Half moon.
(ニューヨークにて…)


熱かった夏…
あいつとであって はじめての夏だった

なにもいわずに 離れ…
なにもいえずに 別れ…

あの夏の日の 熱かった時代

ともに 過ごし…
ともに 闘い…
ともに ボールを追った…

ただひとつ…
同じものを目指し…

もう 二度と もどることはできない…
あの場所へ…
あの時代へ…
あのトキのオレたちへは…

駆け抜けていった日々…
燃えて…
燃えて…
燃えて…
振り返ることなど 思いもよらず…
ほかに何も考えることなどなく…

おまえには 理解できないだろう

オレの魂が おまえに 恋焦がれていたことを…

ゆうるりと 時をかさね…
ひそやかに 肌をあわせ…

それが オレののぞみだったなどと
おまえは 夢にも 思わないだろう

月明りの中…
置き忘れられたような デスクのうえ…
色褪せた オレたちみんなの 夢の跡の写真(かたち)
ファインダーを睨みつけるようにしているおまえがいる

いつか 恋人ができ
家庭を築いても…

オレの魂の行き着く先は
きっとおまえしかいないだろう

そうして オレは…

ひとり 時を数え おまえへの想いを紡いでゆく…

ゆうるりと…

ゆうるりと…

永遠にHalf moonのままで…




静かな雰囲気の流川もステキ☆しかもモノローグまでいただいちゃって梅園感激です。SHOUさんありがとうございますvvv