そんな目で「もうシャツ二枚目作っちゃったのね……」と言わないでくれ


前回のシャツがあまりに納得いかなかったため、意地でまた作ってしまいました。今度はチェックシャツ。
前のを仙道に着せたので見比べてみて下さい。型紙を作り直して作ったんですよ〜。
あとダンナに「スリッパなんて作ったらいんじゃない?」といわれたので二足作成。

枠線のついてる写真はクリックすると別の写真が見れますので、よかったら見てね♪
では早速、二人のラブラブ同棲生活をどうぞ〜。

☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆

牧が帰宅すると、「おかえりなさい〜」と仙道の声はするけれど姿がありません。

牧「……なんだこの焦げ臭い臭いは?」




台所から仙道がやってきました。

「あ。本買ってきてくれたんだ。ありがとう〜」
「お。そうそう。ほら。レア本なのか? けっこう探したぞ」
「うん。オールカラー限定豪華版なんす、ごめんね面倒かけて」
「いや別に。それよかその格好、どうしたんだよ?」
「えへへ〜。シェフ? ギャルソン? まぁそんな感じで」






「これこれ! Lucaさんが教えてくれたんですよ。入手できて嬉しいな〜♪」
「そんなエプロン家にあったか?」
「ないない。これ、家にあった布を腰にまいてリボンで縛っただけだから」
「お前って変なとこ器用だな……」


この本はLucaさんが豆本用のデータをカラープリントしてプレゼントして下さったのですv
それを切って作成したのが仙道の手にしてる本♪
オールフルカラーなんですよ〜vv


着替えてから買物してきたスリッパを出していると、仙道がテーブルセッティングをはじめました。

「どうしたんだよ!?」
「今日は俺からのバレンタインデーのお返し。ホワイトデー当日は忙しくて会えなかったから、その穴埋めにね」
「お返しなんていらんと言っておいただろうが……」
「いいからいいから。あ、そのスリッパ俺の? わーい♪」


さりげにお揃いですv

料理がよく見える角度ですよー

つい牧のポーズが可愛くて接写(笑)

「仔羊のローストでございます。ソースはエシャロットと赤ワインで作ったヴァンダール……違った。ヴァンルージュです。ソースはもっとたっぷりおかけしましょうか?」
「……すっごいなこれ。まさか自分で作ったなんて言わねぇよな?」
「そこは企業秘密でございます。あ、パンはおかわりもございますよ?」
「エシャロットとバンルーなんとかって何だ?」
「エシャロットは小さい玉ねぎで、ヴァンルージュは……ソースの名前です」




この食事と食器類、すっごく綺麗ですよね〜v
これはリーメントの三ツ星レストランというセット(350円くらい)です。

つい牧のポーズが可愛くて接写(笑)

「お前の分は?」
「は?」
「だからお前の分だよ。台所に残してあるのか?」
「え……。いえ、肉はそれで全部ですけど」
「お前はもう一人で晩飯食ってたんならいいよ。そうじゃないなら、これを一緒に食べよう」
「いや、俺はいいっすよ」



鴨肉がよく見えるアングルですよ〜♪

「何でだよ? 腹減るだろ?」
「……わ、わたくしは給仕ですから、お客様に気を遣っていただかなくて結構ですので、どうぞお一人でお食事なさって下さい」
「……さっき帰宅した時焦げ臭かったが、お前、もしかして」
「お客様、料理が冷めます。お召し上がり下さい」
「焦げなかった分を俺に全部出してくれたのか……」




「あーもー! いいから食べてってば! なんだよもー。せっかく頑張ったのに。早く食べて感想聞かせてよ〜」
「悪かった。じゃ、遠慮なくいただくよ。いただきます」
「はい、どうぞ♪ あ、香草は無理して食べなくていいっすよ」
「凄いな、本格的だ……」




ワイングラスには白ワインが入ってるとでも思って下さい。
本当は肉料理には赤ワインなんでしょうけど。だってワイン持ってないんだもん。


「ナイフとフォークで骨付き肉食うの下手なんだよ……」
「手で持ってガブッといっちゃっていっすよ。どうせ家なんだしさ。気兼ねなく食べれるのが家の良さでしょ」
「そうだな。じゃぁお言葉に甘えて」
「はい。……ね、美味い?」
「うん。柔らかくて美味いよ。ソースもいい味だ」
「良かった〜。実は焦がしたとこ削いだから、焦げ臭かったり硬くなってたら台無しだと思ってたんだ」


