そんな目で「新作、手作りがないわりに写真多過ぎない……?」と言わないでくれ


タイトル通り、手作りの新作は今回ありません。
でもリーメントさんの新作『お茶の間の川本家』と『桃屋のごはん』という
二種類を大人買いしてしまった身としてはですね。
遊ばずにはいられなかったとです!←どこの訛りだ☆
といっても沢山あり過ぎて今回では全然使い切れてませんが。
私も買いましたよと主張すべく遊びました。えへへ。

ではでは早速、男夫婦(笑)の生活を覗いてやって下な♪
首の継ぎ目や部分的なところで少々フォトショ加工しております。
いつもの通り、枠がついてる写真はクリックすると別写真が見れますよん。


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


晩秋のとある日曜日。牧はノックをしてから寝室に入りました。


「……ん。牧さん? 今何時?」
「そろそろ昼だ。だいぶ声出るようになったな。胃の具合はどうだ?」 
「ん〜…もう大分いいと思う。ねぇ、なんでこんない暗いの? 牧さん電気つけて〜」
「雨降ってたんだ。でももうあがったから。そろそろまた晴れてくるだろ」 



「昼飯は食えそうか?」 
「寝てばっかいるから腹減らねぇ…」
「薬飲ませたいから昼飯食ってほしいんだよなぁ…。ここに運んでやるから、少しでも食わないか?」 
「運んでくれるなら食べてもいーよ」



「わあ、瓶づめだらけ。そういえばお中元に瓶詰の佃煮とか色々もらったっけ」
「どれ食えるかわからんから全部持ってきた。お前、おかゆよりお茶漬けの方が好きだったよな」
「うん。お米がノリみたいなのは嫌い〜。お茶漬けはさらさらしてて食いやすいから好き」
「ああ、お前は布団から出るな。枕をクッションがわりにして、足は布団かけてろ」



「……このくらいの量でいいかな。“ごはんですよ”、もっとのせるか?」
「お茶も“ごはんですよ”もそのくらいで。ベッドでお茶漬け食うの初めてだ……なんかいいなぁ」
「そうか? まあ、食えるぶんだけ食ってくれ。零さないように気を付けろよ」




「美味しい。あ〜…胃がじんわりあったかくなってきた。身体もポカポカしてきたような」
「開けてほしい瓶があったら言えよ、開けてやるから。この“江戸むらさき”も合うんじゃないかな」
「うん、それも食べる。あ、搾菜も食ってみたいかも。開けて〜」


仙道が食べている最中に席を外していた牧が寝室に戻ってきました。


「ふー…あっちぃ…。あれ? なにそれ?」
「全部食ったご褒美のデザート。リンゴ100%ジュースでゼリー作ってみた。それとミカン缶」
「わ、凄いね。嬉しいな冷たいもの。しかも手作りゼリーなんて。やるなぁ牧さん」
「のど越しがいいかと思ってな。お前の好きなゆるめのゼリーにしてみたつもりなんだが…」
「楽しみだー。ね、パッカンって皿にうつすの近くで見たいから隣に座ってよ」


別角度からなので、冷凍室の氷が見えますよん♪
「ゼラチンの量を箱に書いてある量より少なめにしてみたんだ。固まってるかな…」
「固まってなくても俺、食うよ?」
「固まってなかったら俺が食う。そのための予備のミカン缶だ」
「え〜。ミカン缶も、両方食いたい〜」




「…よし! 固まってた」
「おお〜綺麗だねぇ。柔らかそう、ふるふるしてる〜美味そうだ♪」
「せっかくだしミカン缶も添えてやる」
「わーい♪ ね、食べさせてよ。あーん



「茶漬け一人で食えてただろ」
「ご褒美なんだから食べさせてくんなきゃ
「仕方ねぇな。…ほら、口開けろ」
「あーん …ん、美味しい。トロンとしてて、味も甘過ぎなくて俺好み〜」
「レモンを少し入れてみたんだ。口に合ってなによりだ」



「は〜美味しかったし楽しかったぁ♪ ありがと、牧さん
「はいはい。さて薬だ。これか? 昨日病院でもらってきた薬は」
「うん。何種類もあって飲むの面倒なんだよ」



「最近はこうやって薬の処方箋を詳しく書いてくれてて面白い……」
「面白いかなあ? 俺なんてそういうの全く読まない。袋に書いてある飲む数しか見ないよ」
「熱も大分下がってきて良かったな、あともう一息ってとこか。それ飲んだらもう寝ていいぞ」
「え〜。寝たくない〜寝るの飽きた〜昨日から寝てばっかりなんだもん」
「煩ぇ。風邪っぴきは食って寝てさっさと治しやがれ」



