そんな目で「湯気の加工を頑張り過ぎなんじゃない……?」と言わないでくれ


Doll用にお風呂を作ったけれど、強度が弱くて遊ぶに至らず、一度の撮影でお蔵入り。
けれど苦労して作ったため、一回きりではあまりに惜しいし、入浴をしている様子を。
見てみたいと数人の方からリクエストも頂いておりましてね。
今回、入院で一週間サイトを留守にしたお詫び&サイト運営再開を応援して下さった
お礼もかねてですね。重い腰をあげて引っ張り出してきました。

さて説明はあとまわし。まずは週末の男夫婦(笑)の生活を覗いてやって下さいな♪
関節のつぎめ等、かなり沢山フォトショで加工しました。すっごい大変でしたが頑張った!
本当は身体に伝う水滴も描けばいいのでしょうが、それをやると来年までDoll更新
出来なくなるのでやめました(笑) 皆さんの心の目で水滴を追加してあげてねv
枠付きの写真はクリックすると別角度が見れます。ではでは、どうぞ♪

そうそう。二枚目の写真からは背後注意ですよ!(笑)

☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


とある週末の夜。牧と仙道はまったりと過ごしておりました。


「少し早いけど暇だし、さっと風呂でも入るかな……」
「それならさ、俺と一緒に大人の特権風呂を楽しみません?」
「大人の特権風呂? なんだそれ?」
「それは入ってからのお楽しみ♪ 風呂広くなったことだし、
 一回はやりたいなーと思ってたんだ。俺は準備があるから牧さん先入ってて」
「おう」
「風呂はもう洗ってあるから。あ、お湯は少なめでよろしく。
 んじゃ俺、ちょっと出かけるけど、すぐ戻ってくるから」

仙道はにっこりと笑顔を残して出て行ってしまいました。
シャンプーも入浴剤も不足はないのに出かけてしまわれ、牧は不思議に思いながらも
湯船をはりに、少し遅れて居間を後にしました。




(大人の特権風呂……って、どう考えてもエロいことだよな?)
「…………俺も準備した方がいいんだろうか」///;


牧が頭も体も洗い終えても、まだ仙道は入ってきません。


(やけに遅いな。もしかして一緒に入るという意味ではなかったのか?)
「……それならもっと多く湯をはればよかったな」


もう少ししたらあがろうと思った頃、仙道が入ってきました。


「じゃーん! 風呂に入りながら食べましょう!」
「おお! 確かにこれは大人の特権だな」
「でっしょー。子供の頃やろうとして親に見つかって、すげー叱られたんですよ。
 普通サイズのプリンだったんだけどさぁ」



「ん。でかいけど普通に美味い。いいもんだな、冷たいプリンを湯船につかりながらとは」
「ねー。風呂場だからカラメル零しても気になんねーし。冷たいのいっぱい食っても腹冷えないでしょ」
「しかしよくこんな巨大プリンが売ってたもんだな。通販か?」
「そう。値段は聞かないでね」(笑)
「でかいスプーンでもりもりすくって食うのは楽しいもんだなぁ」



「……食っても食っても減らんような。何人前なんだろう」
「四〜五人サイズなんだろうね。やっぱ二人じゃ無理あったかな」
「量というより、味に飽きてくる」
「甘味強いよね。あーもう俺ギブ。牧さん頑張って食って〜」




「ごっそーさん。あー…こんなにプリンばっかり食ったの初めてだ」
「完食〜。腹にまだ少しは隙間ある? まだ別のあるんだけど」
「食えるが、生クリームとか餡子系は少々キツイかな」
「そんなの俺が全然無理だよ〜」



「お次はなんだと思います?」
「酒か?」
「風呂でアルコールは流石に体に悪過ぎるから、やりたいけどやめときました」
「じゃあ……溶けなくて冷たいものといえば、ゼリーとか?」
「あ〜、ゼリーも良かったね。考え付かなかった。じゃ、ちょっと待ってて」



「アイスか。いいな、甘くても口さっぱりしそうだ」
「アイスじゃなくてレモンシャーベット。牧さんは湯船で食わないの?」
「のぼせる。俺はお前より早くから入ってたんだぞ。ここで食うよ」
「そっか。残念」
「お前も出て食った方がいいんじゃないのか? 溶けるぞ?」
「いやいや。カッチカチだから平気。ささ、食べて食べて」



