シャワーヘッドを石膏粘土で作り、本体は少し硬い紙を丸めて中心を空洞に。手芸用の銀色の紐でヘッドと本体を
つなぐようにしてから、大昔に購入した台所用隙間テープというアルミテープの残りを全体に巻きました。
上のハンドル（？）部分は被せるように置いてるだけなので、左右上下と動きます。
素人の工作にしてはよくやったのではないかなーなんて、自画自賛。うふv

自画自賛できなかったといえば、シンクです。石膏粘土で作成。
これまた夢のエポキシ樹脂製の高級シンク風を作りたかったんだけど。トイレの手洗いボウルと違って
サイズが大きいから成形が難しいのなんの☆　どうしても内側のカーブがなだらかに作れない。
美しい曲線で滑らか〜な感じを作りたかったのに…。石膏粘土を盛って紙ヤスリや彫刻等で削って作る
手作業には限界がありました。トホホ。ルーター（電動削り器）があればなぁと道具が欲しくてしょんぼりでした。
それでも写真ではあまり凸凹が感じられないので……まあいいや。←諦めいいな☆

次に大変だったのは、キッチン本体に作ったシンクをはめ込むこと。
当たり前だけど私の技量ではピッタリと納まるサイズに粘土でシンクを作れるわけもなく。
乾燥で少し縮んだこともあり設置するとけっこうな隙間が…。仕方がないので隙間に紙をつめて、
上から白いマスキングテープを貼りました。その上からニスを二度塗りしてなじませて完成。
実は今でも、もっと他の手はなかったのかなとも思うけど。今の私にはこれが限界でした☆

そんなこんなで出来上がった本体の裏面はこちら。


裏からみると、ほとんどの引き出しが開閉可能なのがわかりますね。
それと大変ツギハギなのも…；　今回は材料不足でホント大変だったんですよ〜。
百均はすぐに販売をやめる商品がありますよね。私が使っている、両面に紙がはってある丈夫な
5mm厚の発泡スチロール板は今ではどの百均にいってもありません。ぐすん。
ないものは仕方ないので、あるものを使ったり、厚紙で代用したりと本当に大変でした。
今後はもうこれほど大物を作るのは材料不足でできないかも……なんて思ってもみたり。
ホームセンターにはデコパネという立派な板もあるけど……A3で税抜き320円もする；
私の作るものは工作おもちゃだから、そんな立派な材料で作るのは気が引けるんですよ…；；

ま、そんな裏事情はいいとして。吊り戸棚。本体組み立て＆扉作りと、ここまでは順調でした。


しかしここからが、どうやって扉を開閉させればいいのかわからなくて、大変難航しました。
実物は賃貸の我が家にもあるけれど、スライド丁番という金具は構造が複雑で自作できない。
試作を繰り返しても全く光明が見えず。泣く泣く写真↓のような作りとなりました。無念。




全ての扉は開閉します。でもとんでもなくコツのいる、作った本人以外は壊さないで開けれない代物…；
でもまあ、実物を人様に見せる予定もないので。私が注意して開ければいいや。あははは☆←ヤケ；

そうそう。写真でおわかりかと思いますが、磁石を使って壁に設置できるように作りました。
最初は壁に直接固定する予定でしたが、隠れ腐女子の梅園としては収納できないものは大変困る。
どうやって壁に簡単に設置できるか悩んで数日。磁石を使おうとアイデアが浮かぶも、
壁の発泡スチロール板に磁石はくっつかない。壁裏に鉄板を貼るとしても材料調達も大変…と悩んでいたら。
「壁を磁石同士で挟んでくっつけりゃいーじゃん」と天の声ならぬダンナのナイスアドバイスが！

それからは家にある強力磁石を使ってすぐできました。磁石に8mmも厚みがあるけれど、棚の設計ミスで
同じくらいのサイズが窪んだ状態で作っていたので問題なし！　怪我の功名ってこういうこと？(笑)
磁石設置なので高さも位置も自由自在。設置も楽で大成功♪　今後はもっと磁石を活用していきたいわv

換気扇は最新の薄型フラットタイプ。厚紙で作って銀のマスキングテープを貼りました。
カーブを作るのが大変だったけど、写真ではまあまあ見れる程度に仕上がったつもりです。えへ。
それにしても最新の換気扇は便利そうで、調べていると羨ましくなっちゃいましたよ(笑)

Doll写真で開閉してない扉を開けてみました。魚焼きグリルも地味に頑張ってるんですよ〜。


ただね、取っ手はボンドでくっつけてるだけの飾りなもので使えません。これまた開閉はコツがいるのでした☆
まあそれほど開閉させた写真を今後撮ることもないでしょう、ということで。あははは☆
ちなみに下から見るとこんな感じ。土台は木目調。これもね、あるとなしではかなり雰囲気違うんですよ〜。



