仙
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「俺はあんたの体を考えて…………なんすか」 |
牧
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「別に? 続けろよ」 |
仙
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「……だから、その。えーと……治りかけの今を……」 |
牧
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「うん?」 |
仙
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「あの。とりあえずシャツのボタンをとめるかネクタイするか、どっちかにしてくれません?」 |
牧
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「そんなにクーラーきいてないぞ? 今年も残暑厳しいよな」 |
仙
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「あのねえ、わかってて言ってる顔だよねそれ。もう〜ずるいよ〜。こんなん話になんねー」 |