仙道、牧の食べてる顔をガン見。
仙道、肉より牧を食べたいと思ってる顔してますね(笑)

ちょっと照れながら食べてる牧v


料理を食べ終える頃、仙道がデザートを手に戻ってきました。

「おい、流石にそんなに食えないって」
「パンは残していいですよ。デザートどうぞ」
「え、いや、だって……パン、まだほのかにあったかいし……」
「何遠慮してんすか。バニラアイスにフレッシュ苺たっぷりのせて、生クリームと苺ソースをかけたデザートなんですよ? パンとどっち食べたいの?」
「……デザート下さい」




甘い物の好きな男性っていいですよね〜v



〜 食事も終えて30分後 〜


仙道ファンにサービス……ではなく、本のアップを見せたくて



「……ん? なんかいい臭い」
「シェフ仙道さんへカツ丼一丁! お待たせしました〜ってな」
「え!? 俺に飯作ってくれてたの?」
「おう。お前晩飯まだなんだろ。昨日の惣菜の残りのカツで作った手抜きカツ丼だけど、食えよ」



仙道の読んでる雑誌のアップをぜひ見て下さいv
Lucaさんありがとう〜vv

幸せを噛み締めながら味わってます。


「すっげー嬉しい!! しかも美味しいよ!!」
「そりゃ良かったな。……うーん、こんな布でエプロンとは考えるなぁ」
「おお! 牧さん似合いますよ、可愛い〜v」
「バカ言うな。お前がするとシェフだけど、俺がすると魚屋のおっちゃんだ」
「んなこたないっすよ。マジ可愛いって!」




カツ丼のアップも見てね♪ これもリーメントのディスプレイシリーズです。


チューしてるよりこっちの写真の方が照れる……(*^-^*)


「ごちそうさま……ありがとう」
「こっちこそ、立派なディナーをありがとう」
「ねぇ……デザートは?」
「デザートまでは用意してなかったな」
「じゃあさ、デザートより甘いのごちそうになっていい?」
「……甘いかどうかは保証せんぞ」


はい、台詞からしてお約束〜(*^v^*)

オマケ。牧、仙道に隠し撮りされてます(笑)



「ほんのり苺の香りする……」
「さっき……食ったから」
「春の味だね……」
「…ん。……もう喋るな」
「うん」




春は苺味のお菓子の新製品が出回ったりしますよね。
きっと仙道にとってとびきりの春の味覚だったことでしょう。ラ〜ブラ〜ブラ〜ブ(///)
……でも苺の旬って初夏のような?


* end *


☆…………☆…………☆…………☆…………☆…………☆


シャツの布は家にあった古布、スリッパも厚紙と余り布なので制作費はボタンの80円だけ♪
まだまだ食玩あるので、食べ物ネタには困りませんし、安く楽しく遊べました。

シャツ、一枚目より丈を長くして、襟も大きくしました。
でも襟は大きすぎて失敗した感じ……ポケットの位置も微妙だし。
まだ納得のいく出来ではないのと、一回目の半分の時間で制作出来たので、
三枚目も作ってみようかな……。ボタンもまだあまってるし。

そうそう。写真の枚数が増えて申し訳ないなーと思いましてね。
何かいい方法はないかなーと考えて、写真を小さくしてみようかなーと……。
気持ち、小さくしたんですが。あまりに気持ちなだけで全然変わってないかも。
もしもっと写真小さい方がいいとか、枚数減らして欲しいと思われましたら、
お名前いらないので拍手でコメントにそう書いて下さいな。参考にします。

最近、ちらほらとドールの感想をいただいたり、自作ドールのお写真を
メール添付していただいたりと嬉しいことが増えましたvv
このコーナーを見て下さる方の中には、ドール系が好きor興味がある方もいらっしゃるのですねvv
ぜひぜひ、牧や仙道ドール以外でもかまいませんので、梅園にも見せて下さいな♪
あ。ドールでこんなことして欲しいといったリクもありましたら教えてねv
それにしても…こんなアホコーナーに皆様暖かい感想ありがとうございます!やる気みなぎります!

さて。次の目標もマトモなシャツです。もはや意地。
良かったら次回も楽しみにしてやって下さいませ〜v(^o^;)