仙
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「随分かきあつめたね。もう十分なんじゃない?」 |
牧
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「なに言ってる。これからだ。こんなもんじゃまだまだ足りない。山にして埋もれたいんだから」 |
仙
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「俺のベッドなのにまだ足りないんだ。あ、その首に巻いてるの、昨日俺が着てたシャツ?」 |
牧
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「そう。これはなかなかいい具合に香ってるし肌触りもよくて気に入ってる」 |
仙 | 「そっか。なんだか民族衣装みたいになってて可愛いよ。……ね、ちょっとだけキスしてもいい?」 |
牧 | 「ちょっとなんてケチくさいこと言うな。溺れるほどしてくれ」 |