「ごめんね、待たせて。店出る前にバタバタして遅くなっちまったんす」
「そんなに待ってないから気にすんな。駐車場まで少し歩くが、我慢してくれ」
「…………やっぱ迎えに来ねーでいいよって言えばよかった」
「なんだ、やけに気にするな。どうした?」
「こんなとこで待たせたくなかったな……って。あんまここ、治安よくねーからさ」
「だから来たんだ。酔っ払ってるお前がキレイなお姉さんにお持ち帰りされんようにな」
「!! カッコいー彼氏にお持ち帰りされて幸せっす」
「じゃあ、冷蔵庫に一個だけ残ってるプリン食っていいか?」
「どーぞどーぞ。帰る途中コンビニ寄ろうよ、奢るから好きなの沢山買って」



飲み会の三次会帰りの仙道を迎えに来た牧です。
三次会の途中、「あと一時間くらいで帰るから先に寝てて」と仙道がSNSで連絡したら、
牧が「今夜は冷えるから迎えに行ってやる」というので、甘えてみたのでした。
酔っていたのでその時は気にしていなかったけど、迎えに来た牧がライトのせいで
ちょっと別人に見えて、辺りを見回して改めて、こんなとこで待たせたなんてと反省するの。
そんなしょげてる様子に、牧が軽口で返してるというシチュです。またもや長!!(笑)


やったことのないタイプの色調に挑戦してみたので、それにあわせて
背景もSFっぽいのをアキ二号機様よりお借りして、少し色味を変えました。ありがたやv
塗ってみて思ったけど、私の絵柄にこういう色味ってホント合わないわ(笑)
しかもポーズもいつもと同じだし。……まあ色味が珍しいのでいいか。

絵をクリックすると別色の部分アップがみれますよん。















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