そんな目で「頑張ったわりに派手さがなくない……?」と言わないでくれ


オマケの洗面脱衣所作成を語るページへようこそ!
今回はINAXのルミシスという洗面化粧台を参考に1/6サイズの洗面化粧台と棚を。
東芝の洗濯乾燥機ZABOONを参考に洗濯乾燥機を作りました。
壁一面収納棚は何も参考にせずなんとなく作成。←いいのかそれで☆
自分で作ってみようと思ってる方も、梅園の苦労をみてやろうという方もいらっしゃいませ♪
ほぼ泣き言みたいな感じですが、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいですv

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これが完成全体図。左は風呂場に通じているため、以前作った風呂場の壁と扉を使用。
右の扉は以前作った扉を使いまわし。といっても向きを変えるために壁は新たに作成。

初めて壁紙を購入(私にしては珍しく材料費を奮発。といっても千円しないけど)して
使ってみました。裏に糊付きタイプだったので、濡らして貼りつけたのですが。
伸びたり縮んだりとまさかこんなに扱いが難しいとは☆ ダンボールに貼ったせいもあり、
少し湾曲してます。だから壁と壁の間に隙間があるのです……トホホ。

洗面台の方の壁も壁紙を貼りました。上記を踏まえ、霧吹きで少し吹く少量作戦。
土台は発泡スチロールにしたので水の吸い込みもない。
そんな感じで二回目はけっこう上手くいったけど、それでもやっぱり少し縮むせいか
乾燥したら少し湾曲してしまう。これはもう次の課題ですな。まだまだたっぷり壁紙はあるので、
もっと勉強してから再チャレンジだ! ……ミニチュアなんだし、いっそ水使わないで貼るのも手かな?
(考え出すと実行してみたくてうずうず:笑)




これは洗面化粧台の途中経過。発泡スチロール板を切って、木目が印刷された少し厚手の紙を
切ってはせっせと貼りつけて「板」を作り、組み立て。
なんでこんな面倒なことやってるんだと、たまに我に返りつつも地道に頑張りました。
木製品に見えるといいなぁと思いながら(笑)


壁紙を貼った壁に作った棚は壁をくりぬいてはめ込み、洗面化粧台は接着させました。
何故棚をくりぬいてはめるなどという苦労をしたかというと。


このように左右へ可動する鏡を取り付けるためです。鏡はけっこう重たいので、棚を壁に
貼りつけるだけでは重量的に不安があるし、壁に洗面台をくっつけて支えさせて
安定感を確保したのでした。考えたでしょ、えへへ。

本当は今回のように棚でも家具でも壁に貼り付けた方が綺麗だし安定します。
わかっていながら私が極力接着しないのは、解体して収納できることに拘っているから。
富豪になってオタク部屋がつくれたら、全部しまわないで出しっぱでいられるのにな〜。

そうそう。洗面ボウルは豆腐が入ってるプラスチックの入れ物を切ってニスを塗り使用。
豆腐のケースを試す前は百均の小型のタッパや石鹸入れも試したのですが、
なかなかコレというサイズがない&底に凹みがあったりで、良いのを探せなくて。
豆腐プラに厚みをもたせるため、薄く切った発泡スチロールを巻いて、その上から白い紙を
ぐるりと貼りつけました。台所のシンク・トイレの手洗いボウル・湯船は今まで石膏粘土で
作ってきたため、その苦労を思うと簡単・綺麗な出来上がりに乾いた笑いが出てしまいました☆
蛇口などの金具は紙で作ってアルミホイルシールを貼って作成。



さてさて。奥に見えたるは洗濯機です。これねぇ、すーっごく作るのに苦労しました。
なにせ資料が少ない。しかも表面に金具を見せないで蓋を開閉させられる方法がわからない。
写真を横目に試行錯誤で作るため、使えない部品を作っては作り直しの繰り返し。
ミニチュア作家さんに開閉する作成方法を教えてもらいたい〜と、何度も唸りました。



まずは作れるところから作っていこう、手を動かしているうちに妙案が浮かぶさ!
などとここまで作り進めてみたものの。内蓋・外蓋を開閉させる策がやはり浮かばない。
すっかりやる気が失せてしまい、この状態でかなり長い期間放置となりました。

そうしましたらダンナに「そろそろ作業再開しないの?」と言われてしまいまして。
「だって本物の開閉の仕組みなんてわかんないし、作れないもん」と弱音を吐きましたらば。
「本物作ってんじゃないんだから。いつものやり方でやればいいじゃん」と。
私のいつものやり方といえば、デタラメ&それっぽければ何でもアリ。
「そうだね、動けばなんだっていーや」という、いつもの適当さが戻ってきたため、
滅茶苦茶なやり方でなんとか作れてしまいました。あはは☆



ではでは外蓋の開閉部分を暴露しましょう。
右の写真の赤丸でかこった部分。これが開閉の金具がわりになっている部分。
爪楊枝と厚紙とマステで作った蝶番です。これで開閉できるようになりました♪
手製蝶番が丸見えでは格好悪いので、紙で出来た細いカバーをはめこむと
左の写真のようになります。赤い矢印は境目をさしてます。一応隠せたつもり;

