そんな目で「とうとうドールで足らず羊毛フェルト人形!?」と言わないでくれ


先日日記で、羊毛フェルトで牧&仙道人形を作った話をしました。
数名の方が、それを「可愛い」「仙道と牧にちゃんと見えます」等々
おだてて下さったからさぁ大変。単純王はすぐその気になるのです!
何を作っちゃったか。また、それはどんな出来なのか。
説明はあとまわし。まずは見てやって下さいな。今回も写真多目でーす。

首のつなぎ目をフォトショ加工した写真もあります。←面倒で全部はしない(笑)

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秋が深まってきたので、ちょっと奮発して秋ならではの食材を買ってきた二人。


「また七輪の出番が来るとは思わなかった」
「前はコンロで焼いたけど、七輪はやっぱ雰囲気出るねぇ。もう網乗せていい?」
「そろそろいいかな。お前、まさかその牛肉も焼く気か?」
「もちろん!炭火だからきっと美味さ倍増!楽しみ〜神戸牛〜」
「肉を焼くとまた家中が煙だらけになるけど、まぁいいか」



「今年の松茸、小ぶりじゃね? けっこういい値段したのにさ」
「国産買いたがったのお前だろ。香りは去年よりいいんじゃないか?」
「そうだけど〜。やっぱ松茸は股間にあてるのがお約束なのに、こんな小さいんじゃなぁ」
「どんなお約束だよバカ。いいからさっさと割けよ。もう焼けるぞ」
「俺、三枚に割くの下手なんだよね。小さいから半分にしてもいい?」
「いいよ。その方が食い応えあるかもな」


チャイムが鳴りました。どうやら宅配便が着たようです。


「あ、もう来た。Jokerさん、何送ってくれたんだろ。牧さん、悪いけど焼いてて」
「おう。あ、先に少し飲んでていいか?」
「どうぞ〜」


「随分でかいな!」
「ホントだよね〜。けど、思ったより軽いんだよ。気になるから開けちゃっていい?」
「おー。何送ってきやがったんだか。きっとろくでもない物だと思うぞ」
「あはは! Jokerさんならどんな変なもんくれても不思議じゃないよね」




「うわ、でっかい牧さんぬいぐるみと飛行機!それと飛行機の本だ。あ、手紙読んで〜」
「『二人とも元気してる?先日は会えて楽しかったね。彰君は録画をありがとう。紳一は服をありがとう。抱き枕を欲しがっていた彰君に、特注の紳一人形をプレゼント。高校時代の写真しか手元になくて、その服になりました。紳一は今も飛行機が好きかな?模型の飛行機については、本で自分で調べて。今度私の家に二人で遊びにおいで。ではまた』だって。字が昔より少し上達している」
「Jokerさんは手紙も日本語で書けるんだね。実は頭イイ?」
「あいつの悪いとこはふざけが過ぎるくらいで、他は不思議になんでも出来るんだよ」
「うん、そんな感じする。だって俺、抱き枕のCM見てなんとなく“あったら便利かな”って言った程度の記憶しかねぇもん。あんなどうでもいい話を覚えてるなんて驚いた」
「そうだよな、お前が抱き枕欲しがってたなんて、俺も聞いたことがない」



「ステルス戦闘機か〜。今話題だから選んだのかな」
「牧さんが飛行機好きだなんて、全然知らなかった。今話題って何が?」
「2016年度に導入する最新鋭ステルス戦闘機F35の部品製造で、17年度以降日本も共同参入するそうだぞ。今までは米英のみだったのに。あ、俺が飛行機好きだったのは小学生の頃だから、今は全然詳しくないぞ」
「そんだけソラでマニアックな情報言えりゃ十分好きな部類だよ…。こいつ、軽いなぁ〜」



「あ、なんか抱きしめたら気持ちいい!」
「遊ぶのはあとにしろよ、焼こうぜ」
「ほっぺたふかふか〜。抱き枕っつーより、モロぬいぐるみって感じ!」
「小さい奴は丸焼きにしてみようか……って、聞いちゃいねぇ」



「なんかすっごく気にいってきた! 最初牧さんに似てないと思ってたけど、だんだん似てきた気がする!」
「似てねーよ、ちっとも。俺はそんな太ってねぇ」
「ミニ牧さんに見えてきた! よし、シンちゃん、今夜から俺のベッドで一緒に寝ような〜」
「おい、変な名前つけるな。漫画の幼稚園児みたいで腹立たしい」
「そんじゃ、マー君。マー君なら野球選手を連想するから大丈夫でしょ。可愛いね〜マー君!」chu! chu!
「楽天イーグルスかよ。俺は日本ハムファイターズの方が好きだ。そうだ、野球と音楽のビッグな両人からイナバって名前はどうだ?」
「絶対やだ〜。俺のだもん、俺が名付けるの!」
「はいはい。好きにしろ」


「もう全部焼けたぞ。いい加減食いに来い」
「はーい」
「ぬいぐるみは置いてこいよ」
「今日からマー君はうちの家族だから。今日は歓迎パーティーってことで多目に見て下さいよ」
「なにが歓迎パーティーか。バカらしい」
「可愛いんだからいーじゃねっすか。ね、マー君」
「いい年の男がぬいぐるみ遊びかよ、みっともねぇ」
「牧さんだってペンギンのフィギュア、可愛くて大好きなくせに」



