「もうすっかり晩秋だな。……どうした?」
「次はいつ会えんのかなって……」
「年内にもう一回くらい会えるだろ。そんなしけた面すんなよ」
「なかなか会えないもんだよね。遠距離ってほどでもないのにさ」
「……腹減ってないか? ラーメン屋でも行くか」
「もう〜。何か食わせときゃ俺がご機嫌になると思ってんでしょ。食うけど!」


会えたら制服が夏服から冬服に切り替わっていたことで、頻回に会えないことを
さびしく感じるも、触れられない二人というシチュ。
もっと会いたいのひとことが言えない仙道と、それをわかっていて確証のない約束は
出来ない不器用で真面目な牧。部活で忙しい学生は時間ないですもんね……。

夕暮れの少し前。ほんのり淋しさを感じはじめる時間帯を色で表現……したかった。無念☆
絵をクリックするともう少し時間が進んだ色味が見れますよん。

最初は牧だけ描くつもりが、牧の顔があまりに仙道を見てるような感じになったので、
急遽仙道を描き足してみました。だからポーズがおざなりですみません。

ネットで同じ話や同じ構図を何度もかいてしまうのは、その作者の定番の味。
秘伝のタレ(笑)なので胸を張ろうというのを見かけました。
なんかいいですよね、そういう前向きさや優しい受け取り方って。
というわけで、この構図何回も描いてますが、これもウチの味ってことでひとつ(笑)















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