梅園お気楽日記号外「梅園東京オタク旅行記」



2003年2月23日(日) 前編

AM8:00。タイマー音で起床。結局どんだけ睡眠時間がとれたのか、もう考えたら悲しくなるので考えない。
虚ろな目で鏡をぼへらーと見ていた私にダンナが「…怒ってる?」とでっかい図体を小さくしながら聞いてきた。内心「俺の目の下のクマをどうしてくれるー!!ちっとも疲れとれなかったわよー」と怒鳴りたい気持ちでいっぱいだったけれど。昨日、オタクではないダンナにまんだら○で本を探させたり道案内させ、あまつさえ今日など会場まで案内してもらうことを思えば…やはり笑顔っつーのは生まれるもんでして。「いやー、疲れていたんだよね。しょーがないさ。さぁ、今日も元気にいくじぇー」と空元気を振りまいたよ。梅園…この瞬間、大人ぢゃーん(笑)

朝食は和洋バイキング形式。温泉宿のバイキングと間違えて「何でこんなに種類少ないの?これが東京なの?」と言いそうになった(笑) 体力のない梅園はせめて胃に優しくとおかゆと和食のおかず。ダンナも朝は食欲がないのか和食。年寄り夫婦みたいだなぁ。

しっかり食べたし、いざいざ、大本命の「花流オンリーイベントVol.10とLOVE BEAMS」に行くべくしっかり化粧だ!!
シャワーをあびて寝癖をとって。年に3回くらいしか塗らないマスカラとアイライナーをしっかりやって。鏡に映るは普段よりかなり大人な自分。小さい目も少しは大きく見える。低い鼻は…こればっかりはどうしようもない。そのまんまだ。←当たり前(笑) ダンナにも「今日の悠花は大人だなぁ。できるOLさんみたいだよ」などとおだてられる。梅園は内心『“梅お姉様…凛々しい。頼らせて下さいませ…v”なんていわれちゃったらどうしよう♪ そしたら大人の魅力で子猫ちゃんをたぶらかして牧らぶ者に洗脳しようかにゃー』などとろくでもないシナリオが頭を駆け巡った。…睡眠不足の梅園の思考などこんな程度である。

お天気は曇り。寒くもないしあったかくもないのは昨日と同じ。雨だっていう天気予報がズレて良かったなぁ♪
目白にAM11:30に着いて駅構内のカフェでダンナと早めの昼食。といっても流石にお腹が減ってないのでチーズケーキと紅茶。イベント終了まで何も食べれないと思っていたので頑張って食べる。…胸焼けが…ううう…。

私設オンリー支援サイトさんの写真付地図のおかげで迷うことなく会場まで歩く。これが有名な皇室の方々が通うお金持ち学校かぁ…とぼんやり見上げながら。花咲いてるよ?まだ2月なんだよ??
梅園と解る様にと初めて使うことにしたハチクロトートバッグ(緑色)を会場に入るまではダンナに持ってもらう。会場外でバレて石を投げられたら嫌なので(笑) ふふふ…まさかダンナが持っているとは誰も思うまい。完璧なフェイクに梅園にんまり♪

PM12:05、目白カルチャービルに到着。何階が会場だったかな…とマヌケにも忘れていた私にも大変親切なでっかい看板がお出迎え。「花流4階」と毛筆ででかでかと書かれた看板に「うはー…こりゃまた…ありがたいような照れくさいような」と苦笑い。
ダンナは「じゃあ、俺はこれから東京タワーとプロレス観戦で楽しんでくるから」と去っていった。
……急に不安感に心臓が苦しくなる。どうしよう…誰も声かけてくれなかったらどうしよう。自分からかけたくても相手の特徴全く知らないんだよ…。どうしよう…ス○○○さんにいぢめられたら…反撃していいのか悪いのか解んねーよ…。

色々ぐーるぐーる考えたけど。ここまで来たからにゃあ後には引けぬ。うおりゃー☆
と、ガラスの扉を開くと。もう既に開場を待つお嬢さん達がいっぱい。梅園の小さい肝っ玉はまさに3mmに。死にそう…ぐしん。 それでも新刊を先に清○さんに渡せるようにといただいた「サークル入場証」を財布から取り出してエレベーターへ乗り込む。

