梅園の勝手なハチクロアニメ感想のコーナー(第二弾編)


今回もハチクロ激ラブ同士である優しい本州のお友達からハチクロアニメ第二弾放映をまるっとお借りできました!
梅園在住北海道では相変わらず放映はされてませんが、時間が経てばレンタルで借りれるというのはハチクロアニメ第一弾の時に分かっていたのですが……。「だってだって!突然ふってわいた自分の時間にまとめて観たかったんですーっ!」
はい。わがままを絶叫すりゃいいってもんじゃあないですね。ごめんなさい。でもホント、お恥ずかしい話、TVを長時間みるのが苦手な私には一時間を越えるものを見るにはかまえがいるのです。特にハチクロは第一弾で好きなアニメだと分かっているし、第二弾はラストまでいきそうだと知っているだけに、きちんと『感動タイム』にゆとりを持って挑みたかったのでした。


さて。そんなわがまま感動タイム@三日間の感想を今回も思いつくまま語ります。とはいえ、背景美術や効果の美しさや音楽や声優さんなどは前回と変わらないので、語ることはそんなになかったりします。
原作の8巻からラスト10巻までを12話に収めたのが第二弾でした。そう。たった12話ですよ!?
まだ原作感想をUPするどころか書けてもいない私なので詳しく語れないけどですね。あの濃密な、8巻以降は一話たりとも泣かされないで読めたことのない、「こんなに一話に何もかも全てをつめこんでしまっていいんですか? 下手な作家ならこの一話分の内容で単行本2冊は引っ張りますよ?」と泣きながら言わせるほどの濃いぃ話をですよ、
たったの12話によくも無理やりおさめてくれましたねっ!?(困惑滝涙)

感想はもうそれに尽きます。せめて24話くらい与えてあげて欲しかった……。アニメ作成の人たちの苦労と苦悩はいかほどだったかと何度も可哀相に思えました。あの台詞も、あのシーンも入れたかったでしょう。この台詞もこのシーンももっと溜めをとりたかったでしょうにと。
確かに削られたエピソードの多さからいえば、これほどきちんと頑張ってまとめてくれたことは高く評価します。多分原作を知らない方でも第一弾を見ていれば、胸を痛め感動し涙するでしょう。
でもせめてあと12話分の時間があれば、音なく消えていく雪も逆巻く風に舞い上がる木の葉も何もかも。全ての情景にもう少しの溜めを与えて、台詞のあとに残る余韻を持たせてあげられたのならば……!!
本当に頑張って制作してくれているからこそ、本当に見ていて何度もせかされてしまっているような場面展開にがっかりを通り越してすっかり可哀相になりました。

ダイジェスト版を見ている気分でしたが、それでも全話で泣きました。アニメに出せなかった細かなエピソードやキャラの心情や台詞を脳内映像で自動的に補いながら見てしまったからかもしれませんが。
ハチクロは全巻が傑作だと力いっぱい言えます。その中でも8巻以降を読んだとき私は、仙道が帝王牧の地位まで昇ってきたことを確信したように、ハチクロがスラムダンクの地位まで昇ってきてしまったのです。それほどに素晴らしい展開を繰り広げて私を魅了しまくった愛しき巻たちなのです。
……例えが長くて分かりにくいですかね。要するに、特に8巻以降から私にとってスラムダンクに並ぶどえりゃーウルトラわんだふりゃ超絶ハイパーミラクル激愛傑作漫画になったというわけです。その話をダイジェストのような形であるにしろ、そこまで原作激ラブになってしまった私にすら満足を与えてくれるたこと。羽海野先生の創り上げた世界観や雰囲気を壊さないまま色彩と音を与えて下さったことに感謝したいと感じました。心からアニメ制作の方々にもありがとうございますと言いたいです。

あぁ〜DVDの感想ですら上手く書けないよぅ〜。原作感想だって本当は何度も書こうとしたんですよ。でも読み返したり思い出し返すたび生きる切なさと苦しみと優しさとかがドバドバと目から滝のように零れてしまって、そうなるともう頭が痛くなって益々書けなくなるんだもの。こんなオイラはいったいいつになったら原作感想を書けるようになるんですかねぇ?

おっと。段々話の趣旨が外れてきました。
私的DVD第二弾のオススメ観賞方法はですね。原作8〜10巻を必ず3回は読み返してからDVDを観ましょうということです。
もちろん観る時は静かな家の中で一人、飲み物以外になにも用意せずにティッシュを持ってどうぞ。涙と鼻水で水分がどんどん失われるので飲み物は必須です。飲み物はCMの時だけ飲むのは言うまでもないですね☆

そんなわけで第一弾と違い、この第二弾はハチクロ大ファンさんにのみオススメします。そうでもない人が第二弾を観てハチクロを分かったような気で語ることはいけません。うふふ……。←イヤンな微笑み☆
最後に前回と同じ言葉で閉めます。
改めて言うまでもないですが「ハチミツとクローバー、原作は本当に素晴らしいのでまだ未読だなんていう不思議ちゃんはぜひ買うべし!!」





 
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