牧
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「どうした? そんなに見て」 |
仙
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「あ、ごめん。いや、あんたとそのチョコチップなんたらって飲み物が似合ってるなーって」 |
牧
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「似合わんだろ全然。真逆のことを考えてたんだろ、どうせ」 |
仙
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「なんで? 見た目すげー甘そうだけど、けっこう甘さ控えめなトコなんて、あんたにそっくりじゃん 」 |
牧
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「……お前の言うことには時々。いや、頻繁に混乱させられる」 |
仙
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「そうなの? 俺も次はソレ注文しよ。美味かったから。なんて名前だったっけ?」 |
牧
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「どうせ次の時まで覚えてられないだろ。俺が注文してやるよ」 |