参加証を手渡し、一般の方より少し早く入れてもらう。パンフレットを「どちらにしますか?」と聞かれ「記念に、両方下さい!!」と勢いよく言う。もう既に緊張で声がひっくり返ってるよ…。 驚きつつも先着100名(?)がもらえる花道蛍光ペンと海南高校クリアフォルダーを渡して下さった。もう…もうこれで思い残すことはない…。←早すぎ!!(笑)

入ったはいいが、どうしてよいのやらとキョロキョロしていると、三年前にお会いした花流の先輩リ○さんが「梅ちゃんでしょ!!」と声をかけて下さった☆ うおおお、もうオイラそんとききっと捨てられた犬みたいな顔してたかも。もうもうありがたくて飛びついたね。 以前お会いしたときは金髪だったけど綺麗な茶髪になっていてカッコよさ倍増になった彼女に「リ○さん変わったね!!カッコイイよ」と一生懸命言うと「梅ちゃんは…同じ感じだから解ったよ(笑)」と。嬉しいやら情けないやらもう興奮しまくっていてなんでか「ありがとう」とか言ったような気が…。←なんでお礼言ってるんだ。アホだよ俺。

感激の再会をしているとビッグなサイトで有名な、メールでいつもいぢめて…いえその、かまって下さるス○○○さんがいらして「あらー、来れたのね。初めまして♪」と!! 瞬間どうリアクションしていいやらで全身硬直。うおー怖いー☆でも嬉しいー☆ あまりの緊張に「うわー、ス○○○さんって思っていたより普通の女性で嬉しいです!!」と、でっかい爆弾失礼発言をぶちかましてしまった。 「何おぅ!?失礼ねぇー全く」と言いながらも笑顔の彼女にハートを盗まれた。華やかなスカート姿が魅力的でしたvv

「梅ちゃーん、こっちよー」と優しい声に首を向けると、笑顔の清○さんが!!スレンダーなカッコイイボディと柔らかな笑顔vv 大人としてしっかりしたご挨拶をと思って緊張していたのに「うわーうわーお会いできて嬉しいですーvv」と、その後何を言ったか覚えていないほど嬉しさと感激で普段の自分に戻ってしまった…情けなさすぎ☆
清○さんが一生懸命まさにコピー本新刊を作っている忙しい皆様を一気にご紹介して下さった。そう、私はコレを手伝いに早く入ったのだったと本来の目的を思い出して作成に参加。これが当日製本という作業なのか…熱い、熱いぜ!!…しかし、緊張もあるけど後から入ったので何をすればよいのやら。あたふたしているうちに皆様の素早い仕事っぷりに完成!!

その後やっとキ○○○○さんや匡○さんと少しゆっくり話せました。キ○○○○さんは優しい微笑みで大人なご挨拶vそしてご親切にも「荷物とかあったらここに置いていいわよ」とまで。感激したですよ。嬉しくって心の中で『私の帰る場所ができた』と勝手に思う。←ずうずうしいのはどこにいっても変わらない梅園…。
自分より8歳(それ以上?)年下の匡○さん(目の大きな美人ちゃんなのだ)のはつらつとした笑顔につられて梅園も不安がパーっと消えたように元気ムクムク☆

慌しくも凄い熱気がすでに充満した狭い室内(失礼だけどやはり広いとは言えない)は素晴らしい活気に満ちていた。
いよいよ一般開場時間。主催者さんのご挨拶の後、サークルさんに渡されていたのでしょうクラッカーが派手に打ち鳴らされた。これが、これがオンリー開催の幕開けなのね!!うおおお、魂に火がついた!!すげー、すげーよ!!

早速LOVE BEAMS(海南・翔陽・綾南オンリーイベントの名称です)の方に入り込む。もちろん目当ては仙牧&牧仙だ!!目をぎらぎら血走らせながらサークルさんの机上を見つめる。牧、今見つけてやるぜぇええ☆前日に全くといっていいほど牧ゲット戦果のなかった梅園は悲痛なまでに牧を欲していたのだ。だからもうチラリと牧の風味を感じ取ったらすぐ飛びつく!!表紙に牧と仙道がいたらもう悲恋でもかまわない!!(普段は悲恋もの苦手で買わないのだ)とばかりに内容も確認せず買いました☆ 少ないといえば少ない。思っていたよりはあるといえばあるような。それでも数冊ゲット♪

