そんな目で「大物作ったわりには写真少ないよね……?」と言わないでくれ


今回は大物新作ですよ!
男夫婦(笑)の大晦日です。どうぞ覗いてやって下さいな♪
※いつもの通り首のつなぎ目や関節部分はフォトショで加工してあります。


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29日が仕事納めだった二人。30日に買出しをして、大晦日の本日はおせちづくりをしております。


「湯が沸いたぞー。もう茹でていいのか?」
「お願いします〜。…あー、やっぱ例年通り、市販のおせちとオードブル買えばよかったかなー」
「今更そういうことを言うな。大体、お前が言い出したんだぞ。台所広くなったから二人でおせち作ってみたいって」
「そーだけど〜。重箱を埋めるってこんなに何種類も作んなきゃいけねぇとか、深く考えてなかったんだもん」



「それに二人分で食うつもりだったから、冷凍食品とか詰めてもとか甘い考えしてたからさぁ…」
「二人で食うには量があるし、こういうのは人数がいる方がいいだろ」
「まぁそーなんすけど。Jokerさんと元・奥さん、明日何時に来るんだっけ」
「11時半。ほら、できたぞ二色団子。これ詰めたら終了だろ、もうブチブチ文句言うな」



「うん。どれも美味そうだ。なかなかいいじゃないか。あとはJokerが飯物持ってくるって言ってたし」
「うっし。おせちとおかず作り終了〜! ビールで乾杯でもする?」
「飲んだらこのあとの大掃除が面倒になり過ぎるから、俺は今はいい」
「あー…。大掃除、今年はやめちゃいます?」
「水回りくらいはやろうぜ。ちょっとやるだけでも清々しい気分で新年を迎えられるから」



「そっすね。……お茶飲もうかな。牧さんは何飲みます?」
「いらん。さっき水がぶ飲みし過ぎた」
「こうして買出ししたりおせち作ったり、大掃除とかもさぁ。世のお母さんの大半は年の瀬が大変過ぎだよねぇ」
「まったくだ。これで父親や子供が後片付けや掃除を協力しなければ、そりゃ愛想つかされて当然だな」
「この風習もどうかと思うんすよ〜。大掃除して気持ちよく新年をってのもわかるけど、大変な時に大変なことしなくたっていいじゃん」




「正月三日目くらいの暇な時に家族全員でやる風習にすりゃ、もう少し精神的にも負担軽減になんのに」
「大掃除が相当嫌そうだな、お前。いいぞ、お前は休んでても。料理頑張ってたからな」
「風呂くらいやりますよ〜。あ、皿洗いもするから置いといて。牧さんに愛想つかされたくないし?」
「バーカ。…うん。煮物、いい味ついてる。…って俺、味見し過ぎだな。なんか腹減っちまってさ」
「鍋にまだ残ってるから、どんどん食っていーよ。昼飯、少なかったもんね」


トイレ掃除を終えた牧が廊下を歩いていると、風呂場にいる仙道から「牧さん、ちょっと来て〜」と呼ばれました。


「なんだよ。どうかしたのか?」
「いいからちょっと浴室見てよ。ビックリするから」
「びっくり…?」
「うわ!! びっくりした!!」




「いつの間に風呂場リフォームしてたんだよ〜気付かなかったぞ全く」
「実は梅園に『牧さん風呂好きだから、浴室リフォームしたら喜ぶと思うよ』ってトイレリフォームの後で言ったんだよね」
「犯人はお前か。まあ、確かに浴室が綺麗なのは気持ちがいいけど……凄いな」
「一部の壁を薄いグリーンにしたから風呂の椅子とかもグリーンにしたんだって」



「前の椅子とか古かったもんなそういえば。今度は棚とかタオルかけとかあって便利そうだ」
「今風の浴室にしてって言っといたんだ。いいよね、棚があると」
「で、お前はなんでそんな恰好してんだ?」
「俺もまさか今日完成とは思ってなかったから、濡れてもいいように大掃除スタイルになったんだよ〜」




「浴槽が少し縦長になったから、前よりは足を伸ばして入れるよ。幅は前と同じだけどね」
「そりゃいいな。洗い場も棚が出来てるし、前より広々使えそうでいい」
「トイレの次が浴室だと思ってたのに、頼んでもいない台所リフォームだったからさぁ。
 浴室はないのかと思ってたんだ。こんなことならもっと注文つけときゃ良かったすよ」
「十分立派じゃねぇか。何が不満なんだ? ……あ、わかった。言わんでいいぞ」
「え〜。言いたかったのに〜」(笑)



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やっと浴室が完成しました!! いやー完成まで長かった〜!!
今回もTOTO様の「システムバスルームペーパークラフト」を拡大して作成しました。
トイレを作った時も壁や床を作るのが大変で嫌になったけど、浴室も同じくらい大変でした;
浴室の床・壁はもちろんのこと、引き戸+壁の存在を後から気付きまして。
作ったことがないので試行錯誤で四苦八苦。なんとか開閉できるように作りました。

湯船以外はsazanaのWタイプ。湯船はFタイプで作成。
でも見てお分かりのように、棚と小物置き以外はペーパークラフトの設計を使ってません。
特に水栓やシャンプーボトルなどはお手本がなくて大変だった〜。

あ、でも。一番大変だったのはやっぱり湯船。
最初は拡大したペーパークラフトを厚紙に写して組み立てたんですがね…っと。
説明しだすと長くなるのでここでは割愛。DOLLは好きでも作成について興味のない方も多いと思うので。
しかし私個人としては何事も作成秘話や作成工程などが大好物。
なのでたっぷり別べージで語りました。興味のある方はこちらへどーぞ♪

浴室を組み立てているのを見たダンナが、「湯船、小さいね……いいの?」と言ってきて驚きました☆

「な、なんで? 小さくないよ? 一応、足をのばして入れるサイズだよ?」(動揺)
「二人で入れないじゃん。洗い場も二人だと狭いし」
「お、お、男二人なんだし、風呂は一人ずつ入るでしょ?」(更に動揺)
「まあそうだけど。てっきり二人で入れさせたいから作ってるんだと思ってたから」

今更そんな〜!! って感じでしたよ!!
ダンナはホモフォビアだから気を遣ったのに!!
「悠花がする人形遊びは応援してるから」って、作成する前に知りたかったですよ……トホホ。

これからはもっと遠慮せずに男夫婦の家をラブラブモードで作っていけますわ。
とはいえ。浴室がどうも納得いかない弱い作りとなってしまってしょんぼりなのと、
もう遊ぶのに主要な部屋関連全部作ったのでね。暫くは工作はしないと思います。
次はあるもので遊ぼうかな。まだお披露目してない食玩もあるのでね。
もし宜しければ、メールで感想下さいませv 元気出るので大変ありがたいでーす(*^▽^*)ノシ