仙 |
「さーて、ケーキでも食いますか。今年もいつものとこのショートケーキ色々だよ」 |
牧 |
「ホールケーキだと同じ味ばかりだから飽きる。その方が楽しめていいよ」 |
仙 |
「牧さんは何から食うの?」 |
牧 |
「苺が乗ってるやつならなんでもいい。あの店の苺系はどれも美味いから」 |
仙 |
「OK。俺はビターチョコケーキにしよっと」 |
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牧 |
「タフィーはケーキは駄目だが、そのかわり色々珍しいの預かってあるんだ」 |
タ
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「ワンワフッ!」 |
牧 |
「よし、お座り! お手! そうだ。偉いぞ〜。よし、ご褒美いっぱいやるからな」 |
仙 |
「へえ〜。お手も出来るんだ。賢いねぇ」 |
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牧 |
「……気にいったみたいだ、凄い勢いで食ってる」 |
仙 |
「今はペットフードも色々あるんだねぇ」 |
牧 |
「そうみたいだな。犬用のケーキもあるらしい」 |
仙 |
「こんだけ大人しくて利口だと預かるのも楽でいいね」 |
牧 |
「あぁ。もう少しお前にも懐いてくれるといいんだけど…」 |
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仙 |
「俺は犬より猫に好かれるよ。実家が猫飼ってるからかも」 |
牧 |
「猫かぁ……猫なら今でも飼えるかな。散歩させなくていいし」 |
仙 |
「うーん…。けっこう出張や遠征で俺達家を空けること多いからどうだろう」 |
牧 |
「そうだよなぁ。それに飼うならやっぱり犬がいいな。大型犬がいいよ」 |
仙 |
「俺が現役引退したら飼えるかもしんないね」 |
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仙 |
「ケーキも食ったし、プレゼント交換しようよ」 |
牧 |
「おう。今年はけっこう喜ばせる自信があるぞ」 |
仙 |
「俺は今年は全然自信ない。だって何回きいても欲しいもんなんもないって言うんだもん」 |
牧 |
「欲しい物は既に買っちまって使ってるからなぁ。今年は本当に何ももう欲しい物ないんだよ」 |
仙 |
「がっかりしないでね。や、してもいいけどさ」 |
牧 |
「別にいいよ、子供じゃないんだから」 |
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仙 |
「わあ! 嬉しいなあ! 欲しかったんだよ〜♪」 |
牧 |
「お互いゲーム買ってたのか。正月はこれで退屈しないな」 |
仙 |
「ウォークマンにしようか迷ってたら牧さん自分で買っちゃったからさぁ」 |
牧 |
「3DSは嬉しいよ、ウイニングイレブンやってみたかったから」 |
仙 |
「ラディアント・レッド……ちょっと照れるけど綺麗な色だね」 |
牧 |
「お前には少し派手なくらいの色が似合うから選んだんだ」 |
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タ
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「ワンッ!」 |
牧 |
「あぁ、淋しかったか。よしよし。もう食い終わったのか、早いな」 |
仙 |
「梅園から届いたプレゼント……やけにデカイね。ぬいぐるみとかじゃねぇよな」 |
牧 |
「開けてみればいいだろ。はいはい、タフィー。わかったから」 |
仙 |
「……牧さんタフィーにデレデレ」 |
牧 |
「え?」 |
仙 |
「や、開けてみましょうかねって言っただけ」 |
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牧 |
「モロかぶりじゃねぇか。まるで俺達が何を買ったか知ってるみたいだな」 |
仙 |
「うっわ〜、絶対このピアノ・ブラックのPSPは牧さんにって喜んで選んだんだよきっと」 |
牧 |
「3DSは同じ色か。間違えそうだな。…手紙か何か入ってないか?」 |
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仙 |
「手紙あった。……うへ〜、ほとんどびっしり牧さん賛美。あ、やっぱPSPは牧さんにだって。読む?」 |
牧 |
「いや、遠慮しとく。こら、暴れるなタフィー。落ちるぞ」 |
仙 |
「俺へは3DSだって。…なんか悔しいな。俺は3DSブラックを選べば良かった」 |
牧 |
「何を張り合ってんだよ。いいじゃないか、これで対戦もできてありがたいだろ」 |
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牧は食事の用意等色々と仙道がしてくれたお礼にと食器洗いに席を離れました。
仙 |
