そんな目で「写真のアングルがいつも同じじゃない……?」と言わないでくれ



もっと早く更新したかったんですが、リアルで今年は夏に引っ越しをしまして、
忙しかったりしたのもあるけど、Dollの家具が一部どこに収納したかわからなくなったりと。
いろいろありましまりたが、やっと撮影ができました。やれやれ☆

今回は地味に新作が多いです。でも地味すぎて気づかれなさそう。
MSM DOLLコーナー通と自負される方は間違い探し気分で新作探しをしながらお楽しみ下さいv
ちなみに新作は5つです。

今回も首や手足などクリスタで補正しました。湯気・コーヒー等は描いてます。
ではでは、男夫婦の休日をどうぞ覗いてやって下さいましv

☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆



牧はブランケットとファンヒーターを用意すると、
かなり前に買ったままだった本のページを開きました。

(さてシリーズ最新作はどんな感じかな……)



時間を忘れて読みふけっていると、仙道がコーヒーを手にやってきました。

「はい。かなり熱いから気をつけて」
「いい香りだな。サンキュ。お前もここで飲むか?」
「読書の邪魔じゃない?」
「ちょうどキリのいいとこだったんだ。続きは夜にでも読むよ。体がかたまっちまう」
「そう? ならお邪魔しよ」



「昨日はポッキーの日だったね」
「他にも電池・きりたんぽ・靴下……11月11日は色々ありすぎだろ」
「そうだけど。ね、牧さんポッキーゲームって知ってる?」
「お前が教えたくせになに言ってんだ」
「ふふ。覚えてくれてたんだ」



「ポッキーじゃないチョコ菓子あるんだけど、ポッキーゲームしません?
 量が少ないからさ、買った人が総取りってのはどう?」
「食うから持ってこい」
「もう勝ったみたいに言うねえ。自信あるんだ?」
「ふん。もうコツは覚えたからな」




「じゃあお菓子とってきまーす」
「おう。熱っ……ホントに熱いな」
「今日は12月中旬並の冷たい寒気がきてるっていうから。火傷気をつけてね」
「そうか……寒いのは動かずじっとしてるせいだと思ってた」




「はい、お待たせしました〜」
「!? お前、本気か?!」
「もちろん。これも立派なチョコ菓子でしょ」
「こだわるとこはそこじゃねぇだろ」
「まあいーじゃない。じゃ、はじめよっか」


仙道は口にきのこの山を一個くわえて詰め寄ります。

「ふぁひ、ふぉーお♪」(はい、どーぞ♪)
「……どうしろってんだ」
「ふふぇんふぁいにひまふ?」(不戦敗にします?)
「こんなの反則じゃねぇか」



「あ。わかった。お前、キスして欲しいんだろ。
 ならこんな手の込んだことしないでそう言えよ」
「ふぁらら、ふぁぇまふぃは?」(あらら、バレました?)
「まったくお前は……」


牧は仙道の唇からチョコを奪いつつキスをしました。




「へへへ。キスのお礼にお菓子は全部あげますよ」
「いいよ、一緒に食べようぜ」
「そう? じゃあこれ食ったことないから、少しもらおうかな」
「なに言ってんだ。かなり前だがお前と食ったぞ」
「これ、普通のきのこの山じゃないんですよ」


牧は改めてパッケージをまじまじと見ました。

「……そういや前は緑と黄色の箱だったような」
「それは普通のやつ。これは『厳選素材きのこの山』で、別物です」
「へえ。最近はその手のが増えたと思っていたが、こんなのまでか」
「香ばしい玄米粉入りクラッカーと甘さ控えめのミルクチョコレートなんだって」
「ふーん。言われても味の違いなんて、食い比べでもしないと気づけんな」


仙道は突然牧の手をつかむと、自分の股間へそっと導きました。
別の角度からとった写真が見れますよん。
「こちらは牧さんのためだけの厳選素材のきのこの山です。甘さ控えめ。いかがですか?」
「……今日のお前は相当なバカだな」
「違います。相当な暇人なんです。あんたが本を読み終わるまでずっと退屈してたんだよ。
 だからお相手して?」
「……泣く子とバカな暇人には勝てんから、仕方ない。試食してみて美味かったらな」


牧は仙道を引き寄せると、何度も角度をかえては仙道の唇をついばみます。
別の角度からとった写真が見れますよん。

「……ん……なかなか……コーヒーとチョコの香りが悪くないかな」
「お気に召しました?」
「ああ。小腹も減ったし、ひとついただこうか」
「実食はここで?」
「温かいのが食えるなら、どこでも」
「それならベッド……いや、たまには風呂でしようか。ついでに背中流してあげる」






読書の秋も運動の秋も、どちらも楽しくていいものですね。
特に寒い日は、心も体も温めあうのは良いことです(*´∀`*)



☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


今回で学習した牧が、キスをしてほしくなったら「ポッキーゲーム」と言って
お菓子のはしを唇から少し覗かせて仙道に近寄ってくるようになるのもいいですねv

じつはこのネタ、「大人のきのこの山」で作ったの。でも使わないでいるうちに、
販売終了してしまってました。ダメっすねネタは熱いうちに使わないと。
仕方がないので「厳選素材のきのこの山」にしました。牧のために厳選された仙道Jr(笑)

さて今回の新作はですね。
牧のパーカー・仙道のラグランTシャツ・マグカップ・ファンヒーター・きのこの山の箱です。
何個発見できましたか? ブランケットは昔に使ったので新作ではないのでした。

パーカーはまあまあ可愛くできたのではと、自画自賛しております。
でもラグランTシャツは失敗; 型紙作り直してまたいつか再挑戦しないと。
マグカップは陶器オーブン粘土で作成。色違いのお揃い♪ 取っ手が凄く難しかった!
ファンヒーターは昔のガチャでとったエアコン。1/12サイズだろうけど、それにしても
横幅足りなくない? ということでシールを貼って強引にファンヒーターにして利用(笑)
きのこの山は本物の箱を解体してスキャンし、縮小&色調補正して組み立て。
当然ながら個人利用のみですのでご安心を。

前回、撮りためた写真を使って更新頻度を上げるとか言ってましたけども。
まさか10年ぶりに引っ越すことになり、それどころではなくなるとか。人生わからんものです☆
当たり前のことなんだけど、やれる時になんでもやっとかないとだなぁ。
いつでもやれると思ってやらんでいるうちに人生終わってそう。←大げさ(笑)

今の住まいは前より撮影しやすい環境なので、あとは私のやる気のみなんですが。
老眼でつい小物作りから遠ざかりつつあるこの頃。実は今回の新作は引っ越し前に
作った物ばかりで、越してきてから作ったのは菓子の箱だけという体たらく。
でも先日70代男性がミニチュアづくりにはまっている特番を観て感動したのでね。
私も老眼を理由にせずに、また色々作って、人形遊びを充実させたいです。

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もれなく梅園のやる気スイッチがはいりますのでヨロシクでーすv(*^▽^*)