5月のGW直前。ROKUさまより超絶レア物のプレゼントが梅園家にやってきました。
それは限定100体・NEO-GUY褐色ボディです!!
しかも褐色ボディ専用頭部と、食玩と私へのお菓子まで!!
しかもしかも、こんなに可愛いラッピングまでされていて、思わず写真撮っちゃいましたよ。ワオ☆
いただいたボディはもう通販も行われておらず、オークションなどにも滅多に出ない代物。
しかも貧乏梅園には「……入札すら出来ないっすよ(泣)」と指をくわえているしかない、プレミアついちゃってる商品です。
それがROKUさまのご厚意により我が家にやってきたというのですから、梅園の驚きっぷりは推して知るべし!!
いただいたメールには『褐色牧さん2号を作って下さいませ』なんて優しいお言葉付きですよ。おおお……!←感涙しきり
こちらが頂いたレア物の褐色ボディ&ヘッドです!!
褐色という色ではどうもないような……。これはこれで綺麗な色なのだけど、どちらかというと湯上り色な感じ?
赤褐色というんでしょうかね??初めてお目にかかれたレア物に感激ぶるぶる。
いや〜色っぽいです♪ 鼻血が出ないように股間の見えないポージングにしときましたよ。うふっふ〜v
こちらが頂いた頭部のアップです。ちょっと白っぽく写っちゃってますが。
初めて市販品の頭部を触りました。立派ですねえ! 細部までとてもよくできてます。
二重瞼がくっきりしてるし、眼球もきちんとゆるやかなカーブに掘られている。
私は耳を作るのが一番苦手なだけに、耳の精巧さにはうなりまくりですよ。市販品は凄いなあ!
お顔、かなり年上のようで額に皺があります。渋い!
当然ながらこのままでは髪型を変えたとしても牧とは顔のつくりからして別人。
上の写真からも分かりますが、頭部全体のサイズが微妙に小さい作り。
これ以上削ると小さくなり過ぎるし、鼻とかなくなっちゃう☆
削れないとなれば、粘土を盛るしかないですよね。
というわけで、まだまだ残っている石膏粘土と5色百円のアクリル絵の具をお道具箱
(単なるミニダンボール。サンドペーパーや子供の頃使っていた彫刻刀と粘土用のヘラ等が入ってる)
をいそいそと用意して作業開始♪
←こんな感じで作業。
立派な土台があるので作業はサクサク進みます♪いつもならいつの間にか曲ってしまっている鼻筋もまっすぐです。
これはいける。きっと牧3号よりもっと原作牧に近づけるはず。
─── とね。ワクワクで作業をしたわけですよ。大変大変いい気分で張り切っていたわけですよ。
でも、どうにも似ない。鼻筋も通ってるのに、何故かちっとも牧じゃない。3号どころの話じゃない……。
焦り戸惑う梅園。土台に薄く盛ったような程度の粘土なため、渇きは早い。
色を塗れば牧に見えてくれるはずだと、いただいたボディの色に合わせて色を作る(これが凄い大変☆ 同色なんて作れないよぅ☆)。
…とりあえず自分に出来る精一杯の色を塗ったら……塗ったで、もっと似てない(滝汗)
着色した状態のヘッドを見たダンナが、「色……どうも顔と体が同色じゃないせいか不自然だよ。もっと牧は黒いんだから、いっそ頭から体まで全身同色で塗りなよ。そしたら近づくよ」と助言。
でも小心者梅園は、「せっかくいただいたボディに追加着色なんて、プレゼントして下さったROKUさまに失礼にならないかなぁ……」と不安でやる気がでない。
すると、「似てない作品を作られるよりはよっぽど喜んでくれると思うよ。だって褐色の牧を作ってといってたんでしょ? このままなら牧でもなんでもないよ? 本末転倒じゃないの? 顔と体は同じ色が基本でしょ。体の色と同じ色を作れないなら、体も塗れば解決するんだよ」と。
ダンナの説明にそそのかされて、「この色が近いと思う? それともこっちかな?」と色の相談もして、決めた色を大量に作ってヘッドだけじゃなくボディにも着色しました。ボディはROKUさまがご自分の美麗牧サン(本当に美人なの!ガラスの眼も綺麗で!)作成の時に解体してたのを思い出し、私もどうせやるなら美しくしないとと、頑張って解体して着色&再組立。色も二度塗り。筆でチマチマ塗る(エアブラシとか持ってないのだ)ため、ボディ着色だけですごーく時間かかる。ダンナに「愛だね〜」と茶化されつつ脂汗たらして(上塗りするからにはROKUさまに納得いただける物にせねばと必死)二時間くらいかけたんじゃないかな。
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そうして苦労の末に出来あがったのは……
外 人 部 隊 ……!!