「一回しか欲しいって言ってねーのに覚えててくれたんだ…。それに色も
俺に似合うから選んだなんて。ホント牧さんはやってくれるよなぁ」 |
タ
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「クゥ〜ン、クゥ〜ン」 |
仙 |
「お? もう俺のこと怖くなくなったのか? 慣れたかい?」 |
タ
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「ワン!」 |
仙 |
「はは! まぁゆっくりしていきなよ。明日の散歩は俺も一緒に行くからさ」 |
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キッチンから戻るなり牧は隣へ座ると仙道の頬にそっと触れてきました。
牧 |
「タフィーのことだが、勝手に俺が引き受けてお前に事後承諾になってしまって悪かったな」 |
仙 |
「まだ気にしてたの、全然平気なのに。タフィーちゃんももう大分俺にも慣れてくれたよ」 |
牧 |
「うん。そうみたいだな。嬉しいよ……ありがとう。お前は優しいな」 |
仙 |
「……良い子の俺に牧サンタさんはご褒美のキス、してくれる? 」 |
牧 |
「いくらでも」 |
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chu
chu chu
chu………
タ
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「キュゥ〜ン、キュウ〜ン………ワンワンワンワンッ!」 |
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牧 |
「あぁ、ごめんごめん。別に仲間はずれにしてたわけじゃないんだぞ。悪かった」 |
仙 |
「タフィーちゃん……」 |
牧 |
「わ、口を舐めるなって。あぁもう〜。こら、首も駄目だってくすぐったいから」 |
仙 |
「……ねぇ牧さん。今夜タフィーちゃんはどこで寝るんすか?」 |
牧 |
「人の家だと夜一人じゃ淋しいだろうから、俺の寝室に寝床作るよ」 |
仙 |
「あー…そうね。一人は淋しいよね……」 |
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良い子の仙道君はどうやら清らかなクリスマスを過ごしそうです(笑)
でも本当は牧だって連休ずっとお預けは淋しいはず。
きっとお正月は水入らずで濃厚な姫初めなのでしょうv(//v//)
* end *
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☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆
今年は百均のツリーが可愛いしサイズが手頃だったので購入。
それに飾りを足してみたらいい感じになじんでくれました♪
PSPと3DSはガチャポン(\200)でゲット。小さいのに精巧にできていて
凄く可愛いのですよ〜v こういうのは眺めていてホント飽きないです。
ゲームはこれからも沢山使わせようと思ってます♪
コーヒーは中古(\50)でゲットしたリーメントので、蓋も外れる精巧品v
さて今回の手造りはプレゼントBOXは大したことないのでおいといて。
犬ですよ、「ジャック・ラッセル・テリア」!
これはLucaさんが私の誕生日にこれで牧と仙道にペットを作ってあげてねと
プレゼントして下さった「羊毛フェルトマスコットキット」です。
可愛いです。でも…あの、いきなりすっごいハードル高いんですけど;
確かに二人きりの家にはたまに違う生き物が入れば楽しいことになりますけれど。
わ……私に、羊毛から犬を作れと?(*TvT*)
嬉しかったのですが、流石に暑い時期(私の誕生日は7月)にチクチクと
作成は厳しく。結局作ったのは秋でした。すいませんLucaさん遅くなりまして☆
とても丁寧な説明書だったのでどうにか根気のない私でも作ることができました。
型紙サイズでは大き過ぎるので目測で縮小し作成。サイズを二人に合わせました。
見本はうつ伏せなので立ち姿にしようとしたらアレンジが大変&なかなか立たなくて苦労した〜☆
それに形成しようと針を刺しまくると針穴痕が残って見栄えが悪くなってねぇ…。
犬のふんわりした毛を表現しようと、初心者梅園悪戦苦闘でした。
でも頑張ったせいかこんな出来でも大層可愛い気になってます♪
Lucaさん、この度も度肝を抜くDOLL用面白プレゼントチョイス流石でした、感謝です〜v
今年のXmasネタに困っていたので重宝させてもらっちゃったよん♪
おかげで写真をいつもより沢山撮ってたっぷり楽しめました、ありがたやv(*^o^*)
理解あるダンナに友達に、こんな妙なページを楽しみにして下さる貴女。
大層ありがたいといつも感謝しております。おかげDOLLも飽きることなく
のんびり続けて遊んでおります。えへへ。感謝感謝でござりますv
来年もこうしてのんびり遊んでいきたいと思ってますので、よかったら宜しくねv