そんな目で「また旅行先に持っていったの……？」と言わないでくれ

GoTo（国内旅行で政府の補助が出る）の延期が決定したのと四連休があったことで、
旅行に滅多に行けない梅園夫婦がなんと！　またも旅行に行けました！　ありがたや！
一年に二回も一泊二日旅行に行けるなど、高齢者となり退社するまでもうないかもよ？
ということで。今回も旅行にレポーターとしてぷちな二人を連れていきました。
（詳細な通常の旅行レポ日記はこちらからどうぞ）

ではでは、短いですがお楽しみ下さいv

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移動箱の中で二人がコソコソと喋っています。
牧
 「まさか前回の旅行レポ仕事から二ヶ月程度でまただなんてな」
仙
 「人づかい荒いよねー。今回だって絶対、外には出ないよね俺たちは」
牧
 「もちろんだ。……ん？　着いたようだな」
仙
 「仕方ないから今回も頑張りますか。美味いもん食えるといーね」
牧
 「食えると俺は信じる」
仙
 「その強い意志がむくわれますよーに」(笑)



箱から出てみると、前回とはまた違ったタイプの広大な和室が広がっていました。

仙
 「わあ、なんだか清々しいね。畳も新しい色だし、家具もピッカピカ！」
牧
 「この施設は今年(2020年)の4月にオープンしたそうだ」
仙
 「だからか〜。いいね、新しいって。倍も贅沢な気分になるよ♪」
牧
 「テーブルの上にある袋はお土産ってフロントの人が言ってた。ありがたいなぁ」
仙
 「やったー！ GoTo最高〜！　ね、見てみようよ」


牧
 「おぉ、沢山入ってる！　びらとり牛カレーが二箱って豪気だな！」
仙
 「『ニシパの恋人』って名前のトマトジュースなんて四本もだよ！」
牧
 「この施設の入浴剤までとは。家に帰っても旅気分を味わえるぞ」
仙
 「こりゃあレポート頑張らないとだね」
牧
 「現金だが俺も思った」(笑)



仙
 「どこの宿泊施設の部屋にもこの菓子器ってあっていいね」
牧
 「菓子器に入ってレポするのなんて俺らくらいだろうけどな」
仙
 「だね(笑)　さて今回のウェルカム菓子は温泉まんじゅうです！」
牧
 「定番だからとあなどったが、皮はしっとりもっちり。餡は甘すぎず薄すぎず美味かったぞ」
仙
 「写真撮ったあと即座に食べた本人の言うことだからホントだよ」(笑)



広さに少し慣れた二人は冷蔵庫の上の棚へ行ってみました。

仙
 「コーヒーメーカーやミルを置いてるトコってそうないよね？」
牧
 「ああ。しかもコーヒー豆までとは心憎い気遣いだ」
仙
 「コーヒー豆は売店で買って下さいって言われても納得するとこなのにね」
牧
 「大き過ぎて俺たちには無理だから、梅園のダンナさんに豆ひいてもらおうぜ」
仙
 「いいね〜。フロントで超巨大シュークリーム買ってたよね。飲みながら食べようよ」



部屋の冷蔵庫に入れてあったシュークリームはよく冷えていました。

牧
 「売店の人がこの巨大シュークリームの名前を笑って説明してくれてたな」
仙
 「競走馬のふるさと日高にちなんで馬糞ならぬ、ばふシュークリーム、だっけ」
牧
 「そうそう。ソレを思わせる大きさと形だからって。でも全然美味そうだ」
仙
 「しかもカスタードと生クリームのダブルサンド！ 安くて美味くてお得だよね」
牧
 「全くだ。あ、この缶ジュースは大きさ比較用。通常の三倍サイズほどあります」
仙
 「牧さん急に仕事モードで説明してる」(笑)


ひきたての良い香りのコーヒーと美味しいシュークリームを食べ。
満足して箱の中で休んでいる間に客室係さんがお布団を敷いてくれていたようです。

牧
 「……わかってはいたが、今回も巨大な布団だな」
仙
 「手前の布団で一緒に寝ちゃおっか」
牧
 「そうだな」

牧は返事をするなり、ぴょいとテーブルから布団へ飛び降りました。
てっきり、もう旅も二回目だから巨大布団でひとりで寝ても怖くないだろと
牧に言われてしまうかもと思っていた仙道は、驚きながらあとに続きました。


仙 「牧さん肩までしっかり布団かかってる？」
牧 「うん、大丈夫だ。お前もしっかり入れよ。夜は寒いぞ」


電気を消すとすぐに、牧は小さなあくびをしました。

牧
 「ふぁ……。旅行は楽しいけど疲れるな。おやすみ」
仙
 「そうだね。おやすみなさい」

仙道が目を閉じると牧が手を握ってきました。
（もしかして旅行のときは毎晩手をつないでくれるの？）
そうたずねてみたくなった仙道でしたが。
照れ屋の牧が次のときにしてくれなくなったら淋しいので、
仙道は何も言わずに手をつないだまま眠りました。
旅から帰って、お楽しみのお土産タイムです。
仙
 「食用ほおずきって実が黄色いんだね。知らなかった」
牧
 「味は甘酸っぱくて不思議な感じだから、ナスの仲間とは思えないな」
仙
 「アメリカではフルーツとして売られてるんだって。こんな小粒じゃなくてもっと大きいやつ」
牧
 「……苺や蜜柑とも全然違う食べたことがない味だから、説明が難しい……」
仙
 「いいんだよ牧さん、もう今は仕事じゃなくてただのお土産タイムなんだから」
牧
 「そっか。プチトマトより皮が柔いから食べやすいけど、俺は２個食ったら十分だ」
仙
 「味濃いし独特だもんね〜。明日はヨーグルトに入れて食べてみようよ」
牧
 「うん。お土産タイムっていいもんだな」









間をあまり空けずの旅行だったせいか、ぷちの二人も怖がらなくなりました。
室内専門レポーターのお仕事、お疲れ様でした(*^▽^*)


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旅行に持っていっといてなんですが。夏服なのでちょっと可哀想な感じ。
やはり冬服バージョンも作らないといけないのか……；
や、でも冬場に一泊二日旅行とかすることはないからいらないかも。
いやでも紹介くんとして戯言コーナーで使ったりもするか……。
などなど、面倒くさがりだけど寒々しい格好を秋冬に見るのも淋しい梅園(笑)
気が向いたら冬服ボディを作るかもしれません……。

旅行レポ日記に書くにはどうでもよすぎる小さなことをこうしてここで紹介できるのは、
レポが長くなりすぎなくてすむし、備忘録２になって私が嬉しい(笑)ので。
また旅行に行くことがあったら連れていきたいです。まあしばらくないでしょうが。

感想や簡易コメポチ、大変励みになりましたv ありがとうございます！！
とっても嬉しかったので、自分土産に買ったこくわの実は次回、1/6人形でやることにします。
1/6はセットを組み立てたり家具や小物を配置するのが大変なのと、
写真の加工もこれまた大変でついつい出すのを面倒くさがってしまってすみません☆
次回は今月中に更新しますんで、もうちょっとだけ待っててねv

かように励みとやる気に感想とは直結するものでありまして、大変感謝なのですv
これからもマイペースでやっていきますんで、気が向かれた時にでも
お気軽に感想いただけると嬉しいでーすv(*´▽`*)