなぁ」




「……前の晩にガチャして、翌日の仕事帰りに材料買って帰るようにしたら使えるかも」
「頭いいなお前!」
「だけどメニューの数がカプセルの数に限られちまうし、気分は洋食〜とか和食〜とかの時には使えないような」
「……頭いいなお前。やっぱ使えねぇか……。ダメだな衝動買いは」


少々落ち込んだ顔で水を飲む牧が可哀想で、仙道は一生懸命考えます。

「…………あ。別の使い方閃いた、けど。どうかな……うーん」
「お? 聞かせろよ」
「セックスの体位とかヤる場所とか使う道具を書くの。これなら家にあるものだけでできるよ」
「一瞬でもお前に期待した俺がバカだった……」
「設定書くのもいいかも。『ジャンケンで勝った人が警察、負けた人が犯人で尋問言葉責めプレイ』とか?」


別角度からの写真が見れますよん。


「なー、このセイロ、開けてもいい?」」
「いーよ。それ、牧さんの分の肉まん。俺はもう自分の先食っちゃった。腹減って」
「俺も腹減った。おー、まだホカホカだ。俺も食おー」




「牧さんも腹減ってるんなら、ちょっと早いけど晩飯にしちゃおうか」
「肉まん、ほかほかで美味い。食ったら作るの手伝うよ」
「いーよ、あとはレトルトのラーメンつけるだけだから。あ、でもテーブルの上、片付けておいて」
「了解」



「どれも美味そうだ。立派な晩飯だな〜。いただきます」
「いただきます。俺のは広東麺。牧さんのは担々麺。半分食ったら交換しよ」
「こんなに沢山を短時間で……お前は凄いなあ」
「褒めてくれて嬉しいけど、全部レトルトだから。ラーメンの具材もパウチであっためただけだし」


「春巻なんて久々に食うな。……うん、美味い。あれ? なんでお前の春巻一本少ないんだ?」
「中まで火が通ったか確認ついでに食っちゃった。焼売、エビがたっぷりで歯ごたえがいいよ」
「焼売なんてお歳暮の中にあったか?」
「焼売は清信さんからもらったお土産。賞味期限長いから、ここぞの時にとっておいたの」
「あー、あれか。確かに今夜のメニューで出さなかったら、いつが「ここぞ」だって話だな」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「うーん……なにかあのガチャの有効活用方法はないものか……」
「だからぁ、俺のさっき提案した、今夜のセックスお題でいいじゃないすか。
 あ。あんまん冷めてる」
「レンチンしたらいい」
「もー。俺、けっこう真面目に考えたのに、さっきから全スルーなんだから」



「牧さんはレンチンしないの?」
「しない。中の餡子はまだあったかいよ。……あ、俺も閃いた」
「え。なになに?」
「ゲンコツ・ヘッドロック・5分間連続説教・半日無視・トイレ掃除とか、おしおき方法を決めるのはどうだ?
 うん、我ながらいい案だ。どれも事前準備がいらない」
「え〜!? 回す楽しみがない〜!! なるべく回したくないから小銭貯金にもなんないよ」
「罰金徴収ってことで一回百円じゃなくて五百円にしよう。気を付けるようになるし、一石二鳥じゃないか」
「パートナー虐待はんたーい!! BOO BOO BOOOOO!!」
「なんでお前だけが回すことに自分で決めてんだよ」(笑)


仙道があんまんを食べ終えると、牧が棚からお菓子を出してきました。


「これ、やるよ」
「え、どうしたのこれ? なんでくれんの??」
「バレンタインチョコクッキー。皿洗いは俺がやるから、お前はそれでも食ってろ」



「ありがと……すげー嬉しいけど。随分可愛いね、これ。どこで買ったの?」
「手作りだ」
「ええっ?! いつの間に!? つか、お菓子まで作れるようになったんだ??」
「作ったといっても正確には、俺は用意されていた生地を型抜きして並べただけだが」
「どういうこと? 牧さんも一緒に食べようよ。食べながら話聞かせて?」
「じゃあコーヒー淹れてくれ」