一人だから部隊という日本語を使うのは間違っています。でもどうしてもそう言いたくなる顔なんです!
誰あんた!? 絶対に「はははは」じゃなくローマ字で「HAHAHAHAHA!!」って白い歯で笑ってる!!
どう見ても日本人じゃない!! しかも口は笑ってるのに目が笑ってないっ怖っ!!
牧と重なるとこがホクロしかないってどういうこと?? 3号よりも最悪に似てないよー!!!
ダンナは一目見て、「お〜、家ん中に黒人の傭兵がいる。すっげー!! ぎゃはははは!!」と大爆笑。
こ、こんにゃろー……誰のせいでこんなになっちゃったんだよー!!
これなら最初いただいた色のままの方がずっと良かったぢゃないのよー!! どうしてくれんのよー!!(号泣)
ど……どうやってROKUさまに謝ったらいいんだろ。
何とか直して……直せるか分からないけど……(涙目)……やるしかない!!
涙を拭いて立ち上がった(気分はね)梅園、もう一度顔の塗料を全部はがし、粘土を少し盛り足してあちこち彫刻刀で削り頑張りました。
今できる精一杯を見て下されば、きっと優しいROKUさまは着色失敗も仕方ないと苦笑いしてくれるはず……!
そうこうして、やっとこすっとこ外人部隊から脱却を果たして出来あがった褐色牧ヘッド。
顔の作りは努力のかいがあり、なかなかマトモな部類。
なんたって目の位置がズレてない。鼻筋もまっすぐ。←最低限レベルと笑わば笑ってくれい☆
しかし、色は現段階では直せてません。
流石にボディをまた分解するのは怖いし(ネジが小さいのでネジ頭が壊れてしまいそうで)、
それに絵の具が再作成した頭部を塗ったら足りなくなっちゃったのです。
後日必ずやネジと絵の具を買って、塗り直します!!
塗りは完成してないけど、造形は終了したので、とりあえず。
せっかくだから塗りなおす前のブラックアメリカンの牧をお見せしたいと思います!!
どう贔屓目に見ても外人。アラブの石油王を地でいってる牧です!!驚きつつ笑って下さい!!
投石の用意ができてる方。頑張りに免じて、石を捨ててゴムボールを握って下さい。
ええ、梅園に「ふざけんなー!どこが牧なのよー!」と叫びつつ投げつけられる準備はできております。
あ、でもROKUさまとRUさまだけは石ではなく巨大岩石を抱えて準備されても結構です。
どんな罵声も厳粛に受け止めさせていただきます!!
絶対に後日、もっとまともな色の牧をお目にかけますが、まずは馬鹿野郎な梅園を叱り飛ばして下さいっ☆
ブラックアメリカンな牧に耐える自信がない方、ここまで読ませたのに申し訳ないですが、ここから先は進まれない方が良いかと。
見る見ないはあくまでも自己責任ですよ! 例え成人未満の人も甘えたこと抜かしてはいけませんぜ!
ではでは、ゴムボールを握っていざ行かん。
途中経過の、インド人もビックリな肌色の牧が住むMSMドールの地へ!