そんな目で「爪がいつも甘いわね……?」と言わないでくれ



前回からそう間を開けずに更新できました。やったー!
やっぱりイベントごとがあると、それに合わせたくなりますね。
でも20年もサイトやってるとイベントネタももう浮かばないんですけど(苦笑)

今回は新作は少なめ。でもクリスマスに間に合わせたのでヨシ。
なんたって今年の12月は映画THE FIRST SLAM DUNKが公開され、
そっちに全部気持ちがもってかれて当然な上に、師走で大変という状況。
そんな中で更新しただけいいのです。私偉い!←自画自賛

今回も首などクリスタで補正しました。湯気・コーヒー等は描いてます。
ではでは、男夫婦の今年のクリスマスをどうぞお楽しみ下さいv

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お店のちょっとお高いお惣菜で早目の夕食を済ませ、ゆったりまったりしております。


「あ〜いい触り心地 このパーカー毎日着てね
「なるべく着るが……早くお前が飽きてくれると嬉しい」
「それはムリ。洗い替えで色違いも買っとけばよかったな〜」
「これ以上触り魔になられたら流石に困る。追加で買うなよ? 
 大体お前は俺に色々と買い過ぎだ。今月など毎週だぞ。もらい過ぎて流石に心苦しい」
「ちぇ。だってさー、冬はあんたに着せたくなる服や使わせたくなる物が出回るんだよ」


やかんのお湯が湧いた音が台所から聞こえてきました。

「お湯も沸いたし、そろそろケーキ食うか。あまり遅くに食うと寝るときに腹が辛い」
「だね。ここで食うでしょ? ケーキ持ってくるよ」
「じゃあ俺はコーヒー入れてくる」



「あ、いけね。牧さーん、包丁も持ってきて〜」
「おー」



「店で見るよりデカく感じるな。立派だ」
「ファミリーサイズのせいか、ずっしり重い。美味いといいな〜」




「随分久しぶりだよね、ホールケーキ」
「あぁ。Xmasイブに、予約なしで店頭で買えるとは思わなかったよ」
「あの路地裏の小さい店、穴場だね。美味しかったら来年もそこで買っていいかも」
「そうだな。あ、飾りはいらん。食う時邪魔だから」




「飾りはいらんと言ったのに……いただきます」
「まあまあ、雰囲気ってことで。いただきまーす」
「美味いな。もっと安っぽいぱさついたスポンジかと思っていたが」
「しっとりしてるね。なのに俺らの好きな、消えないスポンジだし」
「だよな。苺もたっぷりで、こりゃいい」
「うん。生クリームも甘すぎないから、いくらでも食えそう」



「来年もあの店にするか?」
「そーしよっか。途中でツリーも沢山見れて気分も盛り上がるし」
「一瞬ガラス製に見えた色が変わるツリー、お前気に入ってたよな」
「あ〜そうだね。今日見た中では一番いいかも」



『いーねこれ。飾りもいらないし、何色にも色が変わって面白い』
『プラスチック製なんだなこれ。ガラスかと思ったよ』
『ガラスじゃないから重量も見た目ほどはないかもね』



「あのツリー、買ってやろうか」
「へ? うちにツリーあるじゃん。それにあんな巨大なの、置くとこないよ」
「今あるのは俺の部屋にでも飾って、透明なのはここに置けばいいだろ」
「いいよそんな。大体すっげー値段すると思うよ? 10万は軽く越すんじゃね」
「ボーナスけっこう出たから、そこは気にするな」
「本気?」
「おう。お前が喜ぶならな」



「……よく俺に節約しろって言うくせに。あんたこそけっこうガバガバだよね」
「必要な物には出すだけだ。お前のように考えなしなわけじゃない」
「その必要ってのが、俺が喜ぶことなの?」
「そうだ。今年は間に合わんが、来年のクリスマスまでにあのツリーの販売元を調べて」
「牧さんストップ」



