そんな目で「セットにかなりムリがあるんじゃない……?」と言わないでくれ



鎌倉のお菓子「クルミッ子」を長年、食べてみたいなーと思っておりましたら。
なんと旭川の催事場に今年初出店され期間限定販売がありました♪
もちろん大喜びで購入しましたとも♪ でも期待が大きすぎたのか思っていたより
かなり小さめなサイズ。しかし味は期待を裏切らす大変美味しかったです。
小さいのでMSM DOLLたちにもおすそ分けしてみました。

そんなオマケ回というかおままごと回なので、写真少な目です。
いつも以上にオチもないですが、ゆるゆるお楽しみ下さいv
今回も首や手足など関節の継ぎ目はクリスタで補正しました。
(枠がついてる写真はクリックすると別角度が見れますよん)

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運ばれてきたコーヒーを見て、とうとう仙道は笑ってしまいました。

「ダメだ〜やっぱガマンできなかった。よく牧さん耐えてるね」
「ここが喫茶店だと騙されたふりをしていれば、美味いもんにありつけるんだぞ。
 お前ももうちょっと頑張れよ」
「だってさぁ、どう見たってここ、うちの玄関と瓜二つ過ぎんだもん」
「それを言うならこのテーブルと床以外は、全部見たことがあるものばかりだろ」
「そうなんだよ〜。なのに喫茶店と思って振る舞えなんてムリ過ぎるって〜」



「いいからガマンしろ。実はな、俺はこれから何が出されるか知ってるんだ」
「そうなの? 何? 喫茶店で食前にコーヒーが出されたってことはスイーツ?」
「そうだ。お前も好きなやつだぞ。当ててみろ」
「俺もあんたも好きな菓子ねぇ……。海老煎餅じゃコーヒーに合わないしな〜」


仙道が考えているうちにお菓子が運ばれてきました。

「エンガディナー! しかもなにこれ、すっげー巨大! こんなん見たことないよ!」
「もしここれが普通の小さなサイズだったとしても、
 一般的なエンガディナーよりもキャラメルやクルミがたっぷりで豪華だよな」
「うん。なのにデカイなんて、こりゃすごいや。食いでがありそう〜!」
「でもこのクルミの部分、どうなってんだ? クルミの集合体か?」



「牧さん切って〜。コーヒーが冷める前に食べよ?」
「お前が切れよ、こんなすごいのなかなかないぞ」
「いいからいいから。さ、早く早く」
「お。けっこうクッキー部分はしっかりしてるな。……わ、キャラメル柔い」
(あ〜すっげぇ楽しそう。甘いもの好きが顔に出ててホント可愛いな〜




「いただきます。……うん、とても美味い」
「いただきます。……ホントだ。このキャラメルのほろ苦さと適度な甘さが絶妙」
「甘すぎないが、物足りなさもない。本当に絶妙だよな〜」
「クッキーも適度な硬さで、考えられてるよね。本場のエンガディナーより絶対美味いと思う」
「だな。そしてなによりこのクルミの量。なかなかないぞ」
「そうそう。たまにクルミほとんど入ってない、キャラメルクッキーみたいなのあるよね」(笑)
「あるある。あれもまあ、悪くはないが。やっぱりクルミがたっぷり入ってないと」



「でも流石に食いきれないね。お持ち帰りできないかな?」
「残したら半分は持ち帰り可能だそうだ」
「残りの半分はどうするんだろ?」
「小人のおやつになるんだと。お裾分けしてくれた人たちに似た小人が食べるそうだ。
 だからこの場合は、俺とお前に似た小人ってことかもな。随分と不思議なおとぎ話だ」
「ホントだね。不思議喫茶ならでは?」
「本当かどうかは知らんが、半分残して帰ろうか」
「うん。半分だってたっぷり過ぎるもん。俺たちに似た小人にもおすそ分けしよう」






不思議な喫茶店に不思議なおとぎ話つきのティータイム。
たまにはこんなファンシーなデートもいいものです(*´∀`*)



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そんなにクルミッ子を推したいのかと笑われそうな回ですね☆
や、そこまでというわけではないのですけども。どうも小さいお菓子は
Dollに使えそうだな〜と思ってしまうもので。ついつい。
本物のお菓子は切ってお皿に乗せれるのが楽しいのv
ちなみにクルミッ子は2.2×5×2.3cmというギリギリ使えるサイズ。
Dollのサイズがなんとなく伝わりそうかなーなんて。

仙道も言ってますが、今回の背景は玄関の壁を利用しました。
少しでも玄関らしさを減らそうと、クリスタで額縁の色を金色に変更。
テーブルは食卓テーブルにちょうどよさそうな木目の箱を乗せただけ。
手抜きですけど、オマケ回なので多目にみてねv

それにしても壁の凸凹がひどい; 壁紙を発泡スチロール板に貼るのは
やはり無理があるのかなぁ。時間とともに板が壁紙の収縮で曲がってしまう;
市販の人形用の壁は立派なので、けっこう厚めの木の板に貼ってるんだろうな。
そう考えると当然ながらお値段も立派なのが頷ける。
私はそこまでお金をかけずにそれなりの壁が作りたいのだけど……。うーん。
まあいつかいい方法が浮かぶことを、今後の自分に期待しますわ。

さて今回の新作は牧の着てるTシャツです。
襟ぐりにミシンをかけてます! 頑張った! でも目立たない!(笑)
仙道が来てるTシャツの襟ぐりはボンドだけでつくったものけど、それと見た目が
ほぼ変わらない……。手間なだけ損? でもやっと少し、襟ぐりや
肩の作り方がわかってきたような。←でもすぐ忘れそう;

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これからもゆるゆるやっていきますんで、気がむかれましたら応援よろしくねv(*^▽^*)



< オマケのぷちな二人 >

アキラ
「ここ不思議なところだね。いつもの巨人の世界よりは大分小さい」
シンイチ
「でも俺たちにはかなり大きいよな。
 俺たちが幼稚園くらいの子供ならぴったりサイズかもしれんが」
アキラ
「すっげー中途半端だけど……巨人の世界よりは落ち着くね」
シンイチ
「うん。……なあ、この美味しそうなお菓子と飲み物はもらっていいのかな」
アキラ
「いいんじゃない? 招待されたんだし。食べちゃお?」
シンイチ
「そうだな。……お招きありがとうございます。いただきます」
アキラ
「いただきます。テーブル遠いから、膝に皿をのせて食べようっと」
シンイチ 「俺も。……わ。美味い! これはご馳走してもらえて感謝だな〜」
アキラ 「うん、美味い! またお呼ばれしてもいい気になるね」(笑)


サイズ比較になるかなーと思って、ぷちたちでも撮ってみました。
こうして見ると、1/6Dollは大きいなぁって感じました。
でも1/6サイズがやっぱり一番好きv