そんな目で「1/12用背景ボードを無理に使わなくてもいいんじゃない……?」と言わないでくれ


親友きくぞうが百均で背景ボードを沢山買ってプレゼントしてくれました!
詳しくは後で語るとして。背景ボードを使って二人におでかけさせてみました♪

写真少な目のかわりにサイズ大き目です。
首や関節のつなぎ目などフォトショで加工頑張りました。
枠付きの写真はクリックすると別の写真が見れますよ。ではでは、まずはどうぞ♪


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少ない夏休みの初日。いつもと違う散歩ルートを行くとソフトクリームの露店が出ていました。
二人はビッグサイズを注文し、外で食べることにしました。


「ソフトクリームなんて久々に食うな」
「かき氷と違って家じゃ食えないもんね。あ、白猫」
「毛並みが綺麗だ。飼い猫だろう」
「牧さんは動物全般に好かれるよねぇ」
「そうかなぁ。まぁ、最近は犬と同じくらい猫も好きになったが。…こいつ、人懐っこいな」



「牧さんの足をふみふみしてる〜。これって母猫の乳を出そうとする仕草のなごり、だったっけ」
「あぁ。甘えてる時や赤ちゃんの気分になった時にするそうだ。甘えられても何も餌になるようなものはないぞ」
「クリームついてないコーン部分でもちぎってやる?」
「やめとく。人間用の食べ物の味をいっさい覚えさせたくない飼い主かもしれんし」



「あ、こっちきた」
「この辺が縄張りかな? こいつは随分美人さんだなぁ」
「明日の朝もこの道、来てみます?」
「いや別に。明日また会えるとも限らんだろ」


「毛づくろいはじめた…。可愛いなぁ」
「すっかりリラックスされちゃったね」
「あ、やばい。ソフトクリーム溶ける。お前の、たれかかってるぞ」
「やば。早く食わなきゃ」


二人は急いで食べ終えると芝生に腰を下ろしました。

「牧さんすっげぇ好かれちゃったね〜。見てよこいつの顔。幸せそう〜」
「こんな硬い膝の上で…楽じゃないだろうに」
「牧さんの膝が居心地いいのは俺も知ってるよ。この安定感と温度がたまんねーんだよな〜お前も」
「猫みたいなお前が言うと説得力があるな」


「……和むなぁ。飼いたくなって困る」
「猫なら散歩いらねーし、今でも飼えそうだよ。二人とも家を空ける時は近場にできたペットホテルに預けりゃいいし」
「平日は毎日朝から夜遅くまでひとりで過ごさせるだろ…。日中気になって仕事に支障がでそうだから、今はまだいい」
「そう? ま、猫飼うまでは俺を猫可愛がりして甘やかして和んで下さいよ」
「これ以上お前をどう甘やかせってんだ」
「あはは! で、明日の朝はどのルートにします?」
「……バニラ美味かったから、明日はミックスソフト食いたいかな」





帰り道、コンビニで猫のオヤツをこっそり買う牧に仙道は気付かぬふりをしてあげます。
そんな仙道は夜にたっぷり、牧の膝で甘やかしてもらえばいいと思いまーす♪ (*^o^*)


* end *


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今回はお外でお散歩デートです! 冒頭でも触れましたが、きくぞうがくれた背景ボードのおかげです♪
キャ○ドゥは旭川にもあるのですが、小さい店舗なので背景ボードは売ってなくて。
背景ボードは1/12サイズ用に作られているので、1/6のMSM DOLLには小さいけど、
切り取って二枚重ねて、不要な画像(置物などの絵)部分はフォトショで消しました。
この消す作業が地味に大変でした。その頑張りのかいはあって、けっこう自然な作りにできたかと♪
牧も仙道もけっこう活動的だと思うので、こうして外に出させてあげれて嬉しいですv

新作はソフトクリーム。シリコンでクリームを形成してるので、ずっしり重たいクリームです(笑)
ミニチュア用のシリコンなのでただ絞るだけのお手軽さ♪
作るのに苦労したのがコーンカップ。これねぇ、作り方がさっぱりわからなくて、
左は厚紙で円錐形を作って、細く切った紙を縞模様になるように貼って着色。
右は厚紙で作った円錐に手芸用の糸を巻いて貼って着色したもの。


苦労したわりにはどっちもイマイチな感じ。しかも包み紙を作るとコーン見えない!
こんなことなら石膏粘土でコーン作った方がそれっぽく楽に作れたかしら。トホホ。

ちなみにシリコンチューブは歯磨き粉のチューブくらいのサイズで、一本千円ほど。
私にしてはお金をかけてしまったけれど。まあ、一回くらいやってみたかったのでヨシ。
途中、クリームが減ってるように見えるのは私がフォトショで写真加工したからでーす。
あ、写真の芝生は背景ボードの床部分のアップ。写真だと本物みたいですよね〜♪

猫はガチャでゲット。すっごいリアルで可愛いんですよ〜v リアルミニチュア大好き♪
去年から何回かチャレンジしてためました。偶然にも白猫が三匹になったので使用。
二人の会話を考えるにあたって、以前羊毛フェルト作の犬を出した時を振り返ってみましたら。
いやー昔のヘッドは笑えて大変ですねっ! すんごいダンゴ鼻なのに頑張って牧と仙道だと
思い込もうとして遊んでいる自分に、すっごい愛情深さを感じます。やるなあ!(爆笑)

いつも申してますが、素人の工作なんだからその時の精一杯が作れたらヨシなんですがね。
それでもやっぱり、少しでも二人に似せた頭部や、本物に近い小物や家具を作れたらいいのにと思っちゃう。
こうして過去の作品を振り返ると、下手で笑えて楽しいけれども、やっぱり残念にも感じてしまうのは確かで。
東京などではフィギュアの造形教室なども開かれてるようで、いいなーと指をくわえてます。
でもまあ、教室が仮に旭川であっても、時間や講習料で通えなかったりしそうだし。
亀の歩みではありますが、引き続き素人工作を細々やって少しでも理想に近づけるよう頑張ります。
などと嬉しい感想をけっこう頂けて(当サイト比)とても嬉しくて、ちょっと真面目に語っちゃいました///

さて次の予定は……できるかどうかわからないけど、またも大物家具に挑戦!
いつ更新できるかはさっぱりわかりませんが、楽しみにして下さると嬉しいでーすv(*´▽`*)