嘘でもいいから「エルミタージュだね」と言ってくれ


「そろそろ花流の日なんだよね…」と言いましたら、HOTA…えーと、ダンナは流石に二年連続で花流絵&MSM絵を提出しているだけに自分も描かねばいけないと思うらしく(笑) いそいそと「…資料探すかな〜」と映画雑誌を見始めました。いい奴です♪
しかし最近、皆様の優しい感想に大変自信を持ってしまったため、「俺、昔と違って上手くなったから、笑いはとれないよ? なんたって俺は全国区の男だからね、集英社が認めた」と自信たっぷりに言いやがりました。…確かにハチ○ロファンブックに載れたのはダンナ画伯のおかげなので、梅園何も申せず。ううう。
しかも「仲良しなのがいいんだったよね」なんて、乙女うけまで考え出している様子。
明らかにギャラリーを意識して作成のHOTA…じゃなかった、ダンナ画伯。

そんな感じで今回は「…上手すぎたかもしれん。流川以外。というか、流川ってどんな顔だったか忘れちゃったよ〜」と花流絵を見せてくれました。梅園大爆笑!!確かにこれは流川じゃないよー☆うっひゃあああ☆
ダンナ画伯も自分でも「流川ファンを敵に回すつもりはないから、コツを教えてくれ」というので、「流川にはまつげがあるんだよ」と教えると、喜んで付け足しました…上に!! 思わず梅園爆笑ツッコミですよ!!「下まつげなんだよー!!」と。するとすかさず足してました…。結果、まつげの豊かな青年に…(汗) 失敗をあえて消さないダンナ画伯は流石ですぜ☆

牧に関しては「可愛く&カッコよく描いてねv」という梅園指令により、ダンナにしては大変頑張ってくれました。「仲良し度が牧仙牧は花流より上なんだよね?」と、どこまで知っていると焦らすような発言が飛び出しましたが(苦笑)、ペアルックというダンナ画伯にとって最強の仲良し度をご披露してくれました。ワオ☆
ちなみに色は毎度のことながら私が塗りました。あまりの力作に今回も着色に力が入ってしまいましたよ。

そんな感じで今年もやってきました、本人曰く「エルミタージュな世界」をご堪能あれ。釣りはもってけドロボー(笑)


ダンナ画・花流イラストを見てくれ!!


ダンナ画・MSMイラストも見てくれ!!

色は梅園がつけました。夫婦合作とも言えましょう。

この花流絵は映画『シベリア特急』のポスターを見本にしてアレンジされた作品です。周囲のカーテンは劇場を意識したものとのこと。画伯のシンボル的存在となった富士山大噴火を背景に、SLが走る壮大なスケールを描かれております。
軍人コスプレをした花道を画伯ご自身が「赤いヘルメットみたいだね〜」と申されておりました。流川に至っては「ゲジゲジみたいな目になっちゃった」と…。
もう…梅園がどうこう言えるような絵ではありません。芸術。その一言につきます。素晴らしいです!!
でも一つだけ質問してみました。「流川が木刀で花道を射しているようにしか見えないのですが、これは何故?」と。画伯は笑って答えました。「木刀じゃないよ。あれは…何だろう?流川をぶら下げてみただけ」なんと驚くべきことでしょうか☆ぶら下がってるんですって!!!猿?? 暫く笑いすぎで呼吸困難にさせてくれました。ブラボー☆画伯!!

このMSM絵は若大将のDVDBOXのパッケージを見本にアレンジをされた作品です。白いギターに揃いの衣装で歌う姿は、まさに仲良しです。何故か後に立っているはずの仙道の両足が、牧の両足より前に出ているため、「…牧、浮いてる??」という不思議チックセンセーションなステージを演出されております。常人には理解しがたい遠近感です。
正直に申しましょう。今まで何度かダンナ画伯に牧を描いてもらってきましたが、これほど本気で可愛い思ったことは初めてです。すっごい可愛いんですけど!!そりゃもう、髪型がパーマはいってるのは不思議だけど(笑) 仙道も可愛いし、今回の絵は本当に…悔しいけれど私は完敗と感じました。スタイルもいいし、なんか…なんでこんなに上手いのかと疑問まで抱いてしまいました。
ただ、どちらも瞳孔が開いているのがお茶目ですけどね。でもそれすら可愛いよこの二人…?(汗)

ダンナ画伯は「俺、花道と仙道上手いなあ!仙花描かせたら天下一品じゃないの?」と申されてました。
私としては今回、花流に関しては私の方が勝っていると思いましたが、牧仙牧に関しては素直に負けを認めましたので、もはや何もツッコむ気力がおこりませんでした。←正しくは笑い死にしていて口がきけなかっただけか?
これからはダンナ画伯に追いつけ追い越せの精神で、ますます精進せねばと誓った2005年花流の日でございました。
皆様。こんなダンナ画伯に「本当にエルミタージュの世界ですね」と、嘘でもいいから言ってくれー!!


 
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