そんな目で「努力とセンスは比例しないのね……」と言わないでくれ


収納棚を作りました。前回のTVボードでの絵の具の塗りの荒さを反省し、
今回は切ったパーツにアクリル絵の具を二度塗りして乾燥。
翌日に組み立てるという、二日間もかける徹底ぶり!偉い!
実は梅園、変なところが大変短気。というか、面倒くさがりなのです。
子供の頃から一日で出来る工作や手芸は好きでも、二日かけるともうイヤ。
良い物作りに日数をかけるのは当然だというのに、私って奴ぁ……;

なんて今更な反省はさておき。まずはどうぞご覧下さい。今回は写真小さ目に戻してみましたよー。
※枠付の写真はクリックすると別角度が見れます。

☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


とある休みの午後。散歩から帰宅した二人はまたしても呆然としました。


「また家の中が変わって、知らない家具が……」
「夏だから畳と卓袱台までひっぱり出してきたんだね」
「もう驚かないけどさぁ……狭い部屋をよくコロコロ模様替えするよ」
「あ。牧さん、そんなこと言ったら部屋を広くしようと梅園が画策しだすよ?」
「やめてくれよ〜、俺は部屋の変化を特に望まないタイプなんだから」
「今ので梅園のテンションだだ下がりだ」(笑)



「ペンギンが三匹だけこんなとこに。しかもマウスパッドの上に」
「見慣れない雑貨が色々入ってる」
「何が増えてる?」
「コーヒーを挽くやつと、漫画・化石・ファミコン」
「今時ファミコン??」
「うん。マジでファミコン……」



なんだかんだ言って興味津々です♪

「ゲームカセットも一つ一緒にあったよ」
「……動きそうか?」
「うん、多分。やってみようよ」
「おう……」



かなりおそるおそるな二人(笑)





「おお、ついたな! これ、やたら流行ったよな〜」
「そうそう。当時としては画期的だったよね。ふーん、思ったより画面綺麗だ」
「やり方忘れちまったなぁ……確か、これとこれを…」
「そうそう。あ、ヤバ、こけた」
「おっと。こうして、こうだ。……よし、行った!」
「けっこう覚えてるもんだね〜懐かしいなぁ」


「そういえば俺、このゲームカセット、友達からずーっと借りっぱだった」
「気に入ったのかそんなに」
「んーん。どこにしまったか忘れて、返すのも忘れてただけ」
「ダメだろそれ。なにやってんだよ。結局見つかったのか?」
「どうだったかなぁ……」
「……子供の頃からだらしねぇんだな」
「いや、今は違いますよ。失くしそうな物は借りねーもん」
「そういう問題じゃないだろよ……」



ゲームに集中してるのでお説教は短目?(笑)



お互いゲームにまつわる昔話に花が咲き。気付けば早二時間弱。


「あ、惜しい。あ─── 、なんだよもう。そこで来るかね」
「目が疲れてきた。俺はもういいから、1Pでやってろよ」
「うん。俺もあともう少しやったらやめるよ」


クリックすると本棚のアップが見れますよ
「漫画って、スラムダンクの愛蔵版じゃねぇか。しかもたった四冊か」
「全巻入れておいてもらいたいよねどうせならさ」
「全くだ。…うぬぼれと言われそうで言いたかないが、表紙で選んだようにしか思えん」
「や、全くその通りでしょう。それしかないでしょ」
「どれも試合の途中の巻だなんて、あいつは本当に試合というものを分かってない」



「仙道選手ノールックパスのピンナップ、カッコイイー」(棒読み)
「!? ちょ、なんでその巻読んでるかな!?」
「“すごい眼をしてるなあのクールな男が…”」(更に棒読み)
「声に出すんなら、他の巻読んでよっ!!」
「……この巻は仙道選手の活躍が少ないなぁ」
「俺、その巻嫌いなんだよ。あんた赤木さんばっか見てるしさぁ…」





「さすが仙道選手、リバウンドをさらりと入れる。このスマートさ、こりゃ確かに女子の声援がとんで当然だ」
「あんたねぇ、悪ふざけも大概にしとかないとマジ怒るよ?」
「ふざけてないぞ。お前はスマートでカッコイイって、珍しく俺が褒めてるんだから喜んどけよ」
「もー!! カンペキふざけてんじゃん。そういう悪い人には没収!」
「やめろよ〜読んでるのに」(笑)
「笑って人をバカにする人には拳骨くらわしていいんだったよね? あんた、よく俺にやってるじゃん」
「拳骨は俺がするからいいの。お前がしたらダメなんだよ」

とうとう仙道は本を取り上げてしまいました。



「あーあ。本も奪われたし、なんか食おうかな〜」
「俺、チップスター。それとコーラ、氷沢山入れてきて」
「チップスターは俺のだろ」
「意地悪した人からはチップスターも没収です」
「俺は何食えばいいんだよ」
「あんたはじゃがりこのサラダ味」
「はいはい」


「……あんたカッコイイじゃん」
「当然だ。バスケをしてる時が格好悪かったら、いつカッコイイ時があるってんだ」
「バスケしてなくてもカッコイイよ?」
「世辞など言わんでもラムネもじゃがりこも半分残してある」
「お世辞じゃないこと知ってて言うんだから。でもラムネは飲む。ちょーだい」






夏の一日、ゲームをしたりお菓子を食べながら漫画を読む。
たまには子供に返るのもいいものですよねv


* end *


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆

前回TV台を褒められ(一名の方に)て、雑な塗りだけに嬉しいやら申し訳ないやら。
次は塗りを丁寧にして、褒められても恥ずかしくない物にしようと頑張りました。
乾いてから二度塗りし、翌日に組み立てという二日間をかけただけはある、
なかなかに美しい仕上がりです(自作比)。だがしかし、作成段階での
センスのなさがあだとなり。ダンナに「綺麗な下駄箱だね!」と…!(号泣)
洒落た収納棚のつもりが、四列のせいで下駄箱に。あぁ〜(ToT;)
でもまぁ、材料費は前回の残りで作ったから0円だし、いいや。

せっかく棚を作ったのだからと漫画@SD完全版本を作ってみました。
本当は全巻作ろうと思っていたのに、大変で二冊しか作れませんでした。←根気なし!
写真では解りませんがツルツルして硬い紙で表紙を作ったので綺麗です。

上の二冊はプリンターのインクが少なくて失敗。でももったいないから使用。←オイ☆
スキャナが大変だったので、デジカメで撮った画像を歪み修正して作成。
写真もダンナに手で押さえてもらって撮ったりで大変でした☆
某ドールサイト様ではドラ○ン○ール完全版全巻とか大量に作られていて、
自作して初めてその大変さ&根気力がわかりました。凄いなぁ…。
あ。仙道が履いていたサンダルはふざけて作った試作品です。


この立派なスーファミは今年のGWにぷち旅行で行った小樽の某所にあったガチャポン。
しかもこれ、どうやらシークレットらしいのです。←値がわからない猫に小判☆
こういう、粘土で自作不可能&精巧な小物はうっとり〜大好きv

最近の食玩@リーメントさんはキャラクター商品とのコラボミニチュアばかり。
また以前のように家電・食器・食品など、大人も楽しめるミニチュア出してもらいたいのににゃー。
まだ買いだめしたり中古でゲットした食玩があるので、更新には困らないけど。

そうそう。仙道が履いてる立派なハーフパンツは数年前、
札幌のボークス(今はもう閉店されてます)で購入した物です。

次は何をさせようかな。よかったら次回もお楽しみにv
感想いただくと制作意欲がでますので、ぜひv お待ちしておりまーす(*^v^*)