「あ〜…美味い。溶けが早いから食べやすくていいな。頭もキーンとこない。こりゃあいい」
「プリンよかいいね。走ってコンビニ行ったかいがあったなー」
「冷蔵庫にあんな巨大なプリン入ってて、どうして俺は気付かなかったんだろう」
「冷凍庫だったからじゃない? 牧さんが先入ってる間にレンジで急速解凍したんだ」
「そりゃ準備に時間がかかって当然だな。お疲れさん、楽しかったよ。ご馳走様」
「ねぇ、もう牧さんも入っておいでよ。湯冷めするよ?」
「平気だ」
「そう言わないで。俺が淋しいじゃん、ね?」




「そろそろ頭洗うかな〜…。走って買いに行ったご褒美に、洗ってくれる?」
「いいけど、大人の特権風呂は終了か?」
「もっと何か飲み食いしたかった?」
「いや、もうおやつの類は十分だ」
「……チョコソースなら家にあるから、用意できるけど」
「だから甘いものはもういらないって」
「てっきり大人のオヤツを期待してくれたのかなーと思ったんだけど」
「大人のおやつ?」
「ヒント、縁日」
「縁日? ………………チョコバナナか!」
「大人のオヤツの定番でしょ?」
「何が大人のおやつだ。屋台の駄菓子じゃねぇか」
「なんならフランクフルトもご用意できますけど? ケチャップあるし?」
「……いい茹で具合だしな」
「そうそう。食べごたえ抜群」

バカバカしさに笑う楽し気な二人の笑い声が風呂場に響きわたりましたとさ。





エッチな雰囲気になりそうでならないのもいいもんですよね。
このあと、牧は頑張った仙道の頭を優しく洗ってあげるのでしょう(*^q^*)。


* end *


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆

今回自作の新作はタオルだけです。少なっ☆
しかし市販の新作は牧のボディです!! 2016年の秋に購入しました。
お値段的には私の財布では大変厳しかったのですが、当時とっても大変な苦行を終え、
「このくらいの自分ご褒美があっていいはず!」と買ってしまったのでした(笑)
シリコンボディなのでつなぎめもなく、筋肉がむちむちと動くんですよ……うっとりv

肌触りも妙に生々しい(笑)立派なボディ。なぜもっと早くから使わなかったかといいますと。
いつものNEO GUYボディより首回りが太くて、ヘッドがしっかりはまらないからです。
それに今まで作った服も上着は入らないと思うし、それ以前に着せること自体が難しい。
関節の稼働もNEO GUYよりも不安(中のステンレススチールが飛び出そうで冷や冷や)なのと、
ずっしり重たいため、正直どうしていいやらで箱にずっと入れっぱでした。

しかし風呂なら服を着せたり、難しいポージングはしないで遊べると閃きましてね。
そこで、ヘッドを粘着テープで固定して写真にうつらないようにと頑張ってみました。
かなりムチムチ筋肉ボディなので、大変美味しそうな牧になって大満足♪
今後は裸の時だけ(笑)、このシームレスボディを使おうと思います♪

仙道はJokerのボディを使いました。これはもう、全くヘッドに首がはまらないため、
様々な工夫をこらして頭をのせているような状態で撮影しました。
そのため何度もヘッドが転がり落ちて、仙道のツンツンした髪がボキボキ折れました……;
写真でも首のつなぎ目修正がとっても大変でしたし、もうやらないと思います。
牧よりも細い筋肉ボディで硬そうな感じが似合ってはいるんですけどねぇ。残念。

お湯や湯気はフォトショで合成したり作ったりしたものです。苦労したけど頑張りました〜。
…え? 湯気で見えないけど、二人に男性のシンボルがついているのかどうか気になるとな?
ふふふ。実はついております。シームレスボディの付属品でこんな立派なものが(笑)
でもここは表サイトなんで、見えないように湯気で隠しました。ザ・気遣い!(笑)

食べているプリンはグリコの「ひとくちプッチンプリン」という本物のおやつです。
とても小さいけど、甘味がけっこう強い硬めのプリンなので、一個でしっかりと満足感有り。
本物を使うと食べている途中経過をリアルに再現できて大変楽しいです♪
そうそう、レモンシャーベットはアイスをフォトショで色調加工やデザインを変更させた
だけなので新作じゃないです。せこい!(笑) でもそうそうお金かけてられないのでね。

今回は写真加工が本当に大変でした。通常の三倍くらい。それでもコツコツと頑張れたのは、
「Dollのコーナーが好きです」というお声をちらほら頂けているからです。ありがたい…v
なかなかDoll小物の新作を作れないけれど、あるもので工夫をこらしてこれからも
更新していけたらいいなと思っております。もちろん、また作れたら一番いいんですけどね。

初めての裸体入浴回(笑) 加工頑張ったので、少しでも楽しんでいただけたなら大変嬉しいです♪
気軽に感想や簡易コメぽちなどいただけると、更新の原動力になります。ぜひ宜しくです〜v(*^▽^*)