仙
「……っし。こんなもんかな」
牧
「上手いじゃねぇか。手際良いな」
仙
「え。そう?」
牧
「おう。見てたが、カッコよかったぞ。ラーメン屋店主みたいだ」
仙 「またまた〜」
牧 「いやいや、なかなか腰が入ってて様になってたぞ」




仙
「そ、そっかな」////
牧
「あぁ。……お、おい」
仙
「えへへへ」/////////
牧
「……そのへんにしとけ。乾麺になっちまうぞ」


なかなか丸一日の休日が重ならない二人が、やっと得られたデートの約束の前々日。
その日のデートは都合が悪くなったと電話口で謝る牧に、仙道は多大なる失望を隠して理由を尋ねた。
牧は世話になった友人がその日急用が出来てラーメン屋のバイトに行けないと困っていたため、
軽率に代打を引き受けてしまっていたと、申し訳なさそうな顔が目に浮かぶ声音で語った。
そこで「……皿洗いや食器下げなら俺もできます。給金いらねーんで、俺も一緒していい?」と
仙道が申し出たことにより、突如ラーメン屋バイトデート案が浮上した。
牧の友人が店長に問い合わせ、喜んで承諾されたと再三の感謝と共に聞かされたことを牧は前夜仙道につげた。
当日、初めて訪れたその小さな店に到着するなり、二人は店長に大変歓迎をうけた。
聞けば店長とバイト一人で回しているため、代打が来て、しかも二名もと喜びを隠せなかったそうだ。
丁寧に仕事内容を教わったのち開店。祝日なので客足は少なくはないが、牧と仙道はそれぞれ
あまり困ることも大きな失敗をすることもなく狭い店内や厨房を忙しなく立ち回った。
そうして客が引いた三時過ぎ。「すごく助かったよ、二人ともありがとう! 遅くなったけどまかないは
自分たちで好きなラーメン作って好きなだけトッピング載せてね。チャーシュー丼も
おかわり自由だから沢山食べて!」と店長は笑顔で二階の自宅へと行ってしまった。
そこで初めて、牧と仙道は自分たち用にラーメンを作りだした……というシチュ(長!)

更に追加設定で、仙道は最初髪型を崩さないようタオルを細く畳んで鉢巻をしようと
したけれど、薄いタオルでも流石に結びにくくて半分畳みでこんな頭に。
それを見ていた牧も半分に畳み、額よりだいぶ上までしっかり覆っております。
初めてのラーメン屋での一日バイトデート、牧は最初から上機嫌で仙道を無意識で褒めまくり、
仙道はやたら褒められていつも以上に上機嫌。しかもバイト終了時に店長が「二人分にしては
ちょっと少ないけど」と少し多めに入れてくれた給金をもらえたりもして。
「この金で次(のデート)は日帰りできる程度の、少し遠いとこにでも行こうぜ。
お前の行きたいところでいいぞ」なんて嬉しい提案が飛び出したり……
そんなどうでもいいことまで考えながら描いて、大変楽しかったです(笑)

参考画像はPAKUTASOで、人物は部分トレス、背景は加工&加筆。
PAKUTASOさんは面白い画像が沢山なので、また使わせてもらって何か描きたいな〜♪

二枚目は差分画像だけど、一枚目と設定をセットで楽しんでもらえたら嬉しいでーすv













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