「……どうした?」
「…………ちょっと顔が火事なだけ」/////
「何か恥ずかしいことでも言ったか俺?」
「んーん…………あのさ、まじでツリーはいらないから。今あるやつも好きだし」
「遠慮しなくていいぞ? 棚とTV台とソファの位置をずらせば十分置けるって」
「ああいうのはさ、外で夜に見るからいいんだよ。あんたもそう思わない?」
「まあ、そうだな」
「来年また、ケーキ買うついでに一緒に見よ? それで俺は十分だからさ」
「わかった。……なあ、おかわりしていいか? もう少し食いたいんだが」
「どーぞどーぞ。…………はぁ、まいるなもー」






今年は邪魔ものなしで穏やかな、のんびりXmasです。
皆様も家族や友人と暖かなXmasをお過ごしください(*´▽`*)



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お互いこれといって欲しい物がないため、今年はクリスマスプレゼント交換はなしと
決めた二人。なので仙道は出かけた折に目にしてあげたくなった物をこまごまとあげてるの。
そのなかのひとつが、軽くて手触りのよい暖かパーカー。
あまりに手触りが気に入ってしまい、牧が着るたびに触り魔に(笑)
牧は先月、仙道に大きなプレゼントを贈っていたので、まあ次の機会でいいかと。
そんなこんなで迎えたクリスマスイブ。二人とも休みだったので、ケーキや料理を買いに街に出たのでした。

ツリーは今年買った卓上用リキッドツリーです。お店で一目惚れ。電源を入れると
色は青・水色・ピンク・緑・紫・ミックスと多彩に変化し、スノードームのように中で銀紙が舞います。
透明好きな私は光らせない状態もすごく好きなので、電源をいれずただ飾って楽しんでます♪

さて今回の新作は。白いフワサラパーカーとマグカップの色違い(4個作ったの)。
そしてホールケーキとそのクリスマス飾りと、ケーキ用箱です。

パーカーは私が着なくなったやつを捨てる前に再利用。布が厚いので
ちょっと帽子や首回りに違和感が出ちゃうけど仕方なし。
以前、牧に白のフワモコジップパーカーを着せ、それを触りまくる仙道という
絵とSSをUPしてますが、今回はDollでやりました。好きシチュは何回もしたい♪

ホールケーキは大昔に買ったミニチュアセットについてきたオーブン粘土で作成。
初めてオーブン粘土を使ってみた。もとから色がついてる粘土なので、
作りたい物の色に近づけるために、せっせと色を調合しては都度ねり混ぜないと
いけないので大変でした。しかも白いホールケーキなので白粘土を沢山使ってしまい、
もう原色の黄・茶・赤・緑の粘土しかない……どうするべ……。



130度のオーブンで20分焼いたら完成。焼いたらびっくりするほどカッチカチ。
カッターなどで削れないから、本当に焼く前に完全に作りこまないと修正が
きかないのね……。正直、あとから手直しできないのは私には向かないかも。
でも残りの粘土がもったいないから、ある色で作れる物は作ってしまいたいかな。
それにしても。後から修正できないせいで、すごく下手なままで恥ずかしい///
これじゃ百均のおもちゃ消しゴムにあるケーキとそっくりだよ(涙)
箱はけっこう可愛くできたから、それで少し誤魔化せてるといいんだけど。

久々に粘土で食べ物を作ったら、難しくてかなり時間かかっちゃった。
でもお金をあまりかけないで、まあまあ遊べる程度の物が増やせるのは嬉しい。
もっと作って色々食べさせたり部屋の中を充実させていけたらいいな〜。
と、作った直後は思うけど、すぐ面倒になって作らなくなるんだよね;

実は。今回は窓の景色は画像はめ込みです。TVと同じく。
クリスマスらしい夜景にしたかったとか、そういう理由ではなく。
ただ単に写真差し替えするのを忘れていたのでした。アホー☆
設定が夜なのに窓の景色だけいつものビルが見える風景じゃダメだろ私;
そんなわけで撮影後にフォトショではめ込んだのでした。大変だった☆

内容よりも写真がメインのこのコーナー。そんな薄い内容でも楽しんで下さっている
感想をいただけて、大変ありがたくやる気がでちゃいましたv
来年もまた更新できるように、面倒くさがらずにコツコツ作っていきたいです。
よかったらお気軽に感想コメ下さいな。もれなく梅園が大変喜びますv(*´人`*)