そんな目で「こんな別人種な牧をわざわざ見せなくても……」と言わないでくれ


枠線のついてる写真はマウスを乗せると別の写真が見れます。
まずは何も言わず、肌色を間違えて塗ってしまった新・牧と仙道のアホアホ同棲生活をどうぞ!

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四日間の連休。仙道は三日間実家へ用事で戻っており不在です。用事もない牧は近場の海でサーフィン仲間とサーフィン三昧の日々を過ごし、帰宅しての一人湯上りタイム。


「たまには一人もいいもんだ。風呂上りに高級アイス食い放題なんて、見つかったら怒られるもんな♪」





※肩にかけているのはタオルです。
頭にしていたターバンが落ちたわけではありません。


たまの独身気分最終夜をご機嫌で満喫中。

「クリスピーサンドも、たまに食うと美味いな〜」




※腰に巻いているのは民族衣装ではありません。
  ただのバスタオルです。

片づけ中の仙道がみれますよ。

突然、玄関の鍵が開く音と、「あ、牧さん帰ってきてたんだ」という聞き慣れた声がしました。


「ただいま〜、用事早くすんだから一日早く帰ってきちゃった」
「お、お帰り……」
「うわ〜、凄い日焼けしたんすねえ!!別人かと思いましたよ!!」
「あ、うん。三日間とも晴天だったから」




※このアイスはMegaHouseの「おうちでアイス」の中古で250円でゲット♪



隣に腰掛けた仙道は牧の手元のアイスに気付きました。
牧は冷や汗が出てきます。

「……ふーん。一人でいいもん食ってますねぇ」
「……半分やろうか」
「いーえ。俺、クリスピーサンドは嫌いだから。遠慮しないで食べて下さいよ。とけますよ、ほらほら」
「……」
「おやあ? テーブルの上にもデッケェアイスのカップと小さいのとありますねえ?」

嫌いなら『いいもん』なんて言うなと言うに言えない牧は、黙々とアイスを食べました(苦笑)


テーブルの上のアイスまで見られてしまい、恥ずかしさに牧の顔は赤くなります。

「俺、今日帰るって電話したけど、携帯の電源切れてるみたいで通じなかったんですよ。だから俺の分のアイスを用意してくれてたわけじゃねーはずだよね〜」
「……ねちねち嫌味言ってないで怒ればいいだろ」
「えー? いつも、“風呂上りに服を着ないでアイス食うな、体を冷やしたらどうする”って言ってる人に、俺が何を言えばいいんすか?」
「日焼けし過ぎた上に熱い湯につかったから、湯冷めはそう簡単には……」
「そっかー。だからアイス三つも食うんですね。俺が服着て三個食べようとしたら、“腹壊すからやめろ”って言ってたけど、あれは俺が日焼けしてなかったからだったんですね。なるほど〜」





「悪かった、反省してます、ごめんなさい仙道様!!」
「あはは、冗談っすよ。いいじゃんたまには。怒ってなんかないっすよ 」
「お前の分も買ってあるから、一緒に食べよう。持ってくるよ」
「んな、気ぃ遣わんでいいのに」
「ただでさえばつが悪いのに、俺一人で高級アイス食うのは気が引ける。一緒に食ってくれ」




マウスを写真においたまま、クリックするとオマケが見れますよ。背後にご注意(笑)

歩き出した牧の肩からタオルが落ちました。

「おっと」
「!!!」


拾おうとした時、腰に巻いていたバスタオルまでもが……。


慌ててバスタオルを拾おうとした牧でしたが、仙道が先にそれを奪い、牧のお尻をがっしりと抱え込みました。

「日焼けしたとか言ってたけど、あんた誰だよ! 俺は騙されねーぞ!」
「何バカ言ってんだ! バスタオル返せ! あっ、バカッ、やめろ!!」
「日焼けで黒いならケツは白いはずだろ! こんないい色したケツがあってたまるかよ! チクショウ、いいケツしやがって!!」
「どこ触ってんだテメェ!! うっ、や、この野郎っ……っあぁあっ、揉むなっ!!」
「本物の牧さんは俺がいなくたって高級アイスを裸のまんま三個も食おうとしねーよ! 俺が隅々まで暴いてやる!!」
「俺だってたまにはハメ外すって! だあーっ!! 舐めんじゃねぇ!! あ、やだ、やめ……んんっ、ん……」
「……こ、この……色っぽい偽者め……っ、あだぁっ☆ うぐぐ……マジ痛ぇ〜」
「拳骨一発で済ませてもらっただけありがたいと思いやがれ!!」




貴女の想像力で画像を補って下さい(笑)

── すったもんだの末、着替えた牧は溶けてしまったアイスと冷凍庫に入れておいた同じアイスを取り替えてきました ──





「ハーゲンダ○ツは美味しいね」
「あぁ。……俺、そんなに黒いか?」
「…うん。あのさ、日サロとか行きました? ……心なしか顔も変わったような気がするけど、まさか三日の間にプチ整形とかしてませんよね?」
「んなことするわけないだろ……」
「そうだよね……。あ、でも俺の愛は牧さんの肌の色や顔の作りで変わるもんじゃないから安心して下さいね」
「後から美白化粧水とか買ってこようかな」
「買物付き合いますよ」
「……買わなくていいとは言わないんだな」
「………」
「………」




普通のバニラ味のアイスのはずが、
ちょっぴりしょっぱく感じた二人でした。


* end *


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仙道が疑っても仕方がないほどに色々と牧3号とは別人となっております(苦笑)

顔の作りは3号よりも原作に近づけた気がしますが、前髪がどうも。難しい……どうしたらいいんだろ。

笑うというよりは、あまりの黒さに度肝を抜かれたでしょうか……すいません!!
色を作った時や塗ってるときは全然こんなに濃いとは思わなかったんですよね。
なんでだろ……トホホ。これはこれで有りな色だとは思うんですよ。牧でさえなければ。

きくぞうに肩にタオルをかけた風呂上がり写真を送ると、
「何時間かかろうとも塗り直しな。これじゃタオルじゃなくてターバンを肩にかけたアラブの石油王だから。黒過ぎ!!」
と言われました。ひ、ひどい。でもネタにしたからいいけど(笑)

皆様、思う存分ゴムボールを梅園へ投げていいですよ☆
「よくも私の愛する牧をこんな真っ黒にしてくれたわね!」という苦情は拍手やメッセージフォームからどうぞ。
もちろんメールでたっぷり長々と貴女の牧への愛を綴って下さってもかまいません☆

これ以上ぐだぐだと言い訳は申すまい。とっとと塗り直しますよー!!
ROKUさま、RUさま、申し訳ないですがもう少々お待ち下さいませ!!(平身低頭)

次回、美白に成功、もとい。まともな褐色肌色の牧でお会いしましょう!!(ゴムボールを避けつつ脱兎)