牧は食器を食洗器へセットし、大きな蒸し器などは手早く洗ってしまいました。


「先週の日曜、喫茶店のバイトしただろ。あの日の帰り、店長が小学生の娘のバレンタイン用に
 チョコクッキーを作るのが面倒だとぼやいててさ。あまりに哀れだったんで、手伝ったんだ」
「なるほどね〜。今の子ってクラス全員でチョコ菓子交換とかすんでしょ、大変だよね〜」
「クラス全員ではないが、女子全員で、だそうだ。それにしても量が凄いから大変で可哀想になったよ。
 焼いたのを持ち帰ったら、今度は娘が全部ラッピングするんだと」
「バレンタインの意味から外れてるし、なによりそんな苦労したらバレンタインが嫌いになりそうだね」
「まったくだ。あ、そのピンクのクマは苺味。水色はただの着色料入りで、味はプレーン」
「このチョコクッキー、見かけに反して焼きチョコみたいで本格的〜。また来年、作ってくれる?」
「だから生地は店長が前日に仕込んでいたから、俺は作り方までは知らないんだよ。
 …………わかった。来年まで覚えていたら、習って作ってやる」






さてさて、ガチャにはどんなメモが入れられることやら。 それは二人だけが知っている♪
生活にちょっとしたスパイスは良いものですね(*^-^*)


* end *


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仙道はよくエロ系発言してますが、別に仙道が特別性欲が強いというのではなく。
牧があまり下ネタ系を喋らないから、自然と役割的にそうなってるだけで。
実際は二人とも同じくらいの性欲という、どうでもいい設定をお伝えします(笑)

今回の新作は二人のセーターと肉まん・あんまんです。
他、初出し市販品はガチャ・春巻き・胡麻団子・焼売・蒸し器・せいろ・トースター…
あとまだチョコチョコとありますが。とにかく沢山です!

牧のセーターは私の古いセーターで作りました。毛玉のない部分で(笑)
仙道のセーターはダンナの新品の靴下で。二足組で買ったはいいけど、
サイズが小さくてキツくて履けないから捨てるというのでね。

困ったのが首まわり。実は去年もダンナの靴下からセーターを作ろうとしたのですが。

生地が厚くて首元が上手く作れなくて、ボツにしたんですよ。
この失敗を踏まえ、今度はタートルネックにしようと、今年は首部分だけ
何個か作ってみて、やっとこ自分なりの及第点が出来上がったのでした。
ど、どうでしたかね。変というほどではない……よね?

肉まんとあんまんは樹脂粘土で作りました。手抜きなわりにそれっぽい気が。

台所を作って良かったなーと思うのが、食玩を沢山使えること。
まだお披露目していない食べ物系食玩もあるのですよ〜。
でも食べてばっかりもなんなので、今回はガチャも無理やり突っ込みました(笑)
このガチャ、すっごい可愛いし本当にツマミを回すと出てくるのが最高♪
もっと1/6で市販の食べ物系以外の小物販売が増えてくれたらいいな〜。

あ。そうそう。今回やっと、本物の陶器のお皿を数枚使いました。


やっぱり本物の陶器は風格が違いますよね〜。触るとうっとりしちゃうv
ちなみに購入した時の日記はこちら

最近ではらぶらぶな写真以外は写真加工が終わるとダンナに見せています。
作ったり買ったりした小物をこう使ったよ、という報告みたいなつもりで。
それで今回も写真だけ見せたわけですが。

「牧にエプロンさせたらいいんじゃない?」
「男の人で家でエプロンする人ってまれじゃない? ダンナもしないじゃん」
「俺はしないけど、皿洗いの時とかさせたらいいよ。どっちが男か女か知らないけど、
 エプロンしたらラブラブ感が出るんじゃないの」
「ラブラブ感……」;
「俺もアイデアでお手伝いしますよ。悠花の趣味を応援してるからね」

けっこう前に「一緒にお風呂に入れたらいい」とダンナが言ったから、
前回「一緒に入れてみたら皆さんも喜んで下さったよ」と伝えたせいでしょうか。
今回はラブラブ感を出すためのアドバイスをくれちゃいましたよ!
恋愛小説やドラマとか全く興味のないダンナが、ラブラブ感を考えるとは!!
しかもホモフォビアのくせに「男か女か知らないけど」と、
ダンナなりに受けと攻めまで考慮した発言をしたというのだから!!!
いやはや、感想というのは人をやる気にさせる魔法ですね。素敵っ☆

もちろん私も、感想とーっても励みになっております〜v
今年もなにかしら作って、続けていけたらいいな。頑張りまーす(*^-^*)ノシ

そうそう。季節はバレンタインですね。
ちょうど撮影を終わってセットを放置していたため、オマケでちょっこし
遊んでみました。お暇がありましたらこちらからどーぞv