牧
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「ドンッ!」←弾が出ないので口頭で発砲音言ってますw |
J
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「ぎゃあああああ!!」 |
仙 |
「牧さんの勝ちすね」 |
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J
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「卑怯だ!! 人に説明させといて!! ぎゃああああ、痛い痛い、死ぬうううう!!」 |
牧 |
「いい気分でよそ見しながら長々と説明してるからだ」 |
仙
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「普通は説明中に撃たれてますよ。Jokerさんは悪役向いてないすねぇ。あ、銃もらい」 |
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痛みに転げまわる迫真の演技中のJokerにかまわず、牧は銃を置くと仙道の手を取りました。
仙
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「?」//// |
牧
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「仙道……お前が無事で良かった」 |
仙
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「ま、牧さん……」//// |
牧
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「もう大丈夫だ」 |
仙
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「牧さん……俺、怖かった……」 |
牧
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「怖い思いをさせてすまなかった。これからもお前は俺が守るからな」 |
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仙
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「牧さんっ!!」//////
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J
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「……なんで僕、大根役者しかいない三文芝居を見せられてんの?」」 |
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J
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「shucks. 戦意喪失しちゃったよ。お宝は君たちのものだ。保冷剤ごと食うがいいさ」 |
仙
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「いいんすかこんなに。一個は持って帰って奈々未さんと食べたら?」 |
J
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「持って帰ったってダイエット中だから喜ばれない。いいんだ、ふて食いしてやる!」 |
仙
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「それを言うなら『やけ食い』じゃないすかね」 |
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仙
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「そこだと食べにくいすよ。椅子運んできますから、Jokerさんもこっちで食べましょ?」 |
J
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「タタミ・ちゃぶ台・扇風機のレトロさがいいのだ。夏らしくていいねぇ、このインテリア」 |
仙
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「夏は床にゴロゴロしたくなるんで。もう少し畳が大きいといいんすけどね」 |
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牧
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「Joker、このA/KN07-11なんだが」 |
J
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「ギャアアア! 無抵抗の僕にとどめをさすつもりか!! この非道! キチク!」 |
牧
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「違うから。落ち着け、人の話を聞け」 |
J
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「アサルトライフルの銃口向けられて大人しく聞いてられるかっ」 |
牧 |
「あ、すまん。持ち方悪かった」(笑) |
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牧
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「毎年のクリスマスプレゼントに感謝を込めて。その散弾銃は仙道から。
このライフル銃は俺からのプレゼントだ。あんたが持ってなさそうなのを選んだつもりだが、持ってたか?」 |
J
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「持ってない。欲しかったやつだ……。でもこのサイズのモデルガンは相当な額だろ。もらえない」 |
牧
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「いいんだ、貰ってくれ。包装解いて組み立ててしまって申し訳ないが、箱は隣の部屋にあるよ」 |
J
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「組み立て済みはかえって助かるよ。紳一……彰……ありがとう。大事にするよ」 |
仙 |
「こちらこそ、ホールケーキもご馳走様です。さ、切り分けましたよ。いただきましょう」 |
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仙
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「ラズベリームースケーキ、軽い口当たりで美味いね」 |
牧
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「あぁ。この飾りの苺、凄いでかいな。……うーん。香りがもう少し薄い方が好みかな」 |
仙
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「畳の上にデカイ銃が転がってて、そこで座ってケーキ食ってる外人の図って、シュール……」 |
牧
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「間違い探しの図みたいだな」 |
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仙
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「Jokerさんもブルーベリータルト食べて下さいよ〜。俺だってケーキ二個はキツイのに頑張ってんのに〜」 |
J
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「僕はムースケーキ二切れ食べたから、もういらない。紳一に渡せば豚のように食うよ」 |
牧
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「失礼な言われようだが、まあ残ったら俺が食うから心配いらん」 |
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仙
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「……あのさ、さっきなんで急に俺の手を取ったの? あんた人前でああいうこと絶対しない人なのに」 |
牧
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「Jokerは映画でも何でも、ラブシーンが入ると素に戻るんだ。痛がる演技見てて長くなりそうだったから」 |
仙
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「それでかぁ。確かにあれからあっさりやる気なくしてたね」(笑) |
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仙
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「……」/// |
牧
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「どうした?」 |
仙
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「や……人前でああいうの初めてだったから……改めて、嬉しいけど照れるつーか」/// |
牧
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「Jokerは人じゃねぇから。……そんな可愛いことを今言われても……困る」///; |
仙
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「うん、わかってる」///// |
牧
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「…………」//////; |
仙
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「……困らせて、ごめんね」////// |
J
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「おい君たち聞こえてるぞ、失敬な。あとねぇ、そういう会話は僕が帰ってからにしなさい」 |
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突然のJoker来訪・第二弾。今回は完全なる当て馬なJokerです☆
今夜はベッドの上で三文芝居の続きが上演されそうですね(*^v^*)。
* end *
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