「…ん? どうしたの、手で持って。熱くないの?」
「熱くない。もうすっかり冷めてる」
「そ、そう…? 俺が割いてあげようか?」
「……」
「???」



(……ちゅ)
「!?」
(…ちゅっ、ちゅ ペロ……ちゅ、ペロ)
「!!!!!」


「ま、牧さん……ちょ、ちょっとぉ……」
(…ちゅくちゅく ペロ…ピチョ…)
「……う、うわぁ…すげぇエロい〜……」



「今まで何回か松茸買ったけど、あんたこういうサービスしてくれなかったのに…どうしちゃったの?」
(…ペロペロペロ……ちゅっちゅ〜)
「いい……。も、もうちょっと幹も舐めてみてくれません?」
(ペロ…ベロ〜……はむはむはむ)
「う、わ。ヤベ、すっごい……どうしよ〜。あ、そんなことまで……いいなぁ…」



「牧さん牧さん、あのね、そんな値の分からないキノコなんぞにしてないでさぁ、」
(……ぱくん もごもごもご くちゅくちゅ、ぷちゅちゅ…)
「あ、あ。そんな深く!もったいない〜、値の分かる俺のビッグ松茸にして下さいよ〜」
(きゅうぅ…… きゅぽんっ)「……ふぅ」
「な、なんつー色っぽい吐息を!はああぁ〜…。ねぇ、頼みますからもうこっちに、ね。ね?」


「………」(パクッ……ガブッ! ボリッ!
イギャー!!
(ジョリッ ザクザクジャクジャク もぐもぐ ごっくん)「ごっそーさん」
「ひ…ひいいぃぃぃ……齧り取られて食われたあぁぁ……」



「丸焼きはもう少し長く焼いた方がよかったな。歯応えはいいが汁けが足りなかった」
「…………そっすか」
「松茸は全部俺が焼いたんだから、牛肉はお前が焼けよ」
「はい……」
「そういえばさっき、お前のビッグ松茸を俺に食えとか言ったか?」
カチカチカチ!(歯を鳴らす音)
「もういいっす!暫くはスモールサイズ決定ですから!」
「あっそう。そのマー君にでも育ててもらえばいいんじゃねぇの? あ、この模型が載ってる。“第一世代のステルス機ロッキードF-117ナイトホーク。最高速度はマッハ0.9”だって」




ぬいぐるみなんぞにヤキモチをやく牧が微笑ましいですね。
男性の多数はデリケート。きっと仙道も牧もそうでしょう♪
早く心理的ダメージから立ち直って、二人で食べあえるといいですね(*^▽^*)


* end *


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ちょっとエロ過ぎたでしょうか。そうでもないよね?(^-^)
牧が飛行機好きとか勝手な設定つくってすいません☆

松茸セットは数年前に中古で入手(200円)しました。
なかなか季節的に合わなくて、やっと使うことができました♪
牛肉は芳海さんから以前頂いたものv 小出しにしてます♪

さて今回作ったのは、羊毛フェルトの牧です。
犬を作った時の残りの羊毛フェルトだけでは足りず、少し買い足しました。
紫と黄色の部分は少量ですむため、買わずに家にあるフェルトを割いて代用。
黒子もつけたのだけど、写真ではあまり見えないですね。残念。
羊毛フェルトはドシロートながらも、それなりに形になった……つもり(-v-;)

最初はドールで使うつもりじゃなかったのですが、ダンナが
「よく出来てるよ。牧に見える」と言ってくれたので、つい欲がでて(^_^;)
仙道がぬいぐるみを喜ぶわけがないと思いつつも無茶してしまいました☆

大きさ比較用にiPodを置いてみました。一番小さい牧が5cmです。


牧が持ってる本も自作。UCCコーヒーのオマケの戦闘機に
ついてきた組み立て説明書を表紙や中のカラーページに使用。
本は沢山飾ると絵になるんだけど、なかなか数を作れない…。

そうそう。今回、牧の髪の艶を消してみました。
なんだか髪の毛がテカテカでふんわり感がないかなと思って。
でも写真見ると淋しい感じがするから、ニス塗り直して前に戻そうかな。

最近またちょっとだけ、このMSM DOLLコーナーが好きと言って下さる方が増えましたv
とても嬉しいのでもっと更新をしたいのだけど、家具が増えたせいもあって、
一回片付けてしまうとまた出すのが面倒でなかなか。これをどうにかしないと。
毎度しまわず出しっぱにして、上から布でもかぶせて隠せるようにしようかな…。

さて、次回。クリスマス時期なのでそれっぽい更新が出来たらいいなと。
でも最近は服を作ってないので、同じ服ばかりだから…うーん。
服を作るのが嫌い&ミシンを出すのが面倒なのよねー。
…む? なんだかDOLLもミシンも似たようなことを言ってますね。

服を作れなくとも何かしら新作用意してクリスマスに更新できたらいいな。
良かったらまた更新を楽しみにしてやって下さいね〜(^▽^)