そんな目で「最初はオマケページの予定だったんじゃない……?」と言わないでくれ


タイトル通り、本当はオマケページのつもりで撮影したのですが。
とても嬉しい感想を頂いて舞い上がってしまい、思いの外沢山写真撮っちゃいまして。
結局普通の更新になっちゃいました☆ 感想というのはパワーに直結しますね。
今回、写真を少し小さめにしてみました。見やすいかなと思ったのですが。あまり変わらない?

首や手など関節の継ぎ目はフォトショで補正。今回ちょっと丁寧です。
では早速、二人のラブラブ生活をお楽しみ下さい♪
枠線がついている写真はクリックすると別角度の写真が見れますよん。


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呼ばれて居間へやってきた仙道は、あとからトレイを手にやってきた牧を見て驚きます。


「おお〜でっけぇチョコケーキ!! チョコクッキーじゃないんだね」
「マスターがクッキー作り飽きたから、ケーキにしようって。クッキーの方が良かったか?」
「俺はあんたが作ってくれたものなら何だって嬉しいよ」
「模範解答だな。日持ちするから無理して食うなよ。お前は甘い物はそう強くないんだから」


仙道がうっとりとケーキを眺めている間に、牧はコーヒーを運んできました。

「すっげー……三層に分かれてる。これマジで牧さん作ったの? どー見ても売り物だよ〜。つか、売り物より美味そう〜」
「俺は言われるまま混ぜたり、できたものを容器に重ね入れただけ。マスターと専門道具あってのもんだ。一人じゃ絶対作れない」
「それにしても凄いよ〜。あ、コーヒーもありがとう。キッチンで食えば良かったね」
「いいんだ、TV観ながら食おうって言ったのは俺なんだから」



「まだチョコ開けてなかったんだ。あれ、牧さんケーキは一緒に食わないの?」
「俺はこっちを食う。出張先で食おうと思ったのに、持っていき忘れてさ」
「え〜。ケーキのが美味いよきっと。半分わけてあげるよ?」
「ケーキは味見で散々食った。少し温めてあるから、冷めきらないうちに食えよ」



「いただきまーす。…うっわ、美味っ!! …へえ〜、下がビターで中間がミルク風味、上は……コーヒーかな?」
「上はアイリッシュクリーム風味のミルクガナッシュだ」
「アイリッシュクリームって何?」
「コーヒーにアイルランドウィスキーと生クリームを加えたシロップのこと。それをミルクガナッシュにほんの少し入れてある。……苦手か?」
「全然! ほんのりコーヒーの香りが品良くて好きすよ。すっげぇ凝ってるね〜」




「随分と大きい……中に何か入ってるのかな? いただきます」
「饅頭みたいで食べごたえありそうだから選んだけど。……どう?」
「外は固めのチョコで、中は柔らかいガナッシュにナッツがゴロゴロで美味いよ」
「そう、良かった〜。大きいのに不味かったら最悪だからさー。あ、俺はいらないから。全部あげる。でもいっぺんにひと箱食わないようにね」




「全部食ったら怒られるから、今日はこのくらいにしとく。ふ〜…やっぱチョコにはコーヒーだよなぁ」
「うん。牧さんこれ、本当にすっげー美味い〜。二層目の中心にトロッとしたたっぷりのガナッシュクリームがすげー蕩ける〜滑らか濃厚〜。三層いっぺんに口に入れて食べて、まだ口に少し残ってるところでちょっとコーヒー飲むと、これまたたまんねーよ?」
「……お前は表現力があるよな。かなり美味いのを作った気にさせる」




「や、実際すげー美味いもん。ビターの部分はちょっとザックリ感があって、いいアクセントになってる。これってクッキーが入ってるのかなぁ」
「あぁ。バレンタインで今年も作らされたチョコクッキーの、型抜きで余った部分をまとめて焼いて、それを砕いて練り込んであるんだ」
「どーりで美味いわけだ。あ〜、とろ〜りガナッシュとその上のムースみたいなコーヒー風味のミルクガナッシュって最強に合うね。幸せ〜とろける〜」
「気に入ってくれてなによりだ」


別の角度からとった写真が見れますよん。
「味見だったら三層いっぺんに食べてないんじゃない?」
「まあ、そうだ」
「三層いっぺんに口に入れたら、そりゃもう最高過ぎて、顔が笑っちまうよ?」
「…………」



別角度からの写真が見れますよん。
仙道はケーキの断面を見せつけるように
皿をまわしてみせます。


「上、ふわっふわ。中、とろっとろ。下、ザクザク。……見える?」
「……見えてる」



「一口で一気に食べて。はい、大きくあーん」
「あー」








乗せ上手な仙道とチョロい牧っていいですよねという話でした(違)
今年もチョコケーキより甘々な二人です。Happy Valentine !!(≧v≦)