それと、頑張ったので見て欲しいのが、洗濯機の質感と前面のゆるいカーブ。
どうにか本体のツルツルでツヤピカのそれっぽさを出せないか悩みました。
粘土で作ってニスを塗っても相当粘土作成が上手くいかないと綺麗にカーブや平面は出ない。
そこで写真印刷用光沢紙で全面を化粧貼りしたのです! ナイスアイディアでしょv
ゆるいカーブを綺麗に出すため、紙を裏からしごいたり、貼りつける面の角にティッシュで
湾曲するようにしたりと色々頑張ったんですよ〜。それっぽいフォルムになり満足♪
ツルピカ光沢紙面に床などが反射してて、本物っぽい〜と一人で大喜び(笑)



内蓋は左右に虫ピン入りの発泡スチロールを噛ませて、蓋と本体を繋げました。
ちなみに内蓋を開けるとこんな感じ。



内蓋裏には厚紙を貼った上にビスのかわりにメタルパーツシールをペタリ。
銀色っぽい本体部分はお菓子の箱の裏紙。他、厚紙やマステで出来てます。
側面のゴミ取りが可愛く出来てお気に入り。底の部分は色鉛筆でそれっぽく描きました(笑)
最初は粘土で作ろうか迷ったけど、底なんて二度お見せすることもないかと思い手抜き☆
操作盤は印刷したものをペタリしただけ。これまた手抜きですみません;

え? もしかして蓋は手で支えないと閉まっちゃうんじゃないのって?
やあやあそのとーり。高級洗濯乾燥機は上部が斜めになっているのです。
そのため、ストッパーがないから支えがないと閉まっちゃうの☆
でもこれは大人の事情ということで、ここでしか触れませんので宜しくねv
どなたか見栄えよく簡易なストッパーの作り方教えて頂きたいなぁ。←他力本願☆


さてさてようやくラストの大物。壁一面の収納棚です。



これが全体図。190cmの仙道も驚く天井高です(笑) 
当初はこっち側は作る予定がなかったんです。上からしか撮影できなくなっちゃうから。
でもよく考えたら、ここ脱衣所なのに脱いだ服を置く場所ないよ?? と(笑)
そこで急きょ、お歳暮の黒い箱のリメイクしてみることに。




そのままでは強度が足りないので枠の内側に薄いダンボールを挟んでます。
白や木目の紙を貼って明るさや木製品っぽさを出したりと手を加え。
少々デザイン的な感じを目指してみました。ちなみに白い紙はカレンダーの裏(笑)
良い色合い&手頃な厚み&使えるサイズの紙がなくて家中探し回ったのでした。

楽して作ろうと思ったのに、けっこう手間かかってしまって。こんなことなら最初から設計して
扉とかつけたりし……てたらいつまでも出来上がらなかったですね(笑) なので、まあよし!


ラストは作った小物の紹介です。



黄緑の丸で囲ったものは、昔に購入したリーメントの中古品。他は全部作りました。
化粧水・歯磨きチューブ・スプレーなどは太めのストローが大活躍。
黄緑のコップは目薬の蓋の内側を削って薄くして活用。洗面台に置いてるうがい用コップも同様にしてます。
洗顔チューブの隣の細いスプレーはアイブロウの蓋にラベルを貼ったもの。
他、何かのキャップとか小さいものを切ったり塗ったり貼ったりで作りました。

写真下段中央付近の箱に入ってる変なのは、電動髭剃りと充電器の箱のつもり。

高級髭剃りの作りがわからないので、電気屋でパンフレット貰い、石膏粘土で作成。
三種のメーカーパンフを見て作ったせいで、どこ製品かわからないものになりました(笑)
写真じゃ見えないけど三枚刃です。


ドライヤーも石膏粘土で。先端はストロー、ボタンは爪楊枝のお尻(?)を塗ったもの。
柄は銀のボールペンで描きました。最近は便利な画材が増えましたね〜。




手前の機器は400円ガチャです。お値段に見合うとても立派な作りで惚れ惚れしますv
牧と仙道にも語らせてますが、BOSCHから出てる正規版ミニチュアなんですよv
奥右の洗濯洗剤の容器は以前、芳海さんからいただいた海外製ミルクのミニチュアを改造。
上部分を作り直して本体のシールをはがし、チラシから切り取ったラベルをペタリ。
いただいた小物をやっとお披露目できて嬉しいですv 芳海さんありがとうございますv
奥左の柔軟剤のボトルは紙と何かの細い蓋。奥中央のスプレー洗剤は石膏粘土で作成。


ミニチュア作成で面白いのは『再利用できるかな?』と捨てる前に一考し、試してみて出来た時。
だから「いつか何かに使えるかも」となんでもとっておくから廃品がたまり場所をとるんですよね〜。
きっとミニチュア作る人あるあるの困りごとじゃないかな(笑)

長々と説明や泣き言をたっぷり書いて満足しました。
ここまでお付き合いして読んで下さった方、ありがとうございます〜///
どうぞこれからも宜しければ、引き続き一緒にMSM DOLLを楽しんでいただきたいですv
気が向いたら感想を下さると、もれなく励みになり嬉しいでーすv(*^v^*)


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ここまで読んで下さった方へオマケのオマケ(笑)
  仙道がいない時にタオルの感触をチェック中の牧です。


(……ふかふかだ。香りもきつくないし、良い柔軟剤みたいだな)


もしも仙道がこの様子を見ていたらキュンとくるんじゃないかしら、なんてね。
服が同じのばっかで可哀想です……でも服作り苦手なんです;