仙
|
「Happy Halloween! 牧さんの衣装すごい立派〜。ちょっと刺激が強いけど似合ってるよ」 |
牧
|
「刺激? ……ああ、刀か。ハリボテだから軽くていいが、鞘からは抜けないんだ」 |
仙
|
「(そういう意味じゃないけど)うんうん。あ、このケーキ食えるんだよ、本物なの」 |
牧
|
「そりゃいいな。撮影終わったら食えるのかな」 |
仙
|
「そうみたい。ね、俺の仮装はどう?」 |
牧
|
「似合いすぎててお前とわからん。その衣装は楽そうでいいな。面倒なのはカツラくらいか」 |
仙
|
「撮影終わったらこの格好のままデートできたらいいのにね」 |
牧 | 「俺は嫌だ。片目をずっと瞑っているのはけっこう辛いし、お前の仮装も片目でしか見れねえ」 |
仙 | 「両目で俺の仮装見たいとは、可愛いこと言ってくれるねえ」 |
牧 | 「……そのニヤケた面はその仮装にピッタリだ」 |