「せっかくの土日、寝てばっかですげーつまんねぇ……」 
「……」
「身体は寝るほど治るけど、気持ちが腐っちまうよなー」 
「……寝るの辛いか?」
「…頭かゆい。頭洗いたい…頭くさい…寝過ぎて腰痛ぇ……」



「可哀想だが、もう少し熱が下がらないとシャワーは入れさせられん」
「別に牧さんがそんな顔しなくていーよ。風邪ひいた俺が悪ぃんだし」
「…あとひと眠りしたら、熱い蒸しタオルで体拭いてやるから」
「せっかくの休みなのに、あんたにまでつまんねー思いさせてごめんね」
「俺はお前が元気じゃないのが淋しい。早く治れ」
「早く治りてぇけど、牧さんに甘やかしてもらえるのは嬉しーんだよね。
 りんごゼリー美味かったから、夕食の時も食べたいな」
「わかった。他に欲しいものはあるか? アイスでも買ってきてやろうか」
「…そうだなぁ……おでこにチューがほしいかな。それもらったら、また大人しく寝るよ」
「唇にしたっていいだろ」
「駄目。うつるから」


クリックすると牧の足の長さが際立つ写真が見れますよん♪
「……ありがと おやすみなさい」




二人とも丈夫&体調管理してるから滅多に寝込むような風邪はひきません。
それだけに寝込んだ時はたっぷり甘えて、甘やかすのがお約束(*^-^*)。


* end *


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆

冒頭でも書いた『桃屋のごはん』からは瓶類・お茶漬け・急須。
『お茶の間の川本家』から使ったのは薬箱・薬・ガラスのコップ2個・ゼリー・ガラスの器・ミカン缶。
どれもとっても精巧で可愛くて、特にゼリーや瓶にはうっとりしちゃいますv
小物が増えると遊べる内容も増えて楽しいです♪

今回は自作新作がなくてちょっと自分的に残念な気がしなくもないのですが。
ありがたいことにリーメントさんが遊べる良い食玩を沢山今年は出して下さったのでね。
前回購入した喫茶店シリーズもまだまだ使ってないのあるし、しばらくは次作新作なくても更新に困らなさそう。

…ホントはね、大物家具作ってたのだけど。思いのほか大変で、且つほかにも色々作らないと
遊べるまでに至らず……やる気をなくして放置中; いつか形に……うーんうーん;

それにしても仙道のパジャマの下手さよ…。試作品のままだから、作り直さないと酷いです;
衣類は特に、作らないと作り方を忘れてしまうし。面倒だけど作るかな…嫌だなぁ。←オイ☆

今回は壁の額縁の中を青い銀河に変えてみました。それと磁石で取り付け可能に変更。
あと、牧のベッドの枕元のサボテンはガチャでゲットしました。可愛いですよねv

そうそう。話全く変わりますが。今年の梅園の誕生日に、親友きくぞうが誕プレのオマケで
ドール用の靴を通販してプレゼントしてくれたのですよ!!


きちんと紐までついてて、男物の靴を眺めるのが好きな私にはたまりゃんです!!
足のサイズが23.5の私。もう少し大きかったら絶対メンズ履くのに。男物の靴って形が美しいですよね〜v

あまりに嬉しかったので、バイト牧に靴を履かせて写真(自分で撮影&撮影許可済)と合成してしまいました。


え? 肝心の靴がよく見えないとな? いいんですよ名脇役はさりげなさも魅力なのです♪
牧が持ってるデザートはシュークリームのキャラメルソースがけとアイスコーヒー。
シュークリームは自作。けっこう上手くできたので、いつかアップでお見せしますね。
きくぞうには「背景と人形の合成が上手い!」と驚いてもらえました。やったー♪

ダンナが「ワイシャツと革靴があることだし。いよいよスーツでも作るのかな?」と、
とんでもないことを言いやがりました。そんな難しいものを裁縫ド素人の私が作れるわけないでしょ!!
…なんですか皆さんその目は。そんな目で『絶対スーツ作ると思っているわ…』と言わないでくれ←タイトルか(笑)

さてさて、今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
気軽に感想などいただけると、小物作成の原動力になります。ぜひ宜しくでーすv(*^v^*)