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牧が作ったチョコケーキは、ブルボンさんが下さったバレンタインチョコなんですv
一粒で色々な味が楽しめる豪華なチョコで、とっても美味しいの〜v(梅園メロメロ)
しかもとっても可愛いくてサイズ的にもバッチリなので、Dollで使わせて頂きました。
流石本物、食べている途中経過も写せて楽しさ倍増♪ ブルボンさんありがとうございましたv

今回の新作は仙道ヘッドと水色のマグカップです。
コーヒーサーバーと仙道が贈ったチョコはガチャの戦利品。
新しく作った仙道ヘッド(口を閉じてる)と前回作ったやつ(口が開いてる)を今回両方使って撮影。
前回のやつは一回きりにしようと思ったけど、撮影角度によってはサイズ変更しなくても
そのままいけると気がつきまして。無駄にならなくて良かったです。

新作仙道ヘッドは髪の毛を樹脂粘土で作りました。牧ヘッドの時に乾燥すると
縮むとわかったので、ちょっと大きめに作ったら、思ったほど縮まなかったという;
石膏粘土と違い、乾燥後は削るなどの微調整があまりきかないため、
ハサミでバッチンバッチン切るという荒療治でなんとかサイズ調整しました。
ちょっと原作の絵の髪の毛ザクザク感に近づけた気がしますが……どうでしょ;
樹脂粘土は私にとってはまだまだ未知の粘土ですわ。使いこなせるようになりたい〜。

表情があるとやっぱり楽しいものですね。もっと色々な表情が欲しくなる〜。
でも作るのがとても大変&技術不足なため今作っても同じような顔しか出来ないと思うので。
暫くは牧・仙道ともども口閉じてるのと口開いてるのと二種類で遊んでいきまーす。

すっごい余談ですが。プロの原型師にアクションフィギュアのヘッド作成を発注すると、
7〜14万円くらいするそうな。精巧な作品ですから、そのくらいかかりますよねぇ。
しかもですよ、版権物は版権所有者の許諾を得ない限り、当然依頼は受けてもらえません。
つまりは、スラダンのヘッドはお金がいくらあっても個人で作ってもらうことは不可能ってわけ。
そう考えると、私は下手ではあっても自作の工作で遊べているわけだから、いいやねという。
ヘッドが上手く作れないと凹む必要ないなーと、呑気にも思った次第でありました。
まあそれでも、いつかは原作に近い牧や仙道ヘッドを作れたらと、目標だけは大きいのです☆



水色のマグカップは急いで作ったので、ちょっと歪んでます;
安い雑貨屋で売ってるような普段づかいのマグカップをイメージして、
以前作った緑のマグカップ(牛乳入り)と似たようなサイズに作りました。

写真右のKalitaのコーヒーサーバーはKalitaのガチャ。400円するだけあって、素晴らしく精巧v
中に入ってるコーヒーは、前回使ったクリアねんどにアクリル絵の具を足したもの。
写真でコーヒーが入ってるように見えるのは、いつものようにフォトショ加工で色調変更・補正です。

写真左のチョコは200円ガチャ。キーホルダーチェーンを切り取って使いました。
チョコが入ってる内箱の裏に商品説明ラベル風なのが貼ってあるのが本物っぽくて可愛いv
普通に外箱の裏に印刷してくれた方がもっと本物っぽいのに〜。


有言実行で、今年はもう二回もDoll更新できて、良いペースです。
感想や簡易コメの「人形」ポチなどありがとうございます〜v
とっても励みになってますv この調子で夏場も更新出来たらいいな(*^-^*)





オマケ。牧がスマホに保存した写真を仙道に見せております。

クリックすると別角度の大きい写真が見れますよん。
「マスターが作ったのがこれ。生クリーム絞ったみたいに綺麗な形してるだろ。これ、平たい道具で形作ったんだぜ。凄い技だったよ。流石、洒落てるよなー」
「まあプロだし? でもこれ、二層だ。上のも白いよ?」
「白いのはホワイトチョコを使ったガナッシュだからだ。俺もこんな風にデコレーションしてやりたかったが、自信なくてさ。ただ削ったチョコを散らすので精一杯だった」
「十分洒落てたよ。それに俺はホワイトチョコはあんま得意じゃないし、チョコクッキー入りの土台もある牧さんの方が断然いいね。見かけより味だよ、大事なのは。でしょ?」
「まあ、そうだな」
「あと一番大事なのは、愛がこもってるかだよね」
「あ〜、それは入れ忘れたな」
「なに言ってんの。十分過ぎるほど感じましたよ〜。あ、食う前に写真とっておけば良かった!」


牧があげたケーキのほとんどはマスターが作っているので、
入っている愛情の70%はマスターだったりして。←いぢわるなツッコミ(笑)

この写真、スマホ画面が写っていない別角度がとーっても気に入ってしまいまして。
大きい写真もよかったら見て下さいな。写真をクリックすると見れまーすv
そうそう。スマホは厚紙に黒テープ貼っただけ。いつかきちんとしたの作りますわ。