PM1:30になり、あわてて花流オンリーの方へ移動。キ○○さんのスペースで会いましょうとま○○さんと約束をしていたのだ。
行ってみるとほんわり優しげな方が座って一生懸命売っている。流石人気者だぜキ○○さんvv おっと、オイラも買いたいから並ばなくてはいけないじぇ。ドキドキとご挨拶できる期待感で胸をときめかせつつ並んでいるといよいよ私の番が。「初めまして、キ○○さん!!梅です!!」やったぜ、声もひっくり返らなかったぜ☆ するとふわりと優しい笑顔で「わぁ、梅さんー」と。そして予約していた本も一緒にわざわざ紙袋に分けていて下さったのを手渡していただいたvvv 感激と嬉しさで震えていると「後ろにま○○さんがいるんだけど…」。
奥を覗くと何やら一生懸命頑張っている色白の方が顔をあげた。メールで写真を見せてもらったので間違いない。二人して同時に「うわーこんにちはー☆」と喜びのご対面!! …が、しかし。どうやら人様のコピー新刊作成のお手伝いが終わらない様子なので後で一緒に回りましょうと約束をしてその場を離れる。頑張ってるま○○さんも可愛いじぇ…vv

一人でさらりと花流オンリーを流し見した時、声をかけていただいた。なんと、MSMでいつも楽しい感想を下さる晴○さんだと言うではないか☆ ほんわかした可愛い笑顔で「バッグで分かりましたv」と。ありがとう、梅園を発見してくれて!! お互いに牧らぶな私達は速攻で意気投合。「二人で牧を探しに回ろう♪」とLOVE BEAMSへ向かう。その時「ケーキってどこに飾られるんだろうねー」と梅園が言うと、晴○さんは「もう飾ってありますよ」とな。えー!??どこどこどこ??と、案内してもらって見てきました。
運搬の途中でアクシデントがあったらしくケーキはちょっと…ひしゃげていた(笑) そのせいで牧の上に藤真が乗っかっている(笑) 「流石藤真様ですよね」と言われ、なるほど…もうちょっと当たり場所が違っていたら仙牧になっていたのにと思っていた私…晴○さんの清らかな一言にちょっと恥ずかしくなりまちた。いやん☆

LOVE BEAMSで先ほど会えなかったバ○○○○○さんとブ○○○さんにお会いする。うっきゃー☆どちらもとっても可愛く優しい方で、思わず挨拶の後にいっぱい話してしまう。ブ○○○さんに「バッグで分かったよ♪」と言われ、しかもバッグも褒めてもらえて、ただでさえ緊張していたのに有頂天になり早口で喋ってしまった。自分でも何を言ったのやら覚えていない…。
あわあわしながらも喜んでいると元気な声で「梅園さーん、べ○○○です!!」。振り向くとちょっと背の高い快活な人が。「おお、君がべ○○○さんか!!会えたねぇv」とご対面。

沢山の方と初めてのご対面をいっぱいして梅園、室内の暑さと感動と興奮とでだんだん酸欠になってくる。水…水をくれぇぇ…と思ったとき。べ○○○さんが「これ、飲んでもいいんだと思いますよ」と、休憩コーナーにあるお茶を指差した。正直飲んでダメといわれても飲みたいほど咽が渇いていたのでなんと嬉しかったことか!!しかも偉そうに人についでもらうし(笑)
お茶が飲めるー♪と喜んで待っていたとき、美人で小柄な女性が静かに梅園に近づいてきた。道を開けようと思ったら「…梅園さんですよね…ナ○です」とな!!うおー、メールで話している時と同じようにしっとりとした色気を感じさせる女性だよ☆ ドギマギしながら挨拶をしていると「こちらはヒ○○○さんです」とお隣の方をご紹介して下さった。おお、仙流なお二人とこうしてお話できようとは!!明るい笑顔が眩しいvv
嬉しさでハイテンションな私は偉そうに「彼女達にもお茶入れてあげてvv」とべ○○○さんをコキ使う。…年下をコキ使うのはオバハンの特権なのだ…耐えてくれべ○○○さん…。 そして四人で出会えたことに乾杯☆ お茶が五臓六腑に染み渡るじぇ…vvv





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