そうそう。今回は扉表面を高級感のある質感にしたくて、カッティングシート（50cmで280円）を購入。
キッチン台以外はせっせとカッティングシートを切り貼りしました。色味は少しシルバーが入ったホワイト。
で・す・が。写真に撮ると違いがあまりわからなくて……ま、まあね。うん。自己満足だし仕方ないですよね(涙)
でもこんなことならもっとはっきりと違いがわかるラベンダーやダークレッドの方が…なんて今更言いません！
散々悩んでこの色にしたのだからいーのです！　MSM ROOMの男夫婦のキッチンがあまりに可愛いくても妙だし☆
…って、ここで十分言い訳をいって気が済みました。えへへ☆


設置して小物を配置し、やっとホントの完成。といっても小物はこれから徐々に増やさないと殺風景ですけども。


白い三段BOXは百均で一年前に買ったもの。やっと使えました♪
レンジにいたっては三年前にリーメントの中古で300円で買ったもの。当時はまさか台所を自分で作るとは
全く思ってなくて。ただレンジが精巧で可愛くて、使うあてもなく買ったのでした。やあ、使えて嬉しいです♪

製作費用は千円くらいかなぁ。家にあるものでほとんど作ったから700円くらい？
子供の頃に憧れたリカちゃんキッチンを越えたいと頑張ってみました。
正直、超えられたのかどうかはわからない（なにせ本物はプラスチック製で丈夫だしねぇ）けれど。
TOTOさんのおかげで、2015年の家庭用の実用デザインを作れたことで大変満足しております。えへへ。
子供の頃の梅園に教えてあげたい、大人の君は子供の頃の夢を自力かつ低予算で叶えたよ！　わははは☆

今回はあまりに大物で材料も不足したり、作り方を思いつけなくて大変難儀しました。
それでもどうにか投げ出すことなく、なんとか形になったのは
拍手やメールで『Dollの更新楽しみに待っています』と言って下さった皆さんのおかげですよ！（≧▽≦）
そして『MSM DOLLの二人をイメージして書きました。』といってきりこさんが小説を下さったおかげでもあります(*T▽T*)
あと、私が作成で煮詰まるとアイデアをくれたり、現物を見せに連れ出してくれたダンナもねv

思えば2008年にアクションドールの素体を買ってから始まったこのDollコーナー。
7年くらいやってんですね……うわー、自分でびっくりした☆
3年くらいで絶対飽きてやめると思っていたのにな〜。思えばもうすっかり長くなったもんですこのコーナーも。
先にも申しましたが、Dollをやってこれているのは、皆さんの温かい応援とダンナのおかげです。
どうぞこれからも宜しければ、引き続き一緒に楽しんでねv　そして感想ももらえると更に励みになり嬉しいですv(*^-^*)


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


オマケのオマケ(笑)　　キッチンを片付け終わって一休みの二人です♪

仙	「せっかくキッチンも立派になったことだし。今年のおせちは手作りしてみます？」
牧	「そんな日本の伝統料理を何種類もだなんて、俺らにゃ無理だろ」
仙	「違う違う。食って美味しい、簡単なやつ。この本にもだけど、楽々レシピは色々あるみたいだからさ」
牧	「…食って美味い、というのは魅力的だな」
仙	「決まり♪　これで、綺麗だけど甘いと塩辛いだけの市販の高いおせちを三日間も食わなくてすむ♪」
牧	「お前が市販のおせちにギブなだけで、キッチンのことはオマケだろ」(笑)

以下すっごい余談。
先日、何年前からDollやってんだろと思って、SWORDFISHにある１ページ目を数年ぶりに見たのですよ。
そしたらあまりに下手なヘッドと、それを気にせずどーんと飾っている自分に大爆笑しました☆
しかも小物や家具もなく、オセロのボードの上に乗せてるよ！　なんて男前なの当時の梅園ってば☆
そうでしたそうでした。私はもともとこの程度の工作力しかなかったのよー！
それなのに今ではヘッドのサイズも人間っぽいし、居間・寝室・個室・トイレ・キッチンまで作ってる。
なんだ〜成長してるぢゃないですか梅園でもちゃーんと♪　安心しちゃった♪
継続は力なりってホントですね。だってあのヘッドよりは絶対上達したもの。ぶはははは☆←思い出し笑い

これからもマイペースで何か作っていって、皆さんと一緒に楽しんでいきたいでーすv(*^▽^*)